ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

盗んだクラブ、障害者に梱包させネットで売る

2018年10月28日 13時12分46秒 | 障害者の自立

 車からゴルフクラブなどを盗んだとして窃盗容疑で逮捕された会社経営の男(42)(神戸市)が、運営する障害者就労継続支援事業所の障害者に、盗品を梱包(こんぽう)させ、インターネットで売っていたことが、兵庫県警への取材でわかった。事業所は神戸市から給付金を受給しており、県警は運営実態を調べる。

 捜査関係者によると、男は今年6月、事業所を設立。リサイクル品のクリーニング作業を行うとして募集した複数の障害者に、盗品のゴルフクラブなどを磨かせたり、写真撮影や梱包をさせたりしていた。梱包した盗品は、オークションサイトなどに出品していたという。

 県内では1月以降、車からゴルフ用品が盗まれる事件が約580件相次いでおり、捜査していた県警が、盗品のゴルフ用品が事業所に持ち込まれ、梱包作業が行われたのを確認した。

2018年10月26日    読売新聞


障害者の表現 笑顔あふれる 126人の絵画展

2018年10月28日 13時02分47秒 | 障害者の自立

 県内の障害者126人の絵画を紹介する「みちあふれる表現」展が26日、周南市立駅前図書館で始まった。障害者に発表の場をと、市内の障害福祉サービス事業所「周南あけぼの園」が2013年から開催。大賞の「HeARTful賞」に、防府市の藤谷幸子さん(31)と、下関市の牧凪紗(なぎさ)さん(17)がそれぞれ選ばれた。

 「今までたくさんの人に助けられてきたので、社会人になったら今度は私が助けてあげたい。得意な絵で笑顔にさせていきたい」

 この日、館内であった入賞作品の表彰式。牧さんは用意したあいさつ文を元気よく読み上げた。

 豊浦総合支援学校高等部の2年生。受賞した「クルーズくんとキャンディちゃん」はアクリル絵の具やクレヨンなどを使い、2匹の愛犬を表情豊かに描いた作品だ。2匹の好物の果物も添え、背景の色に自分の好きなピンクを選んだ。

 できあがった絵をみんなに見てもらったら、「笑顔になれるね」と言われ、とてもうれしかったという。

 小さな頃から絵が大好きで、ウサギや猫をよく書いた。「高校生になってからは、いろんなテーマにもチャレンジし、毎日頑張っています」と笑顔をみせた。

 もう一つの受賞作「幸せいっぱい」で、藤谷さんがモチーフにしたのは地元の春日神社参道にある「ハート桜」だ。枝ぶりがハートの形をした一本桜で、カップルや家族連れらに人気がある。生命力あふれる満開の花びらをカラフルな色使いで表現した。

 デイサービス施設で働く藤谷さんが絵を描き始めたのは小3の頃。支援者の勧めで初めて応募した作品が思いがけず大賞に選ばれた。「びっくりしています。大好きな絵をこれからも描き続けたい」と喜んだ。

 また、周南あけぼの園で創作活動に励む徳原望さん(31)の「金魚さんたちの14匹に泳いでいる」が名誉賞に選ばれた。28日まで。入場無料。

写真・図版

大賞を受賞した牧凪紗さん(左)と藤谷幸子さん

朝日新聞           2018年10月27日


視覚障害者がボランティアに 参加の動き

2018年10月28日 12時26分21秒 | 障害者の自立

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、視覚障害者が大会ボランティアへの参加を目指す動きが広がっている。日ごろはボランティアをされることが多い視覚障害者がボランティアをする側に回れば社会とのつながりが広がる。大会をきっかけに多様性を受け入れ、社会が変わることが期待されている。

 

 12年ロンドン五輪では大会ボランティアのうち4%が障害者だったとされるが、視覚障害者の参加例はほとんどない。全盲や弱視の視覚障害のある人は、一人では行動への制約が多く、案内や受付など単独で活動するのは難しいためだ。

 大会に関わりたいという視覚障害者は多い。先月25日には東京都内で盲学校のしんきゅう・マッサージ課程の教員を養成する施設が主催して大会ボランティア参加を目指すセミナーが開かれ、約60人の視覚障害者らが参加した。筑波技術大1年の村田勇樹さん(19)は「たくさんの人に助けてもらってばかりなので、助ける側の気持ちも知りたい」とボランティアへの思いを話す。

 セミナーを企画した筑波大学オリンピック・パラリンピック推進室の宮本俊和さんが今年3月に発行した冊子「さぁ、ボランティアしよう!」では視覚障害者のスポーツイベントでのボランティア例が紹介されている。しんきゅう・マッサージの活動が多いが、健常者とペアを組むなどすれば、受付や案内など活動の幅が広がるという。

 宮本さんは「障害者はボランティアされる側だと思っている人が多く、する側として受け入れる発想がなかった」と話す。セミナーの参加者からも「自分は何ができるのかイメージできていないが、トライしてみたい」との声が上がった。どういう手立てやサポートがあれば参加できるのか、大会を機にモデルを作り、遺産(レガシー)としたい考えだ。

 先月26日に始まった大会ボランティアの応募サイトでは視覚障害者向けの対応が不十分だったが、大会組織委員会は改善を進めている。組織委ボランティア検討委員の二宮雅也・文教大准教授は「まずはボランティアの現場で多様な人々を受け入れ、社会に応用しなければならない」と話した。

毎日新聞           2018年10月26日


「アクション展」障害者アート 広がる可能性

2018年10月28日 12時10分01秒 | 障害者の自立

 障害者の芸術活動に関わる人や団体を紹介し、活動に向けてのビジョン、課題を共有する「Action(アクション)!~1人ひとりのもつ可能性を活(い)かす仕組みを考えるアート展」が26日、大分市寿町の県立美術館で始まった。国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭の分野別事業で11月4日まで。入場無料。
 2015年から毎年の4回目で、総集編。障害者の芸術活動で先進的な取り組みをしている平川病院(東京都)や知的障害者施設「しょうぶ学園」(鹿児島県)の利用者が制作した絵画作品などを展示している。
 ほかにも福祉施設「クリエイティブサポートレッツ」(静岡県)が運営する施設の一室を再現。クリエーターと企業や福祉施設をつなぎ、さまざまな人々の出会いと協働の機会を創出している「スローレーベル」(横浜市)の取り組みもパネルで紹介している。
 企画した別府プロジェクトの山出淳也代表は「障害者の作品がどのように生まれるのか。支える人の姿も知ることでよりよい社会の在り方を考えるきっかけにしてほしい」と話した。 ※この記事は、10月26日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。

展示を鑑賞する来場者=26日、大分市の県立美術館
展示を鑑賞する来場者=26日、大分市の県立美術館
 
大分合同新聞         2018/10/26       おおいた大茶会

妊婦や障害者と手助けしたい人とをマッチングする「&HAND」を「超福祉展」に出展

2018年10月28日 11時10分22秒 | 障害者の自立

~ 11月7日・10日には体験会を実施 ~

一般社団法人PLAYERS(以下、PLAYERS)は、2018年11月7日(水)~13日(火)の7日間、渋谷ヒカリエなどで開催される「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」(通称:超福祉展)に、LINEなどを活用し、身体・精神的な不安や困難を抱えた人と手助けしたい人とをマッチングするプロジェクト「&HAND(アンドハンド)」を出展します。

 「&HAND」プロジェクトは、ヴィジョン「やさしさから やさしさが生まれる社会の実現」に共感した企業や団体、個人からなる活動体です。LINEなどを活用し、身体・精神的な不安や困難を抱えた人と手助けをしたい人をマッチングし、具体的な行動をサポートするサービスについて、リサーチやプロトタイプ開発、実証実験、情報発信などの活動を行っています。
 「超福祉展」は、障害者をはじめとするマイノリティや福祉そのものに対する「心のバリア」を取り除こうと、2014年より毎年11月に渋谷ヒカリエを中心に開催されている展示会です。

 PLAYERSによる「&HAND」の出展は、昨年に続いて2回目となります。今年は、妊婦向けのサービス「スマート・マタニティマーク by &HAND」や、オープンイノベーションによる最新プロジェクト、視覚障害者向けの新サービス「VIBLO by &HAND」などをご紹介します。また、「スマート・マタニティマーク by &HAND」および「VIBLO by &HAND」プロトタイプの体験会を実施します。

 以下、今回の出展内容です。


■ 展示ブース

 妊婦向けのサービス「スマート・マタニティマーク by &HAND」のプロトタイプ展示および最新プロジェクトをご紹介します。

・期間:11月7日(水)~13日(火) 11時00分 ~ 20時00分
・場所:渋谷ヒカリエ8階 8/ COURT・CUBE


■ シンポジウム:やさしさから やさしさが生まれる社会へ ~ &HAND体験会 ~
「&HAND」プロジェクトの中から、PLAYERSと東日本旅客鉄道株式会社による「mimamo by &HAND」、大日本印刷株式会社などによる「スマホで手助け実験」、PLAYERSと日本ケアフィット共育機構による取り組みや、今後予定している実証実験、2020年に向けての展望などをご紹介します。また、実際に「スマート・マタニティマーク by &HAND」を体験いただけます。
・日時:11月7日(水)17時00分 ~ 19時00分
・場所:渋谷ヒカリエ8階 8/ COURT・CUBE

■ イベント:テクノロジーで点字ブロックをアップデート「VIBLO by &HAND」体験会
 「&HAND」プロジェクトの中から、点字ブロックをスマートスピーカーやLINEと連携させ、視覚障害者の外出を「声」で支援する「VIBLO by &HAND」のご紹介と体験会を開催します。
・日時:11月10日(土)15時00分 ~ 16時00分 ※雨天中止
・場所:ハチ公前広場
※ 本プロトタイプは、同日開催の「LINE BOOT AWARDS」のFINAL STAGEでも展示します。「LINE BOOT AWARDS」の詳細については、リンク をご確認ください。

【 超福祉展 開催概要 】
 タイトル : 「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」(通称:超福祉展)
 開催期間 : 2018年11月7日(水)~ 13日(火)11時00分 ~ 20時00分
 開催場所 : 渋谷ヒカリエ8階 8/ COUT・CUBE、ハチ公前広場(11/10)、渋谷駅13番出口地下広場
       (11/10)、渋谷キャスト スペース(11/10~11)ほか渋谷区内各所にて
 入場料  : 無料
 主催   : 特定非営利活動法人ピープルデザイン研究所
 URL   : リンク         http://www.peopledesign.or.jp/fukushi/

■ &HAND(アンドハンド)
LINEなどの手段を活用し、身体・精神的な不安や困難を抱えた人と、それを手助けしたい人をつなぎ、行動を後押しするプロジェクト。ヴィジョン「やさしさから やさしさが生まれる社会」の実現を目指しています。2017年LINE「LINE BOT AWARDS」グランプリ受賞(「&HAND」サービスとして)、2016年Google「Android Experiments OBJECT」グランプリ受賞(「スマート・マタニティマーク」として)。 リンク

■ 一般社団法人PLAYERS
「一緒になってワクワクし 世の中の問題に立ち向かう」をスローガンとした、多様なプロフェッショナルからなるコ・クリエーションチーム。社会が抱える様々な問題に対して、リサーチ、ビジョンメイキング、コンセプトデザイン、プロトタイピング、コミュニケーションデザインなどのあらゆる手段でアプローチし、解決へと導きます。 リンク

一般社団法人PLAYERS              2018年10月26日