多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

死んだペットを剥製に…

2012-09-24 | Weblog
死んだペットを剥製にして大事にとっておく人がいるそうです

似たようなのにミイラがありますが、剥製とミイラとどう違う?

まずどちらも死体愛のにおいがして気味が悪い

ただよりキショク悪いのはミイラでしょう

ミイラは死者と自分が一体化していて、しかも死者は不滅と本気で信じている

死体の気味悪さプラス馬鹿な信仰の気味悪さで二重に気味が悪い

その点、剥製は近代の科学と折り合いをつけて、標本であるとか、死体は一応はモノと割り切っています

ただし多分に19世紀的・帝国主義的です

剥製は、我が帝国の広大な領土から、珍獣やハンティングの獲物を集めて誇るためのツールだった

そこでペットの剥製の話

死んだあともずっと一緒に、と言えば聞こえがいいが、むしろ死後も所有し続けたい欲望が先に見えます

ミイラみたいに気味が悪いというより、所有欲のぬけがらみたいなのがむなしい

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