発達障害者の就労、自立支援 講座やセミナー、相談室も 桑原由美子さん(53)
「ゆあしっぷ」理事長として、発達障害者の就労や自立を支援し、セミナーなどを通じて地域社会への啓発や理解を深める活動に取り組む。活動の柱として掲げるのは「あたりまえを学ぼう」だ。
自身の娘の発達障害に気付いたのは2歳の時だった。他人とコミュニケーションがうまく取れず、感覚が過敏。他の子の成長と比べては思い悩み、孤独を感じた。小学校低学年時、福岡への転居を機に福岡発達障がい者親の会「たけのこ」を知り、入会。同じ悩みを持つ保護者たちと出会った。
毎日新聞 2018年10月8日