ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

6都県教委に勧告=障害者雇用が不十分-厚労省

2013年02月28日 01時39分18秒 | 障害者の自立
 厚生労働省は27日、障害者の法定雇用率(職員に占める障害者の割合)を達成していないなどとして、東京、岩手、福島、新潟、滋賀、鳥取の6都県の教育委員会に対し、改善に向けた採用計画を適正に実施するよう勧告した。
 都道府県教委の法定雇用率は2.0%(4月からは2.2%)と定められている。しかし、2012年12月時点の6都県教委の障害者雇用率は岩手1.79%、福島1.89%、東京1.69%、新潟1.61%、滋賀1.90%、鳥取1.62%だった。教員免許を持つ障害者が少ないためとみられる。

時事通信-(2013/02/27-17:43)

障害者、企業の戦力に

2013年02月28日 01時35分21秒 | 障害者の自立
 福岡県や北九州市の第3セクターで、衛生陶器メーカー「TOTO」の特例子会社「サンアクアTOTO」(北九州市小倉南区)は26日、障害者雇用を目的に発足して20年を迎えた。

 障害者が働きやすい職場環境を整備するほか、実際に働く姿を見てもらうことで雇用促進につなげようと、会社見学にも力を注いでいる。

 同社は1993年に設立。トイレのバルブやシャワーの部品の組み立て、TOTO商品の取扱説明書やパンフレットのデータ制作などを手掛ける。従業員81人のうち44人が知的や精神、身体障害者で、35人は重度障害を抱えている。

 社内は、車椅子でも楽にすれ違うことができる広い通路や、いすに座ったまま作業できるように作業台が低く設計されている。電源やコードが天井に取り付けられているため、床は完全なバリアフリーで、聴覚障害者に点滅灯で始業や終業時間を知らせるパトライトもある。

 筋ジストロフィーで手足が不自由な柴田あゆみさん(41)は「障害者の社員が多く、肩身の狭い思いをしなくて済む。こういう職場がもっと増えてほしい」と話した。

 「障害者雇用について理解してもらうには、実際に見てもらうのが一番」と、2008年から積極的に見学者の受け入れも始めた。工場内の説明や案内を行うのは障害を持つ社員で、手話を使って説明することも。当時、年間約800人だった見学者数は、12年度は約1900人にまで増える見込みだ。

 特例子会社は、雇用した障害者を親会社が雇ったとみなし、障害者雇用率に合算できる。厚生労働省によると、特例子会社は全国で349社、うち県内では12社(いずれも昨年5月末現在)。

 また、障害者雇用促進法では、従業員数56人以上の民間企業に1・8%以上の障害者雇用を義務づけているが、現在は平均1・69%で、達成企業は半数以下にとどまっているという。

 4月からは法改正により従業員数50人以上の企業に対し、2・0%以上の雇用が義務化され、障害者の雇用促進が期待されている。

 サンアクアTOTOは13年度、これまで働いていなかった視覚障害者1人を含む5、6人を採用する予定。西村和芳社長は「障害者が企業の戦力になっていることを多くの人に知ってもらいたい。少しでも雇用促進の役に立てれば」と話している。


車椅子でも作業しやすいように工夫された社内

(2013年2月27日 読売新聞)

求職情報基に「逆指名」 障害者雇用促進に弾み

2013年02月27日 02時02分34秒 | 障害者の自立
 障害者の法定雇用率が4月1日から引き上げられる中、障害者らを対象に、働く力を向上させるための相談から企業の面接まで一体的に行う催しが25日、大阪市港区の区民センターで開かれた。障害者の就職面接会としては全国で初めて、企業が面談したい人を逆指名するコーナーも設置。予定を超える200人強が来場し、今後の展開に向けて弾みをつけた。

 法定雇用率は、民間企業が1・8%から2・0%になるなど4月から引き上げられるため、障害者の働く力の向上や、雇用に前向きな企業との出会いの場の創出の重要性がますます高まっている。

 そこで今回の催しは「障害者ディーセントワーク(働きがいのある仕事)面接会inみなと」と銘打ち、ハローワーク大阪西と港区役所、企業と支援機関の4者で実施。

 面接会だけでなく、働く準備や生活習慣の支援について相談できるコーナーなども設け、障害者の状況に応じた支援をしようと開いた。来場者側の利点だけでなく、立場の違う4者が一堂に会し、それぞれが取り組む内容を理解し合う情報共有の場にする狙いもあった。

 約20社が集まった面接会では、企業が事前に求職者の公開情報を確認し、面接したい人を指名した紙をボードに張り付ける「リクエストコーナー」を設置。自動車販売会社から面接を求められた下肢障害の女性(40)=同区=は「すごくうれしかった。漫然と面接を受けるのではなく、的を絞って受けられるのが助かる」と笑顔を見せ、同社担当者も「『待ち』の姿勢で面接をしなくて済むのがいい」と話していた。

 また、会場では知的障害者を対象に、働く心構えや面接のポイントなどを伝えるセミナーも実施。あえて面接会とともに開くことについて、人材教育に詳しい講師の中田真理子さんは「これから面接に臨む人にとっては、心の準備ができ、就職の手順が分かる機会になる」と指摘していた。

 来場者は予定の150人を大幅に超え、ハローワーク大阪西の玉野裕子統括職業指導官は「これを機に今回の取り組みを広めていければ」と抱負を語った。


求職者の情報を踏まえ、企業の逆指名が行われたコーナー=25日午後、大阪市港区

大阪日日新聞-2013年2月26日

虐待:「防止と早期発見対応」 障害者対策協、御坊で設立総会 /和歌山

2013年02月27日 01時58分47秒 | 障害者の自立
 「日高障害者虐待防止対策地域協議会」(池田明彦会長)の設立総会がこのほど、御坊市で開かれ、県や御坊保健所管内6市町の行政、警察、消防、医療、家裁の関係者ら計約30人が出席した。

 同協議会は、昨年10月の障害者10+件虐待防止法施行に伴い設立された。協議会部長の野尻孝子・県日高振興局健康福祉部長(御坊保健所長)は「障害者虐待の早期発見と防止に対応したい。気軽に相談してほしい」と話した。

 問い合わせは、「24時間あんしんコールセンター」(0738・23・2439)か、同健康福祉部健康福祉課(0738・22・3481)。

毎日新聞 2013年02月26日 地方版

東日本大震災:被災障害者に、春の贈り物を 鴨川の4団体が菜の花 /千葉

2013年02月27日 01時53分05秒 | 障害者の自立
 「菜の花で鴨川を思い出して」−−。東京電力福島第1原発の事故後、1年近く鴨川市で集団避難生活をした福島県内の知的障害者に、温暖な南房総の春の香りを楽しんでもらおうと、鴨川市内のボランティアグループが25日、菜の花約1200本を収穫、箱詰めして福島県内の各施設に送った。

 集団避難していたのは「東洋学園」(富岡町)など福島県内7施設の約280人。原発事故後、各地を転々とした末、一昨年4月から鴨川市太海の県立鴨川青年の家で集団生活し、昨年2月までに全員が福島に戻った。

 原発事故からまもなく2年。東北地方は例年になく厳しい寒さに襲われていると伝えられていることから、滞在中から交流していた市内のボランティア集団「鴨川義塾」「ウミガメ倶楽部(くらぶ)」など4団体が「寒さに負けず、元気になってもらおう」と、南房総では今が盛りの菜の花を送ることにした。

 この日は約20人が参加し、市内の菜の花の名所「菜(な)な畑(ばたけ)ロード」で花を収穫、箱詰め作業を行った。

 鴨川義塾の椎野瑞穂代表(75)は「福島はまだ一面、雪だという。一足早く春を感じてもらい、鴨川との交流を忘れずにいてほしい」と話していた。


総出で菜の花を摘むボランティアたち=鴨川市の菜な畑ロードで

毎日新聞 2013年02月26日 地方版