多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

等々力緑地 多摩川沿いの大公園

2010-02-28 | Weblog
河川敷は別として多摩川の近くの大公園には、川崎市のこの等々力緑地や府中の郷土の森公園があります。等々力緑地は大体がグラウンドや競技場などの箱モノが中心ですが、お出かけの見所は、ミュージアムと歩道沿いに点在する彫刻というかオブジェでしょうな

それも数が多く一度に紹介しきれないので、これから機会があれば少しずつ取り上げます。ということで今回の写真はとりあえず特に彫刻やオブジェが多い多摩川沿いとは反対側、府中街道寄りの散策道で、この写真にはありませんがこの道沿いに色々なオブジェがあるわけです

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多摩川の冬木立ち ギリシア神殿風?

2010-02-27 | Weblog
多摩川沿いの冬枯れの木立シリーズ、そろそろ終わりかなという気もしますが、今回は一本立ちでなく並木の冬枯れ、場所は多摩川より少し離れた等々力緑地です

緑地というか公園の中の多分ケヤキ並木ですが、目を引くのが平行して並んでいるギリシア風の円柱、なぜ川崎市中原区に西洋王侯貴族の庭園風・ギリシア神殿風なのか知りませんがこういうのが都心にあったら昼食時間とかは新宿駅の通路みたいに人でいっぱいになるのでは

幸か不幸か、最寄りの駅は南武線武蔵中原駅ですがそんなに駅のすぐそばでもなく、近くにはスーパーやコンビニもあまりなくという具合でお年寄りがお昼寝するくらい、静かに楽しめる隠れ家的スポットでは

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早くも桜が満開! 多摩川土手

2010-02-26 | Weblog
この写真、多摩川の川崎等々力土手の河津桜、ご覧のように満開です。撮影したのは昨日(2月25日)で、去年の写真とかのインチキでは絶対にありません。ここの桜並木全体からすればごく一部ですが、それでもこれだけ咲けばその気になればもう立派にお花見ができます

ここの河津桜は毎年早咲きでおなじみですが、今年は開花時期と言い花の数と言いちょっと度が過ぎている。この調子で早まると来年は1月に咲くんじゃないか

それにしても二・二六事件が起きた他ならぬ2月26日に桜が満開とはどうなっているのでしょうか。二・二六事件の決起部隊は雪を踏みしめて出撃するもので、満開の桜の花吹雪の中を進軍なんてまるで悲劇的でなく全然二・二六事件的ではありません

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ややこしい木の幹

2010-02-25 | Weblog
晴れた日に撮った明るい写真ですが、曇った暗い日に撮影して暗さやコントラストを強調すれば、現代人の屈折した心象とか理屈をつけてインテリが喜びそうな絵になるのでは

ゴチャゴチャ言いましたが多摩川の河川敷にあるこの木の幹、剪定でいじり過ぎたからこんなに複雑怪奇な枝になったのでしょう。というか正確には剪定した人が木が弱るのを気にして思い切って切らず及び腰で剪定し続けたからこんなヒネクレ者になった。と何だか人間の育て方みたいな話にみたいになってきました

ところでインテリが喜びそうな暗いアートと言いましたが、ピカピカに磨けばそれはそれで成金の床の間や応接間に飾って楽しいのでは

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木造にこだわり? 貝殻坂橋

2010-02-24 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
多摩川サイクリングロードが国立を抜けて立川に入る境のあたり、多摩川の支流の根川にかかっているのがこの写真の貝殻坂橋です。貝殻坂というのは橋に降りて来る手前、国立側の坂道ですがこまかい話をするのは面倒くさい

この橋、特に自転車人の皆様はおなじみのはずですが急げ急げで通り抜けて、この橋なんぞどうでもよく気にもしてないのでは。が、ご覧の通り、短いながらもオール木造に隅々までこだわり、しかも上部のデコレーションなどなかなか凝っている。写真では小さくて見えませんがてっぺんには変なマークが入っていて、根川貝殻坂橋と書いた立派なネームプレートもあります

というわけで多摩川本流ではないものの多摩川周辺ではかなりユニークな橋ですが、わざわざ見物に行く人はいるでしょうか

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多摩川の支流 三沢川

2010-02-23 | Weblog
久々の多摩川の支流シリーズ、今日ご紹介するのは三沢川です。よみうりランドの奥のあたりに源流を発しと言えばナイル川みたいで大げさだが、稲城市内から川崎区多摩区の北の端を流れて多摩川に合流します。ただ駅名や幹線道路の交差点などの名前になってないのもあって、多摩川の支流の中でもあまり知られてないのでは

川沿いにはほぼ遊歩道が整備されていますが、大体が住宅地の中を流れているので自然を楽しむというほどではないでしょう

ところでこの川沿いで一番有名なのは穴沢天神社でしょうな。有名といっても地元民の間くらいですが、写真はその天神社の手前、三沢川にかかるその名も天神橋で、この大阪みたいな名前の橋のあたりから信仰ムードが漂ってくる。写真でその向こうに見えるのは京王相模原線の高架です

この神社も例の年末年始の初詣寺社シリーズのときなぜかご紹介しませんでしたが、話せば長いので機会があれば別の記事でご紹介します

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うりぼう児童公園にて

2010-02-22 | Weblog
多摩川沿いの公園シリーズを始めるつもりはサラサラありませんが、この写真、多摩川のすぐそばの児童公園です

公園の名前は目つきの鋭いイノシシの看板にあるようにうりぼう児童公園です。おそらくこのあたりが狛江市猪方だからそれにちなんでつけたもので、特に歴史的な由緒などないでしょう

それにしても児童公園には変な名前が多いが、幼児でもすぐ覚えられなければならないからネーミングは意外と難しいのでは。たとえば港区には有栖川宮記念公園や高橋是清翁記念公園というのがあるが、こんなのは児童公園の名前には究極の不向きで、「○○ちゃん、高橋是清翁記念公園で遊ぼ」とスッと言える幼稚園児がいるだろうか。幼児どころかアホな幼稚園ママも覚えられないでしょう

ですからうりぼう児童公園もよくできたネーミングということで、皆さん、ほめてあげましょう

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雲間から多摩川に光が…

2010-02-21 | Weblog
タイトル通りの写真で特に申し上げることはございません、それだけのことですがなぜか日本画にはこういう絵があまりありません

西洋の絵ではよくある題材で、単なる風景画からイエスが昇天みたいな大変に宗教的なのまでワンパターンにも近いほどよく取り上げられます

対して日本物では、龍が雲を超えてとか雷神が雲を破って、みたいなのがあるにはありますが破れ障子から顔を出しているみたいでどうも感受性が違います

要するに、雲間から太陽の光がさし込むのは西洋人には大変おごそかな瞬間だが、日本人はどうとも思わないのでしょう。この写真でも天の高みから神の光だか言葉だかがさして登戸のラブホテルあたりを照らしています。が、別に感極まって立ち止まる人もいません

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宇奈根氷川神社  多摩川沿いの寺社シリーズ

2010-02-20 | Weblog
本来なら多摩川沿いの初詣寺社シリーズでご紹介するところでしたが、なぜか今頃になってしまいました

世田谷区宇奈根の村の鎮守のこの神社、写真からも少し分かるように長い参道が立派です。境内も広く大山巌揮毫の碑などもあってなかなか風格があります。ただ村の鎮守によくあることで、由来とかは全然分かりません

交通の便は世田谷区側の多摩川サイクリングロード、東名高速多摩川橋をくぐる少し南、右手の住宅地の中に背の高い鎮守の森の松が見えているからそこを目指していけばいい、という直感的な言い方で分かる人はお分かりでは。最寄りの駅というのはなくて、二子玉川か狛江からバスで来てさらに歩いて…、となるでしょうがわざわざそこまでして出かけなくてもという気もします

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多摩川サイクリングロードの自転車事故対策は?

2010-02-19 | Weblog
多摩川サイクリングロードで自転車事故が多発し自民党の谷垣総裁も事故、で一時話題になった多摩川の自転車事故、最近はあまり言わなくなりました

谷垣総裁の事故の方は小沢一郎と鳩山由紀夫の政治資金疑惑に話題をさらわれ影が薄くなったみたいですが。ここで屁理屈を言えば、多摩川サイクリングロードで自転車事故が減らなかったならその責任の一端は小沢と鳩山にある

早くも話が脱線してますが、ところで死亡事故も発生で大変の府中市エリアのロードには写真のようなマークが路上に書かれましたがその効果はいかに?

できた当初は珍しさもあって一定の効果はあったようですが、最近は皆さん、慣れたみたいで特にここでスピードを落とす気配もありません、何だかカラス対策みたいです

もしやるなら調布境から国立境までの府中市エリアの路面全部にビッシリと書き込んだら威圧感が出て少しは違うかもしれませんが、今年は府中市ではごみ処理ボックス撤去で大変。そこまで手が回らないのでは

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登戸の渡しの碑

2010-02-18 | Weblog
以前よく取り上げました多摩川の旧渡し場の碑のシリーズ、今日は登戸の渡しの碑です。写真のピカピカステンレスの碑のうしろは小田急線の多摩川鉄橋であります

前にも書きましたが、川崎市側の渡し場の碑はこのステンレス製にスタイルが統一されていて、書いてある中身も以前は渡し船があったが橋ができたのでなくなったとパターンが決まっています

どうせ書くなら今一つ趣向を凝らして、たとえば登戸の渡しは他に比べ水流がきつかったとか川幅が狭かったとか書いてもと思うのですが、まっ、場所が分かるだけでも立派というところでしょうか

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相当の天候不順? 今年の冬の多摩川

2010-02-17 | Weblog
昨日は今年は天気がよくないとボヤきましたが、ここにきてどうも半端な悪さじゃない雰囲気になってきました。別に多摩川沿いの冬の空模様を克明に記録観察しているわけではないが、ここ数年こんなのなかった気がします

というわけで、今日の写真はしばらく前に撮った、多摩川の典型的冬の日、撮ったときはどうとも思っていませんでしたが、今になるとせめてこのくらい晴れて欲しいなあ、洗濯物がかまわん

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多摩川の変な雲

2010-02-16 | Weblog
この写真、小田急の多摩川鉄橋の上に、同じような形の雲が何本(?)も重なっています。変な雲がでたもんだと思っていたらこの後まもなく天気は大きく崩れました

というのは今年の一月の話ですが、今になって思えばこの辺から天気が不順になって雨や曇りが多くなった。特に二月になって天気が悪い気がしますが、ひょっとして今年の冬は記録的な天候不順だった、とかの結果になるかもしれません

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多摩川でMTBは役に立つか?

2010-02-15 | Weblog
多摩川の河川敷をウォッチングしていて、意外と少ないのがマウンテンバイクを乗り回すというか疾走させる人です。写真の黒服の三人の男、この点、貴重な例外です

確かにいくら地肌がむき出しデコボコでも、ジイサンバアサンが釣りをしてゲートボールやってるそばでは、そもそもそういう雰囲気じゃないですな

しかしあのタフさを活かせば、たとえば河原にひっそり暮らすホームレスさんのおうちをまわったりするのに最適な乗り物では。他にも釣りやバードウォッチングとか使い道は多いはずです

しかし雨や水たまりではフェンダーがなければ大変で、砂や泥がつくと後の手入れも大仕事、これでお声はあまりかからない。要するにカッコいいのを鑑賞するだけの床の間の飾り物的存在です

地元民にはゴッツイママチャリかリヤカータイヤ付きの生活自転車くらいの感覚で結構使う人が多いですが、いっそ多摩川河原モデルMTBでも発売したら意外とヒットするかもしれません

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川に沿った道  多摩川冬景色シリーズ

2010-02-14 | Weblog
多摩川冬景色シリーズ、今日は多摩川に沿っている道の夕暮れです。別にどこと言わなくても、ああ、あそこだと場所はお気づきの方も多いでしょう

冬の夕景色となると暗く厳しく鋭い雰囲気が濃厚となりますが、特にまっすぐ伸びる道だと、ひたすら一直線の禁欲的な気持ちも加わってきます

まわりも冬枯れの木に夕日に赤く染まる枯れ草、西日に鋭く輝く雲と、一段と小難しいムードになって、ついでに言うとここは車道ですが遊歩道よりも車の徹道のほうがなぜか緊張感があります

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