政府計画、達成難航も
中央省庁の障害者雇用水増し問題を巡り、政府は23日の関係閣僚会議で、国の27の行政機関で本年度内に約1490人の障害者を採用する計画を決定した。法定雇用率(2・5%)を達成するため、2019年4月から12月までに、さらに約2580人を採用し、来年末までに合わせて4千人超に上ることになる。
ただ根本匠厚生労働相は記者会見で、計画達成は「容易なことではなく、相当な困難を伴う」と強調。その上で「進捗状況や課題を関係閣僚会議でフォローアップし、それでも達成できない機関には要因を分析して具体的な取り組みを再検討する」と表明した。
2018年10月23日 福井新聞