ゴエモンのつぶやき

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県が障害者就労考えるシンポ 細川元首相夫人「SOに関わり、自らの偏見に気付いた」

2013年02月27日 01時43分41秒 | 障害者の自立
 長野県主催の「障害者の就労・雇用を考えるシンポジウム」が25日午後、長野市内で開かれ、細川護煕元首相夫人で2005年スペシャルオリンピックス(SO)冬季世界大会を長野に誘致した細川佳代子SO日本名誉会長が基調講演を行った。県インクルージョン(社会的内包)大使を務める細川さんは、知的障害者のスポーツの祭典であるSOに関わることになり、「障害者に対して抱いていた自らの偏見や差別意識に初めて気付いた」と語った。

 「それまでは(障害のある人たちに)哀れみと同情心しか持っていなかった」と話した細川さん。1991年に重い重複障害を持つ熊本県の女の子が銀メダルを獲得したことをきっかけにSOと関わった。障害者福祉について「(政治家の妻として)福祉向上のための予算要望の話しか聞いていなかった。私自身が偏見と差別意識しかない、自分中心で傲慢な健常者だったことを知った」と話した。

 細川さんは「SOの価値観は選手個々の能力は違っていい。それぞれが勇気を持って挑戦しあきらめずベストを尽くした人が真の勝利者。いまの日本にはびこる成果主義とは違って一人一人を大切にする考え方に感動した」と強調。「長野でのSOの成果が問われるのは開催から10年後。全ての人が生き生きと暮らせる社会をつくることだ」と障害のあるなしに関わらない共生社会の実現を訴えた。

 企業や福祉関係者ら約200人が参加したシンポジウムでは障害者の雇用や活動を支援する企業や団体の代表者らが意見交換。仲井道博あさひファーム代表理事は「最初はコミュニケーションが取れず呆(ほう)然(ぜん)としたが、交流することで克服できた」と話した。また佐藤勉ファインシステム社長は「周囲が障害者に仕事をやらせていない。できないと見てしまっている。社内でよく合意形成しておかないと、チームで動くことが難しいことがある」と述べ、健常者側の意識改革が必要と指摘した。


「障害者も周りの人も生き生きと暮らせる社会の実現を」と訴える細川佳代子スペシャルオリンピックス日本名誉会長=25日、長野市内

MSN産経ニュース-2013.2.26 18:13

新政府、障害福祉の公約後退...障害等級制「廃止」はどこに

2013年02月26日 01時31分08秒 | 障害者の自立
障害等級廃止共同行動座り込み189日目、「権力連携型福祉はするな」

障害等級制扶養義務制廃止共同行動は、2月25日午前、汝矣島で記者会見を行い、 「障害者と貧しい人々の権利を保証しろ」と要求した。朴槿恵(パク・クネ) 大統領が新しい大統領に就任したこの日は、障害者が障害等級制と扶養義務制の 廃止を要求して無期限座り込みを始めて189日になる日でもあった。

朴槿恵大統領は、候補時代に障害等級制の廃止と改善と障害者権利保障法制定 など、12種類の障害者福祉公約を約束した。しかし当選後、業務引継委員会の 国政課題の発表からは、障害等級制廃止の約束が消えていた。業務引継委員会 の国政課題では、障害等級制廃止が「段階的改善」に変わり、障害者権利保障 法も「制定」の代わりに「検討」へと一歩後退した。「扶養義務制廃止」に対 しては候補時代から一貫して「制度維持と改善」の立場を維持した。

共同行動は「朴槿恵政権発足の鐘の音が、一部の権力と資本を持つ人々にはう れしい鐘の音だが、障害者と貧しい人々には悲しい鐘の音にならないことを望 む」とし「障害者と貧しい人々の権利を保障する第一歩は、障害等級制廃止と 障害者権利保障法の制定、扶養義務制の廃止」と主張した。

共同行動は、朴槿恵大統領の国政課題にある障害者福祉政策には具体的な実践 計画が足りないだけでなく、政策実現のための予算もきわめて少なく、実現の 可能性がない『うわべだけの公約』になる可能性が高いと指摘した。

朴槿恵大統領と新政府は、「生涯周期別連携型福祉」と「自立を支援する福祉 体系構築」を打ち出している。しかし共同行動は「朴槿恵政権の連携型福祉は、 権力と予算に合わせた欺瞞的なもの」と批判し「障害等級制と扶養義務制廃止 を通じ、障害者と貧しい人々のための福祉にならなければならない」と要求した。

全国障害者差別撤廃連帯のパク・キョンソク代表は、記者会見で「障害者たち は障害等級制と扶養義務制廃止を要求し、189日間光化門で座り込みをしている が、朴槿恵大統領は彼らの要求をまったく知らないか無視している」とし、 「新政権の発足が貧しい人々に血の涙を強要する発足になるのではないかと恐 れる」と話した。

パク・キョンソク代表は続いて「障害者たちは、前政権5年間、十分にだまされ 苦しんだ」とし「権力維持のために彼らをだます権力連携型福祉詐欺を乱発す るな」と強調した。

進歩正義党のイ・ウンジョン対外協力局長も記者会見に参加して「この5年間の 福祉は、貧しい人々から金を奪い、金持ちの税金を免除することだった」と指 摘し「次の5年も貧しい人々から奪う5年になれば、社会的な損失だけでなく、 大統領本人にも大きな損失になる」と警告した。

障害等級制扶養義務制廃止共同行動は、記者会見の後、正午から光化門広場で 「障害者と貧しい人々の五福(五大要求)伝達式」を開いた。共同行動は五大要求 で、障害等級制と扶養義務制廃止、発達障害者法制定、障害者権利保障法制定、 障害者活動補助24時間保障の要求を発表した。



原文(チャムセサン) 翻訳/文責:安田(ゆ)

レイバーネット日本-ソン・ジフン記者 2013.02.25 13:52

卓球バレーで京の障害者ら交流 左京で大会

2013年02月26日 01時25分53秒 | 障害者の自立
 京都府内の障害者が参加する「京都卓球バレー協会交流大会」が24日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターで開かれた。障害の重さや年齢で部門を分けずに試合を行い、参加者がラリーを重ねて親睦を深めた。

 勝負にこだわり過ぎず、視覚に障害があっても、車いすでも楽しめる卓球バレーの良さを分かち合える場として、協会が催した。

 各地の障害者団体連合会などから61チーム約530人が集まり、11組に分けてリーグ戦を行った。6人ずつで卓球台を囲み、どのチームも選手が声を掛け合いながら、音の鳴る球を細長い板で転がして打ち合った。

 上京区の北総合支援学校高等部の生徒たちの「北ガッツマンズ」は得点ごとに笑顔でプレーをたたえ合い、負けても「楽しかったな」と、選手全員でハイタッチを交わしていた。


12人が卓球台を囲み、球を打ち合った卓球バレー大会(京都市左京区・市障害者スポーツセンター)

京都新聞-【 2013年02月25日 12時15分 】

ふれあいフェスタ:スポーツや文化、障害者のフェス−−大分 /大分

2013年02月26日 01時23分13秒 | 障害者の自立
 障害者の「ふれあいフェスタ」(県社会福祉協議会主催、毎日新聞社など後援)が24日、大分市の県総合社会福祉会館であった。

 車椅子バスケ、音楽会、介助犬講演会など多彩。身体、精神、視覚、聴覚障害者はボランティアや一般来場者と笑顔で楽しんだ。

 軽い知的障害の大分市富士見が丘西、吉田珠美さんはスペシャルオリンピックス日本・大分の一員としてバザーに出店。「多く売れればうれしい」と餅をついた。

毎日新聞 2013年02月25日 地方版

【ゆうばり国際映画祭】グランプリは小泉麻耶主演の障害者の性を描いた問題作!

2013年02月26日 01時16分48秒 | 障害者の自立
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」のクロージングセレモニーおよび各賞の発表が2月24日(日)に開催され戸田幸宏監督の『暗闇から手をのばせ』がグランプリとシネガー・アワード(記者および興行主の審査による賞)の2冠に輝いた。

同作のテーマは「障害者の性」。グラビアアイドルの小泉麻耶が障害者専門のデリヘル嬢に扮しており、ハンディキャップを抱える人々を遠ざけようとする社会に鋭い視点と軽やかな描写で切り込んでいく。

戸田監督はNHKエンタープライズに所属し、ドキュメンタリーのディレクターを務めている。今回、初めてフィクション作品に挑戦したが、数年前に巡り合った現実の題材が基となっている。そもそも会社でドキュメンタリー作品として製作するための企画を立てたが、許可が下りずに自己資金で制作することを決めたという。

シネガー・アワードで最初に登壇した際は「昨夜、飲み屋で携帯をなくしてしまい、この1日は携帯のことばかり考えていたんですがさっき見つかりました」と語り笑いを誘っていたが、最後にグランプリとして再び名前が呼ばれることは予想してなかったよう。驚いた様子で再び舞台中央へと足を運び「さっきいただいたので『もうもらえないのか』とがっかりしてたので驚いてます(笑)」と喜びを語った。

会社でボツとなった企画での受賞、しかもスカパー!から次回作のための資金援助として200万円が授与されるということで「NHKザマアミロ! スカパー!さん、ありがとう」と過激な叫びで会場を沸かせる。

審査委員長の塚本晋也監督は「(審査員の)みなさんに1(位)、2(位)、3(位)を挙げてもらい、公正に選んだ」と明かし、本作について「お金は出してもらえないけどどうしても撮りたくて自分を信じて作る思いが表れていた。最後まで見せ切り、観る人を引っ張る強さがあった」と評した。

吉田大八監督からは「次の作品のテーマに苦労すると思う。苦しむ姿を見たい(笑)。期待したい」という言葉を贈られたが、戸田監督は「タブーに挑戦するテーマで、制約を受けずに作っていきたい」とさらなる飛躍を誓っていた。なお本作は3月23日(土)よりユーロスペースにて劇場公開されることがすでに決定している。

このほか北海道知事賞は原田裕司監督の『冬のアルパカ』が受賞。俳優の山本浩司がプレゼンターを務めたが、原田監督は「山本さん主演の『ばかのハコ船』を観て映画を撮り始めたので嬉しいです」と感激を語る。

『天使の恋』や『DOCUMENTARY OF AKB48』など既に商業映画で活躍している寒竹ゆり監督の『ケランハンパン』は審査員特別賞に輝いた。勧告を舞台に撮影した本作だが寒竹監督は「予算がなくて主演の村上淳さんと『(衣裳の)靴だけはいい靴を買いたいよね』と話してて『右はおれが買うから左は監督が買って』なんて話してました。そうやって撮った作品をみなさんに見ていただき、笑ってもらえて、賞までいただけて嬉しいです」と喜びを明かした。

スカパー!映画チャンネル賞は山口秀矢監督の『樹海のふたり』が受賞。61歳にして、初の監督作品で見事に受賞を果たした山口監督は「自信を持ってここに来たものの、他の監督の作品を見てすっかり自信をなくしてました。この賞をいただき、私も(映画祭のテーマと同じように)一歩先へ行きたい」と語った。

そして、最後に塚本監督から「どうしても、もうひとつあげたい」とさらなる特別賞の扱いで“「渚」特別賞”が授与されたのが原將人監督の『あなたにゐてほしい ~Soar~』。急遽、審査員が相談して授与を決定したため賞状やトロフィーはなく花束が贈呈されたが、原監督は自身の妻であり主演を務めた観音崎まおりが双子を妊娠中であることを告白し、さらに宮沢賢治の「双子の星」をベースにした監督作『20世紀ノスタルジア』で観音崎さんと出会ったという不思議な運命をも明かし客席からは温かい祝福の拍手がわき起こった。62歳の原監督は「インディペンデントで45年やってきましたが、これを励みにあと40年、100歳まで作れる気がします!」とさらなる創作に意欲を燃やした。

21日(木)からこの日の午後5時までの4日間で映画祭には11,735人もの観客が来場。最終日の25日(月)には受賞作の上映があるため12,000人突破は確実となった。

<オフシアター・コンペティション部門 受賞一覧>

■グランプリ:「暗闇から手をのばせ」(戸田幸宏監督)

■北海道知事賞:「冬のアルパカ」(原田裕司監督)

■審査員特別賞:「ケランハンパン」(寒竹ゆり監督)

■「渚」特別賞 Special Mention for Nagisa:「あなたにゐてほしい ~Soar~」(原將人監督)

■スカパー!映画チャンネル賞:「樹海のふたり」(山口秀矢監督)

■シネガー・アワード:「暗闇から手をのばせ」(戸田幸宏監督)

■審査員特別賞:「ケランハンパン」(寒竹ゆり監督)

cinemacafe.net- February 25, 2013(Mon) 20:21