今回は駅弁を肴に呑むカップ酒で、和歌山県海南市の「上撰長久」です。
脇に「家運長久」とあるちょっと古風な字体のラベルが印象的です。
そしてお味:
辛口だがくどさのない口あたりであっさり、すっきりした辛口を楽しめます。
となると味が濃い目のものも含め、いろんな料理に向いているのでは?
今回は駅弁を肴に呑むカップ酒で、和歌山県海南市の「上撰長久」です。
脇に「家運長久」とあるちょっと古風な字体のラベルが印象的です。
そしてお味:
辛口だがくどさのない口あたりであっさり、すっきりした辛口を楽しめます。
となると味が濃い目のものも含め、いろんな料理に向いているのでは?
今回は岡山駅の幕の内駅弁の「季節のご飯とにぎわい弁当」です。
これは季節によって内容を変えていて今回のは冬版。
調製元は岡山駅の駅弁の老舗の三好野本店で、いつ頃からあるかは知りませんが定番商品では?
中身ですが全体、鶏唐揚げ・かき揚げ・天ぷら・豚肉生姜炒めのように油物中心です。
飯ではホタテの乗った味飯はいい味を出しています。
そして岡山の味や食材に特にこだわってはいないようですが、さわら白醤油煮や椎茸煮のように岡山薄味の特徴を出しているのもあるのでした。
今回は駅弁を肴に呑むカップ酒で、山形県米沢市の「純米吟醸原酒東光」アルミカップです。
筋から言えば酒造元の最寄り駅で買えればベストでしょうけれど、スーパーの酒売り場でも見かけました。
お味ですが、酒造元のサイトには「熟した果実を噛み締めたかのような豊かな香りと甘味とともに、旨味のボリューム感が感じられます。」とあります。
確かに「熟した果実を噛み締めたかのような豊かな香り」がキーワードで、香り高くフルーティーなさわやかさもあって呑みやすい。
それに純米で精米55%、アルコール16度も味を引き立てているのではと思ったのでした。
今回は駅弁でなく空港で売っている空弁で、羽田空港の「穴守おこわいなり」です。
空弁は小さい空港にはあまり置いてなく、キャリアによって扱い品も違い、地元の駅弁の空弁バージョンもあれば駅弁とは違うのもあります。
今回の「穴守おこわいなり」は羽田空港近くの穴守稲荷にちなんだ稲荷ずしで、駅弁にも似たのがないオリジナル。
中身ですが全体、甘め柔らかめの飯に油揚げも薄目の甘口味付けです。
具も辛いのはなく汁気もほどほどにあるので、のどもあまり乾きません。
どれがいいかとなると人の好みもあるでしょうけれど、五目おこわや甘みの効いた栗おこわあたりに特色があります。
そして折は小さく見えるがビッシリ詰まっていて、ボリュームもあるのでした。
今回は駅弁を肴に呑むカップ酒で、岡山県高梁市成羽の「大典白菊大神楽」です。
「大典白菊」という名ですが、もとは白菊だったのが昭和天皇の御大典を機に「大典白菊」と改めたそうです。
カップ酒の「大神楽」は地元の備中神楽にちなんだ名とのことで、カップにも神楽面の絵があります。
味ですがカップには芳醇うま口とありますが、強めの日本酒香に特色があります。
そしていろんな肴との相性もよく、魚の味を引き立てて楽しめるのでした。
今回は幕の内駅弁「ご馳走幕の内弁当」です。
調製元は姫路の駅弁の老舗のまねき食品ですが、新大阪駅の「駅弁にぎわい」でも売っていました。
歌舞伎役者の絵の派手な掛け紙は外国人観光客を意識しているのでしょうか?
名前の通りの幕の内駅弁で、特に地元食材や凝った味付けを使っているわけではありませんが、ちらし寿司に特徴がありイタリアンサラダというのは幕の内駅弁ではちょっと変わったところ。
そして目立たないが、しっかりしたつくりの煮物やこの調製元の看板の俵型の白飯も存在感があるのでした。
今回は駅弁を肴に呑むカップ酒と言いたいところですが、カップではなくアルミボトル酒です。
駅売りのカップ酒だけでは限られるので、このような持ち運び小型ボトルのも取り上げます。
そして今回は「多満自慢 純米無濾過」。
東京の地酒ですが、他の東京の酒造元と共通デザインのボトルで出していて、ボトルの上にかぶせる形でプラ製の猪口もついています。
お味ですが、精米70%の純米酒なので米の口あたりが強そうですがそれが呑みやすい。
刺激を抑えた辛口味にうまくまとめた、スマート純米酒なのでした。
今回は駅弁を肴に呑むカップ酒で、広島県竹原市の純米酒「誠鏡」(セイキョウ)です。
例の石丸が市長だったのは安芸高田市で、こちらは竹原市。
竹原は瀬戸内、安芸高田は山間部で別物です。
それはさておき復刻ラベルがレトロな雰囲気を出していますが、こうした復刻、他の酒造元もやって欲しい。
味ですが精米65%の純米酒で、色も薄くついていています。
しっかりとした香りと押しのある辛口で、いかにも中国地方の純米酒といったところでした。
今回は駅弁を肴に呑むカップ酒で、埼玉県加須市の「本醸造力士」です。
加須とは少々離れているが、同じ埼玉県の大宮駅で売っていました。
肝心のお味ですが、旨みの効いた辛口で、くどさがなくすっきり。
列車での移動中のようにそんなに落ち着いてじっくり呑めない所でも吞みやすく、いろんな肴にも合う本醸造といったところでした。