多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

狛江の水神  多摩川初詣シリーズ5

2009-12-31 | Weblog
多摩川沿いには水神の祠があちこちに結構ありますが、ここはその中でも知られている方で狛江駅から出るバスの停留所の名前にもなっています。ということは交通の便はこのバスになり、多摩川の土手上のサイクリングロードからは少し離れた所になります。ついでにこの近くには万葉集の歌碑もありますので、それについてはバックナンバー記事をご覧下さい

別に拝殿や本殿があるわけでなく、写真のように奥まった所にご神体(?)があるだけですが大昔の神社はこうだったらしい。初詣もブランドだけでお参りするものではないのでは

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府中の押立神社 多摩川初詣シリーズ 4

2009-12-30 | Weblog
今日ご紹介するのは府中の押立神社です。この神社は写真のように村の鎮守の神様的な雰囲気が濃厚で、稲荷のシンボルカラーの赤もなくお稲荷さんムードはほとんどありません。が、ここもお稲荷さんで、ここ三回はお稲荷さんシリーズでもあります

由緒については境内に詳しい立て札がありますからそちらをどうぞ。最初は多摩川沿いにあったが洪水で現在地に移った。明治になって現在の神社名に改名し有栖川親王殿下御染筆の額を下賜せられた、と大変立派な話です

交通ですが、多摩川サイクリングロードを上流に向かうと調布から府中に入ったあたり、右手の車道に「押立」の信号があります。ここで車道を渡って川の反対側に伸びる道を進めばすぐ着きます。自転車でない方は府中市のコミュニティーバスの「押立神社」のバス停がすぐそばにあります

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登戸稲荷社 多摩川初詣シリーズ3

2009-12-29 | Weblog
昨日は舟島稲荷神社でしたが、登戸の近くでしかも稲荷ということで舟島稲荷神社と間違えられやすいのが写真の登戸稲荷社です。そこで気を利かして続けてご紹介する次第です

場所は世田谷通りの北側、南武線の踏切を西に渡ったあたりで、多摩川沿いからはかなり離れ、高架になっている世田谷通りからもやや分かりにくい場所にあります

この神社もまたまた詳しい由来とかは分かりませんが、舟島稲荷神社に比べれば街中なので参拝の人も(多分?)こちらの方が多いことでしょう

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登戸の舟島稲荷神社 多摩川初詣シリーズ 2

2009-12-28 | Weblog
多摩川沿いの寺社初詣シリーズ、第二弾です。まず場所ですが自転車でお越しの方はバックナンバー記事「多摩川サイクリングロードガイド 二子橋川崎側から狛江へ」をご覧下さい。その中にある二ヶ領せせらぎ館の少し手前、写真のようにサイクリングロードの下にチラッと見えています。人によってはラブホテルの少し下流といった方が分かりやすいかな

この神社の由来など詳しいことはよく分かりませんが、鎮守の神様というのは大体そういうところが多いのでは。それとこの周辺はなぜか稲荷社が多いのですが、この理由もこれまた分かりません

徒歩でお越しなら最寄駅は強いて言えば登戸で、JRの多摩川口から出て多摩川の土手に向かって、車にはねられないよう気をつけて歩けば上記のサイクリングロードに着きます。この神社、河川敷の中にあるためまわりにビルなどがなく、時代劇に出てくる神社みたいな古い面影が残っています

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多摩川初詣シリーズスタート! 多摩川白衣観音

2009-12-27 | Weblog
昨年ご好評を頂いた「多摩川初詣シリーズ」、今年もいよいよスタートします。前回は「多摩川サイクリングロードから見える範囲の寺社」を基準にご紹介しましたが、今回は少し範囲を広げて多摩川沿いから見えない所も取り上げていく予定です

その第一弾は調布の祠、多摩川白衣観音です。場所は多摩川サイクリングロードが京王相模原線鉄橋をくぐる少し手前、土手の上の車道越しに火の見櫓と写真のような派手なのぼりがチラホラ見えています。この祠の由緒は詳しいことが現地の案内板に書いてありますから、お参りして見て下さい。歴史好きの人にはなかなか面白いですぞ

なおここは電車の便も京王多摩川駅から線路沿いに多摩川に向かって下ればよく、駅から割合近くにあります。また祠の一角には万葉集の歌碑もありますが、これについては当ブログにバックナンバー記事もありますから詳しくはそちらをどうぞ

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冬枯れの木立

2009-12-26 | Weblog
このところ、多摩川冬景色シリーズみたいになっていますが、今回はすっかり落葉した冬木立ちです

なぜか同じような相似形の木が三本、一列に並んでいます。手前の一番大きいのにはカラスの巣らしきものもついています。葉が落ちた木のどこがおもしろい、と言うかも知れませんが、葉が茂っている木は姿や形が分からないじゃないか、とこたえたい

冬枯れの木も公園みたいに密集していたらあまり目立ちませんが、こういう具合に河原に一本立ちだとやはり目を惹きます

ということで、続くかどうか分かりませんが多摩川の冬木立ちシリーズができるかもしれません

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多摩川に陽は落ちて…

2009-12-25 | Weblog
とタイトルを付けると何か大時代な文学的なことでも言い出しそうですが、この写真、正確には「聖蹟桜ヶ丘に陽は落ちて」です。このタイトルだと特に地元民にはああ、あの辺だと非常に分かりやすいですが、あまりカッコよくないのでやめときました

要するに何が言いたいのかというと、これから冬の多摩川は夕日の季節だということです。この前から同じようなことを繰り返して書いていますが、冬は空気が澄んで遠くの山並みが見え赤い夕陽もひときわ冴えわたる。ただこの写真はそれほど空気が澄んでなく少しモヤがかかっていますね

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中央高速多摩川橋から奥多摩を遠望

2009-12-24 | Weblog
とタイトルを付けるとカレンダーの写真みたいにニッポンの美しい自然が広がっているような気がしますが、ハッキリ言って写真以上のものではありません。強いて言えば奥多摩に雪が積もるとまた違ってきますが、最近はあまり雪も積もりません。しかし多摩川沿いではこのあたりから奥多摩がハッキリ見え始めてきます

写真好きの人は撮影に出かけたくなるかも知れませんが、ここまで行くには車か自転車なしではちょっと考えられません。最寄り駅なら多摩モノレールとなりますが、モノレールの駅から歩いて、とう言うと地元の人は大笑いするでしょう

では、中央高速を走行中の車からの展望はどうか。この辺から多摩川を前景に奥多摩の山がよく見えるかですが、上りだと首都高の渋滞が気になり始めるところで、特に注意して見たわけではありませんがアッと言う間に通過して、しかも橋のまわりは板で囲ってあるので写真撮影とかは難しいでしょう

まるで行くなと言わんばかりのガイドでしたがこれにておしまいです

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府中安養寺と競馬場

2009-12-23 | Weblog
府中の東京競馬場のそばの妙光院のことはバックナンバー記事『府中の妙光院は競馬場のそば』でご紹介しました。ところで府中は武蔵野の「古都」なのか競馬場のそばには寺社が多く、寺社めぐりなら京都に修学旅行に行くよりも府中の方が効率的にまわれるくらいです

今回の安養寺も妙光院の近くで、妙光院よりもJRの府中本町駅に近い。このお寺も由緒があり、多摩川沿いの観音霊場でもありますが詳しいことは専門のサイトで見て下さい

写真は山門、府中本町駅に近い側からのものですが、門前の仁王様の像がインパクトがあります。なお写真には写っていませんが、ここから本堂に手を合わせると背後に競馬場のメインスタンドのJRAのロゴが見えている。芝の増上寺は東京タワーを拝むようになりますが、ここではJRAのロゴを拝むことになります

イスラム圏でこんな不敬なことがあったら、イスラム原理主義者に襲撃されるかもしれませんが、そこは仏教。競馬のどこがありがたいのだ、バチあたりめなどと憤慨せず、ギャンブル煩悩に迷う衆生の成仏を祈ると割り切ればいいのでは

合掌…

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稲田堤駅の名コンビ? 南武線と京王線

2009-12-22 | Weblog
以前、多摩川に近い駅でJR南武線の稲田堤駅を紹介しましたが、今度は京王相模原線の稲田堤駅です

この駅で京王相模原線とJR南武線の乗り換えが一応できるわけですが、両社が仲良く協力してお客様に便利に使ってもらおうという気はサラサラ起きないらしく、二つの駅は離れていて乗り換えるには少し歩かなければなりません。ただどちらも近くですので町の様子は同じです。繰り返して書くのが面倒くさいので南武線のバックナンバー記事を見て下さい

サテ、京王の稲田堤駅には南口と北口があり、写真は南口ですがご覧のように高架の下にひっそりとあり、いたって地味で事務的でこれといった特徴もありません

南武線の方がブッ飛んだデザインの駅舎なのに対し、パートナーの京王は控え目なのは、派手で危ない夫や兄と、それを陰でひたすら支える地味で目立たない妻や弟といった夫婦兄弟のコンビに似ていて、何か世の中の人間関係を象徴しているみたいな気がします

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二子玉川はどう変わる?

2009-12-21 | Weblog
この写真、多摩川の川崎側から眺めた二子玉川で、目下再開発進行中のお話は先日書きました

サテ、この眺めは自分には目にタコができるほどおなじみのはずなのですが、写真にしてあらためて眺めると何か変な気がする。少し前までは二子玉川と言えば写真の左手の高島屋がデーンとデカかっただけで、他に目立つビルはありませんでしたが、最近は特に下流にかけて高層ビルがニョキニョキ、もちろん先日ご紹介した東急もあります

そして二子玉川はこれからどうなる。やがて高層ビルだらけになって武蔵小杉やさらには隅田川沿いみたいになるのか。それとも「鳩山不況」とかで資金が尽きてこの辺でオシマイになるのか、あなたはどうみる?

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多摩川は冬景色

2009-12-20 | Weblog
昨日は多摩川も本格的な冬になってきた、という趣旨の話でした(話の要約としては少し違っている気もしますが…)。ところで水量の減った川に澄んだ空に乾いた雲がちぎれて遠くに山並みという多摩川の典型的冬景色がこの写真です

場所は多摩川サイクリングロードの府中と国立の境あたり、というと都心にお住まいの方はワーッ、すごい田舎と思うかもしれませんが。その通りなのだ、ひどいのだ、すごい田舎なのである。写真では分からないですが寒い朝は霜が一面に降ります

これからこういう景色の写真がややワンパターンで続くでしょうが、まあ辛抱して見てやって下さい。ところでこの写真には冨士山も小さく写っていますが、ちょうどこの頃、この富士山で片山右京さんの遭難事故があったのでした

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奥多摩の山が見えてきた

2009-12-19 | Weblog
ここしばらく二子玉川・田園調布・武蔵小杉と、多摩川沿いでは先進・都会的エリアの話でしたが、今日はガラっと田舎になって奥多摩の山並みです

このところ強い北風が吹き始め、空気が澄んできて奥多摩の山並みもかなりはっきり見えるようになりました。ただ遠くの山が間近によく見えるということは俄然田舎の山里っぽくなったということでもあり、分譲マンションのチラシなどには都会の夜景や富士山の眺めくらいは宣伝しても奥多摩の山が手に取るように見えるなどとは書きません

なお多摩川サイクリングロードに沿って奥多摩の山並みを見たいなら、調布(田園が付かない方、府中と狛江の間の方)あたりから本格的に展望が開け始めます。そこから上流の展望はバックナンバー記事のあちこちに書いてあるのでそちらを見て下さい。それとしつこく言っていますが、冬で晴れていれば必ず見えるというほど甘いもんじゃありませんぞ

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いつまでかかるの? 二子玉川再開発

2009-12-18 | Weblog
不景気もなんのもの、それともハシゴをはずされて引くに引けなくなったのか知らないが、二子玉川周辺は工事ラッシュです。この写真にしても数カ月すれば工事がさらに進みガラっと中身が変わっていることでしょう

中でも目玉は写真の正面の東急関連のビルで何ができるか興味津津ですが、西洋の宗教建築の壮大なカテドラルじゃあるまいし、完成までちょっと時間がかかり過ぎるんじゃないか。数年先に完成と言われても生きているか死んでいるか分かりません。そして手前はドサクサ紛れ的に強行している国土交通省の護岸工事ですが、サテ有象無象ひっくるめて二子玉川はどうなる

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丸子橋 田園調布から武蔵小杉へ

2009-12-17 | Weblog
多摩川の橋の話題はこのブログでよく取り上げますが(特にネタのないとき…)、今回は丸子橋です。以前取り上げたときの写真は橋の下からですが今度は上から、田園調布方面に向かっての眺めです

田園調布と目下注目の武蔵小杉をつなぐ橋とあれば狛江と登戸をつなぐ橋などとはわけが違って、当然イメージはスマートでなければ駄目で、改築工事でご覧のようにそれにこたえる橋になりました

惜しいのは二子玉川みたいに若い女性が出かけるようなお店が近くにないことでしょう。しゃれたお店どころか橋の両側のどちらもコンビニ・スーパーを探すのも大変といった具合で、このへんがよくなればさらにこのエリアのさらなる発展間違いなしですな

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