多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

世田谷にも島がある 兵庫島  多摩川百景

2009-04-30 | Weblog
世田谷区には兵庫島という名の島がある。と言っても実質は半島で、しかも東側の水面は多摩川本流に比べると情けない水量の野川があるだけです。二子玉川は多摩川と野川の合流点ですが野川に元気がないのか合流しても川の勢いが急に増すほどではありません

ただこの兵庫島、真ん中が盛り上がって森になっていて、島のカッコウは一応しています。また兵庫島は公園になっていて、この写真のように遊歩道とかが整備されています。ところでここよりも多摩川の島という名がピッタリなのは、バックナンバー記事「多摩川で天国に一番近い島」で紹介した「島」の方でしょうな

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登戸も遠くから眺めれば…  多摩川百景

2009-04-29 | Weblog
小田急沿線の御三家か四天王だか知らないが、あの猥雑タウンの登戸も多摩川をはさんで遠くから眺めれば多少はサマになります。別に登戸を心から愛しているわけでもないですが、とにかくこういう写真ができました。ただ登戸の町の写真と言うよりその上に浮かぶ雲の写真というのが実態かな

自分が撮った写真だからこんなもんですが、こういうのを18世紀や19世紀の西洋の画家に描かせたら、手前の狛江の河原に、着飾った貴族や王子様お姫様とかを描いて、ラブホテルも教会の塔や西洋のお城に化けたことでしょう。ところでなぜか多摩川では写真に比べ絵を描いている人は少ないようです

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二子玉川駅は川のなか 多摩川百景

2009-04-28 | Weblog
この前南武線の中野島駅は多摩川の河原に近い、と書きましたが、何と言っても一番近いのはこの東急田園都市線の二子玉川駅でしょう。川までの距離がゼロメートルどころか、川の中にホームがせり出しているからゼロを超えてマイナス何メートルの近さです

ところでホームの手前のキタナーイ川は、これまた最近このブログでよく取り上げる、多摩川の支流の野川です。ですから二子玉川駅は多摩川に食い込んでいるんですが、しかも野川が多摩川に合流するかしないかの微妙な位置にあるというなかなか複雑な地形に立地しているわけですな

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川崎駅周辺の多摩川の眺め

2009-04-27 | Weblog
川崎駅周辺は高層ビルが林立してオフィス街で、京急川崎駅の方に行けば何やら猥雑になって…と多摩川の眺めなんぞの出る幕ではありませんが、それでも多摩川沿いに出るとまあこういう具合で水と緑もそこそこあって、というところです

ところで川崎駅より下流から河口にかけてはなぜか最近よく取り上げていますので、駅の近く、趣向を変えて上流の写真をご紹介します。ただこの辺の眺めこれといった特徴もないので「多摩川百景」には入れないことにします

ついでに言うとこのあたりは川沿いの遊歩道やサイクリングロードがあまり整備されてなく、さらに上流に行けば川崎競馬の練習場があって馬が歩いていたり馬糞の匂いがする、と話が早速脱線し始めたのでこの辺でやめにします

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多摩川サイクリングロードガイド 二子橋から狛江へ(世田谷側)

2009-04-25 | Weblog
このコースは「多摩川サイクリングロード 二子橋川崎側から狛江へ」の別コースです。橋の東詰めから世田谷区側を経由して狛江に行きます。川崎側に比べて難点は砂利道があることです。狛江に入ると砂利道でこのコース全体の三分の一くらいが砂利道です。下に車道もありますが、これを行くと途中から和泉多摩川駅の方にそれていてます。ただこのコースの良い所は人が少ないことでしょうか

東急の二子玉川駅の下をくぐる所から始めます。ここまでは川崎側から二子橋を渡って来れるほか、バックナンバー記事「二子橋から丸子橋へ(東京側)」を逆にたどっても道続きです。線路の下をくぐって狭い車道を少し北上すると左手に兵庫島に降りる道があります。降りる場所は車止めがあるので分かると思います。ここから新二子橋の下をくぐっていくと道は立派な舗装道になり、河原の運動公園の中を通り抜けて右手の土手の上に出ます。ここまでは分かれ道もありますが、道の要所にガイドのマークが貼ってあるので迷うことはないでしょう

なお二子玉川の街中を通るルートも説明しておきます。時間はおそらくこちらの方が早いでしょう。二子橋からは東詰めで246を渡って多摩堤通りに入ります。高層マンションとパチンコ屋の間の通りです。大変車が多いので要注意。左手のコヤマドライビングスクールを過ぎるあたりで左折して多摩堤通りを離れ、住宅地の中の道に入ります。少し行くと左手にかかっている吉沢橋を渡って車道を少し直進。料理屋と小公園がある所、最初に左側に分かれている道に入ります。すると運動公園の入り口で土手が切れ午後5時閉門の看板がある。その5時閉門のあたりで土手の上に上がると、この辺は草地の細道だがやがて舗装道になります。土手の上に出たらこの先は運動公園からの道と合流します

東名高速をくぐって少し行くと車道と合流します。通行量は少ないが車道だから当然車も通るので要注意。嫌なら下の河川敷も行けるが砂利道です。車道を抜けると砂利道でこの辺は既に狛江市。写真はその辺です。砂利道を迂回したいなら、最初に書いたルートとなります。砂利道を進み小田急の鉄橋をくぐると道幅が広くなり道が二手に分かれます。どちらでもいいが、右手の世田谷通りの下をくぐる方が信号もなく車道も通らないので便利でしょう。なおこの区間は人は少ないが自動販売機は意外と多いです

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多摩川に汚水を流した高島屋さん

2009-04-25 | Weblog
二子玉川の高島屋が汚水を雨水管に流したとか、どこぞの開発途上国みたいなことをやってくれました。多摩川関連のニュースでは六郷の河川敷が焼けたというのがあり、このブログでも焼け跡を紹介しましたが、久々のロクでもないニュースネタです

ところでこの写真、確実という自信はないがおそらくその雨水管の排出口だと思います。もしこれだとすると、場所は野川が多摩川に合流するすぐ手前です。だからマスコミさんは多摩川に流したと言っていますが、正確には多摩川の支流の野川に流したわけですな

野川はこの前に菜の花を紹介しましたが、下流のこの辺まで来るとかなり悲惨で、写真にもチラリと写っているように水はかなり汚い。だから発見が遅くなったのかもしれません。このあたりは兵庫島の公園で散歩の人とかも多く、人目につきやすそうな場所です。お花がきれいとか楽しむのもいいが、目のつけどころを変えてこういう所もじっくり観察していればもっと早く発見できたかもしれませんな

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大根の花も多摩川名物? 多摩川百景

2009-04-24 | Weblog
菜の花とほぼ同じ頃に、多摩川の河原では大根の花も満開になります。大根といっても野菜のとは別物で、野菜の大根が多摩川にワサワサ生えてるんだったら地元のスーパーで買ったりする人間がいるわけがありません

写真は川崎側の土手で、大根の花の遠くに見えているのは横須賀線と新幹線の鉄橋です。花は川崎側より東京側の方が多いみたいですが、東京側でも二子玉川より北はピタリとなくなるなど、どういうパターンで生えるのかどうもよく分かりません

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夏の夕焼けがそろそろ始まる

2009-04-23 | Weblog
多摩川近辺は空が広いから夕焼けを結構見かけます。多摩川の夕日が俳句の季語にあるんだかどうだか知らないが、まあ夕焼けの一番の季節は冬でしょうな。春のこの時期からは空が澄んだ日が少なくなるので、そうたびたびとはいきませんが、それでも写真みたいにたまに見ることもあります。冬と比べてどう違うかと言うと天気の変わり目とかに現れることが多くて、どことなく不安なところでしょうか

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多摩川の潮干狩りはどの辺までできる?

2009-04-22 | Weblog
潮干狩りシーズンでもありますので、この前から多摩川河口の殿町干潟をたびたび(と言ってもたった二回ですが)ご紹介しています。サテ、この写真は殿町干潟と呼べるあたりの一番上流付近を撮ったものです。小さくて分かりにくいですが、下流の方には潮干狩りの人がいるのに、この辺には全然いません。要するに貝がいないんでしょうな

理由は潮の干満がこの辺では影響しなくなる、海水が混ざってこなくなる等々あるんでしょう。しかしもっと上流で海の貝殻らしきものを見かけたこともあり、潮干狩り評論家でもない私には、どうなっているのかよく分かりません

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多摩川の牛枠というそうです

2009-04-21 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
この写真、木でやぐらを組んでちょっと見ると魚を捕まえるための道具みたいですが、写真で手前に写っている説明板によれば牛枠といって多摩川の堤防が崩れるのを防ぐための仕組みだそうです

さらに説明を拝見しますと、木だけだと水に浮いて流される(当たり前!)ので、蛇かごに石を入れて重しにしているとのことですが、要するに江戸時代のテトラポッドと言えば分かりやすいじゃないか

殺風景なコンクリートブロックで護岸を固めるより、こういう木の方が温かみがあるから復活してはという気もしますが、果たしてどこまで役に立つのか。なおこれは羽村の玉川上水取水口の公園に展示してあるものです

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多摩川から見える山の案内板

2009-04-20 | Weblog
バックナンバー記事「多摩川からどんな山が見える」で多摩川から見える山の話をしたとき、福生の多摩川中央公園に便利な案内板があるよ、ということ書きました

それから言いっ放しにしとくのも悪いから、と一見良心的なことを言っていますが、これがその案内板です。当ブログでは役所のやることなどは間違っても誉めませんが、この案内板はよくできていて確かに分かりやすい。ただそれは実物の話で、この写真で案内板と遠くの山並みを比べてみるのは無理でしょうな

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関戸橋が絵になるのは 多摩川百景

2009-04-19 | Weblog
府中と聖蹟桜ヶ丘の間にかかる関戸橋は、普段はまるでサマになりませんが、たまたま橋を渡っていたらこういう場面に出くわしたという次第です。こんなときに限って携帯カメラしかないのが世の常で写真もあまりきれいではありません。で、肝心の中身ですが、写真に写っているシルエットは聖蹟桜ヶ丘の夕景ということになります

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中野島の駅舎はお子様向け? 多摩川百景

2009-04-18 | Weblog
この写真、南武線の中野島駅でして、多摩川の駅シリーズ第一号と言いたい所ですが、シリーズとして続くかどうかもちろん不明です

中野島駅よりも多摩川に近い駅は他にもありますが、この駅は幼稚園保育園風のユニークな駅舎がポイント。時計台があってこれにワンちゃんウサギさんの絵でもあったら、本物の保育園になります

多摩川沿いでなくてもこういうのはあまりないのでは。大人には少々恥ずかしい気もするデザインにしたのは、どんな深い理由があったのでしょうか

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菜の花満開 野川は多摩川の支流

2009-04-17 | Weblog
以前、多摩川の菜の花は、本流よりもむしろ支流が本流という、ちょっと聞くと意味不明なことを書きましたが、支流の方に菜の花が多いということを知りたければこの極楽浄土か来世のような写真を見るがよい

これは多摩川の支流の野川の菜の花ですが、写真では分かりませんが一帯は菜の花の匂いもムンムンとしていて、こんなところで食事をしたら腐ったものも何も食べ物の匂いが全然分からないだろうなあ、などと考えたりします

では野川というのは何ぞやということですが、二子玉川で多摩川に合流する支流の川です。この写真はその野川の調布付近のもので、川沿いには桜もあって地元民にはよく知られたスポットでもあります

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多摩川を眺めながらドライブ?

2009-04-16 | Weblog
以前というかかなり前に、多摩川を眺めながらのドライビングコースをご紹介しますと言ったくせに全然取り上げていませんが、この写真のコースがその一つ。稲城から川崎登戸方面に多摩川沿いを進むとこの眺めが展開します

せいぜい信号数か所ですが、多摩川の土手の上を走る区間があり、そこではこんな眺めが…と言いたいところですが、ただしこんな眺めが展開というのは明らかにウソで、この辺で運よく(?)渋滞で止まらなければ一瞬チラッと見える程度です。しかもこの写真は車道から降りて川に近づいて撮ったもので、ここまでくるとインチキの一歩手前ですな

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