ゴエモンのつぶやき

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障害者の就労を促進 46社参加し面接会

2012年09月29日 02時25分17秒 | 障害者の自立
 障害者の雇用促進を図ろうと、大分労働局などは25日、障害者向けの就職面接会を大分市内のホテルで開いた。
 県内の製造業やサービス業など46社と身体、知的、精神障害者ら約290人が参加。求職者や就労支援者が各企業のブースを回り、仕事内容や就業時間などの待遇、求めている人材について質問した。
 労働局によると、2004年の県内の障害者の新規求職者数は977人。以降、増加を続けており、昨年は1792人に上った。昨年度は初めて大分、別府、中津の3市で就職面接会を開催し、3市計85社が参加、計46人の就職につなげた。本年度も3市で開く。
 就労支援機関の担当者は「『障害者年金が将来、打ち切りになるのでは』などの不安から仕事を求める人が増えている。近年は企業の障害者雇用への理解が進んできており、ありがたい」と話した。


県内46社、求職者約290人が参加した=25日、大分市のホテル

大分合同新聞-[2012年09月28日 14:43]

健常者と障害者、共に歌おう テノール歌手・茶木さん、合唱団を設立 /奈良

2012年09月29日 02時15分48秒 | 障害者の自立
 ◇同じ立場で交流の輪

 外に出る勇気を持って−−。生まれつき視覚障害を持つテノール歌手、茶木敏行さん=大阪府河内長野市=が、健常者と障害者が一緒に歌う合唱団を設立し、障害の有無を超えた交流の輪を広げている。「障害者に手をさしのべるのではなく、同じ立場で向き合うことが大事」と話し、「うまくなくてもいい。共に歌いましょう」と呼び掛けている。

 高校を卒業するまで盲学校に通っていた茶木さんは、「外の世界との関わりがなかった。健常の人たちがどうしているのかを知りたいと思っていた」と当時を振り返る。

 その後、実技試験は全て暗記、筆記試験はルーペを使って臨み、大阪芸術大に進学。80年代は同大学などで学んで音楽の才能を開花させた。90年以降はヨーロッパで活動するなど、テノール歌手として活躍。その一方で、障害者と関わることが少なくなり、高校時代までの自分の思いから、障害者が社会の和に入る場が必要と考えるようになった。

 04年ごろ、大阪市内で知人が参加している合唱団の練習を見に行く機会があった。後ろの席で見学していると、知的障害を持った女の子が大きな声で歌っている。しかし練習の途中で、合唱団の役員が女の子とその母親に何かをそっと伝え、間もなく2人は退室した。不思議に思い練習後、役員に話を聞くと、「音が外れているので、演奏に差し支えかねない」と退室をお願いしたという。

 楽しく歌っていた女の子や母親の気持ちを想像すると胸が痛んだ。「歌いたいと思う人が気兼ねなく歌える場所が必要だ」。合唱団を作ろうと決意した瞬間だった。

 そして07年の秋ごろ、奈良で音楽活動をしているメンバーら約10人と一緒に、念願の合唱団を設立した。当初は名前を考えていなかったが、練習場所の申請をする際、団体名が必要になり、茶木さんが思いついたのが「NSK混声合唱団」。奈良、障害者、健常者の頭文字を取って命名した。

 設立した直後に、奈良市のなら100年会館で公演。メンバーは約40人で、その中には視覚に障害を持つ人も加わっていた。

 固定メンバーの合唱団とは別に、べートーベンの「交響曲第九番」を歌うための参加者を募集する活動も始めた。09年と11年には、いずれも奈良市内で公演を行い、それぞれ約280人と約220人が集まった。障害を持った人もいて、美しいハーモニーで第九の合唱を披露した。

 合唱団は現在、約40人が在籍し、月3回程度の練習に励む。9月20日、奈良市西部公民館で行われた練習には約30人が約2時間、ピアノの伴奏に合わせて、熱のこもった歌声を響かせた。茶木さんは時折、自分で歌って見本を示しながら、「もっと声を出して」などと指導した。

 この日の練習には、大阪市の大井雅美さん(39)が、全盲の小学5年、佑真さん(11)と同、和真さん(11)の双子の息子と参加。「本人のやる気があっても、(障害を理由に断られて)習い事に行くのは難しい。ここは(受け入れてくれる上に)みんなと同じように先生がほめたり、注意したりしてくれて、子供たちもやりがいを感じてる」と話す。佑真さんは「外に出て歌うのが楽しい」、和真さんも「いろんな歌が歌える」と喜んでいた。

 10年前に0・08あった視力は徐々に落ち、今は光と影が見える程度という茶木さん。「障害者の人が参加してくれれば、健常者が障害者のことを知るきっかけにもなる。健常者の中に一人で入っていくのは勇気がいるものだし、楽しいことだけではなく、乗り越えないといけないこともあるかもしれない。だけど、自分で切り開いたということが、きっと本当の喜びになると思う」と笑顔で話した。

 ◇参加者募集

 14年1月26日に行う合唱の参加者を募集している。曲目はショスタコービッチの「森の歌」。会場は奈良市内の予定で、茶木さんは「200人以上でやりたい」と話す。参加費は1万5000円(ガイドヘルパーが必要な障害を持つ人は7500円。ヘルパーも練習に参加する場合は2人で1万5000円)。奈良と大阪に練習会場を設け、奈良は13年の1月17日から、大阪は同月12日から練習を開始。申し込みはなるべく練習開始までにメールか電話で、奈良NSK事務局(mk_11ikaruga@yahoo.co.jp、090・1584・1695)、大阪NSK事務局(ca_kurotaro-5774@beach.ocn.ne.jp、06・6531・6044)まで。

毎日新聞 2012年09月28日 地方版

障害者虐待防止策を冊子に

2012年09月29日 01時15分33秒 | 障害者の自立
 広島県知的障害者福祉協会は、障害者虐待防止法の施行に合わせ、障害者への虐待の事例や防止策をハンドブックにまとめた。協会に加盟する県内の福祉事業所137施設に無料で配り、職員の研修などに役立てる。

 A5判、60ページ。「何度言っても理解できない人を蹴る」「トイレを失敗した人を大勢の前で叱る」など、福祉の現場で起きやすい虐待27例をイラスト付きで紹介。虐待を受けた人の心情や、虐待した人が本来どう行動すべきだったのかを解説している。

 同協会の縄手建会長(76)は「自らの言動を客観的に振り返る機会にしてほしい。虐待の芽を早めに摘みたい」と話す。希望者には250円で販売する。同協会=電話082(254)3416。


【写真説明】障害者への虐待を防ぐためのハンドブック

'12/9/28-- 中国新聞

障害者虐待の通報窓口を開設 10月1日から 神奈川県内の自治体

2012年09月29日 01時12分13秒 | 障害者の自立
 神奈川県内の自治体は10月1日、障害者への虐待について、本人や発見者から通報を受け付ける専用窓口「障害者虐待防止センター」を開設する。障害者への虐待を禁止し、発見者に通報を義務づける障害者虐待防止法が同日施行されるのに伴い設置する。

 横浜市では、専用電話((電)045・662・0355)を設置し、精神保健福祉士や社会福祉士など委託会社の専門職スタッフが、通報や届け出を24時間365日受け付ける。電話の内容から虐待が疑われる場合は、市や区の職員らが電話や面談、訪問などで詳細な調査を行う。虐待が確認された場合は、一時保護などの対応を検討する。

 障害者虐待防止法では、ほかにも障害者福祉施設の設置者や学校などに虐待防止の措置を講ずるよう定めている。

MSN産経ニュース-2012.9.28 17:22