多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

ちょっと印象が薄かった…『九月大歌舞伎』昼の部

2017-09-12 | 歌舞伎つぶやき
歌舞伎座の『秀山祭九月大歌舞伎』です。

実は今月の目玉であり問題なのは夜の部なのですが、今回は順番に昼の部から。

肝心の夜の部は次の機会に書きますから乞うご期待。

『毛谷村』は染五郎の六助に菊之助のお園です。

この作品、力があって迫ってくるような舞台にして欲しいのですが、染五郎はおとなしくそれに合わせたのか菊之助は目立たず、全体に印象が薄く二人のコラボで盛り上がりとまではいきませんでした。

『道行旅路の嫁入』は壱太郎の小浪がきれいにできていました。

竹本ものびのびで、お歳の藤十郎の戸無瀬はこのくらいまでなら何とか観られるというところでした。

『幡随院長兵衛』は吉右衛門の長兵衛です。

くどくなるかと思っていましたがメリハリがあって簡潔。

こちらもお歳からしてさすがに力のこもった舞台は厳しいでしょうけれど、うまくできていました。

ただ他の役者衆は坂田公平の又五郎が目を引いたくらいで存在感が薄い。

というところで、最初に書きましたがやはり今月の目玉は夜の部でそれはまたの機会に。

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韓国より台湾の方がリスク?

2017-09-12 | Weblog
台湾は親日と思っている保守の人は多い。

ですからタイトルを見て何をバカなと思うでしょうが、個々の台湾人の親日と中華民国台湾のリスクとは別の話。

分かりやすいのが台湾・韓国ともお得意の電子産業。

台湾は確かに親日ですが台湾の電子産業の経営者がすべて親日とは限らない。

華人であれば特に中共の信奉者でなくても、儲かると見れば中共とも組みます。

これに比べ南朝鮮の電子産業にとって中共はマーケットではあるが競合であり商売敵。

まして南朝鮮の電子産業の経営に華人が関与するのは考えにくい。

話はそれますがこの点、むしろ日本の方が南朝鮮よりスキだらけなくらい。

政治について触れれば長くなるのでやめますが、台湾は全面的に永久に親日などと思い込むのは甘いと思うがサテどうか?

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