田原市の菓子店「菓子蔵 関」が、せんべいの生地に四つ葉のクローバーをのせて焼いた「幸せの四つ葉のクローバーせんべい」を開発した。障害者が育てたクローバーを使って商品を開発し、就労支援につなげる「幸せの四つ葉プロジェクト」に賛同したもの。29日まで名古屋駅前のジェイアール名古屋高島屋地下1階のブースで1日50個の限定販売を行っている。(榊原宗一)
幸せの四つ葉プロジェクトは、人に優しいまちづくりを目指す第3セクター・あつまるタウン田原が、田原市と田原授産所などと連携し、昨年7月にスタートさせた。四つ葉以上の葉を多く付ける株を選んで障害者らが育てたクローバーを使うなどして、いくつかの商品が販売されている。
「菓子蔵 関」では、昨年10月に打診を受け、社長の関由典さん(51)が1か月の試行錯誤を経て開発にこぎ着けた。クローバーの緑色を残してせんべいを焼き上げる温度の調節に最も苦労したという。
四つ葉のクローバー入りとタコ・ワサビ入り、アサリ・青ノリ入りなど5枚で350円(税別)。高島屋のブースではクローバーせんべいのほか蔵王山・愛染明王のお守り(四つ葉のクローバー入り)や水引を使った「幸せ結び四つ葉ストラップ」など、プロジェクト関連商品も紹介している。
29日には田原市の「菓子蔵 関」本店で、クローバーせんべい100個を販売する。関さんは「田原の魅力を多くの人に知ってもらい、障害を持つ人たちの役に立てればうれしい」と話している。
問い合わせは「菓子蔵 関」(0531・22・0868)。
2014年04月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
幸せの四つ葉プロジェクトは、人に優しいまちづくりを目指す第3セクター・あつまるタウン田原が、田原市と田原授産所などと連携し、昨年7月にスタートさせた。四つ葉以上の葉を多く付ける株を選んで障害者らが育てたクローバーを使うなどして、いくつかの商品が販売されている。
「菓子蔵 関」では、昨年10月に打診を受け、社長の関由典さん(51)が1か月の試行錯誤を経て開発にこぎ着けた。クローバーの緑色を残してせんべいを焼き上げる温度の調節に最も苦労したという。
四つ葉のクローバー入りとタコ・ワサビ入り、アサリ・青ノリ入りなど5枚で350円(税別)。高島屋のブースではクローバーせんべいのほか蔵王山・愛染明王のお守り(四つ葉のクローバー入り)や水引を使った「幸せ結び四つ葉ストラップ」など、プロジェクト関連商品も紹介している。
29日には田原市の「菓子蔵 関」本店で、クローバーせんべい100個を販売する。関さんは「田原の魅力を多くの人に知ってもらい、障害を持つ人たちの役に立てればうれしい」と話している。
問い合わせは「菓子蔵 関」(0531・22・0868)。
2014年04月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun