鳩山一族で政治家となったのは鳩山和夫でした。
和夫の子が鳩山一郎ですが、そこからルーピーまでの関係は面倒くさいから書かないので、知らなければ調べて下さい。
鳩山和夫、今は岡山県の勝山藩の侍で藩の江戸屋敷で生まれました。
だから生粋の岡山人とは言えないがとにかくルーツは岡山県です。
鳩山由紀夫は北海道では? となりますが北海道にかかわるようになったのも和夫からのようです。
では鳩山和夫、どんな業績を残したか?
結論から言えば明治の政治家のなかでは大したことはありません。
もっとも50代で若死にしているのもあるでしょう。
その死に際には伊藤博文がオレを呼んでいるみたいなことを言ったとかで、この辺はカッコいい。
業績と言えば長崎事件の解決あたり。
業績としたのは息子の一郎が業績と称しているからそうしただけです。
長崎事件の解決と言えば軟弱外交で日清戦争の原因の一つになったなどと言われますが、ただ条約改正のように当時の外交の硬軟の見極めは難しい。
それでも当時から外交では小村寿太郎と比較され、こうなるとやはり小村寿太郎のほうが…、となりそうです。
あと、隈板内閣の成立でも鳩山和夫がかかわりました。
ただかかわったというのも、ポストでもめたりで、力を発揮したというより足手まといになった感じ。
とにかく鳩山ファミリーの「家風」は和夫が作ったと言えるのでは。