塩野義のコロナ治療薬が承認見送りになりましたが、さほどニュースになりませんでした。
第7波で感染拡大が始まりかけていたのに、です。
武漢コロナウイルスが問題化した当初はコロナ治療薬に期待が集まりました。
しかしその後は尻すぼみになり、実用化された治療薬は使い勝手が悪いなどのニュースも出ています。
それと入れ替わるように目立ちだしたのが変異株対応のワクチン開発のニュース。
ニュースを流すのはメディアですが、そのソースを出す保健当局や薬品会社の意向も影響しているのでは。
となると主要国の保健当局や薬品メジャーは、治療薬実用化をあきらめ、ワクチンで対応しようとしているかにとれます。
マスク着用もWHOやCDCが効果を認めて世界のコロナ対策の柱になりましたが、治療薬開発は難しいからこれからのコロナ対策はワクチンでいこうといった内容の声明をこうした機関が出してもおかしくない。
なお治療薬や新ワクチンの動向はコロナの5類化ともかかわりますか、これに触れれば長くなるので別の機会に。