悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

和泉式部集002 春日野は

2006-11-02 00:05:00 | 和泉式部集
2006-1102-yis002
春日野はまだまだ雪と思ったら
顔を出すのはやっぱり若菜ね   悠山人

○和泉式部集、詠む。
○春日野の若菜、と「春」を重ねて喜びを詠う。
¶春日野=奈良・若草山の裾に広がる野。
¶つむ=雪が「積む」、若菜を「摘む」。若菜摘みは、「正月七日にこれを摘み延命を祈る年中行事がある。」(新潮版)

□和002:かすがのは ゆきのみつむと みしかども
      おひいづるものは わかななりけり      
□悠002:かすがのは まだまだゆきと おもったら
      かおをだすのは やっぱりわかなね

俳句写真014 朝の日に

2006-11-02 00:00:00 | 俳句写真
2006-1102-yhs014
朝の日に
ほんのり紅き
茶梅かな   悠山人

○俳句写真、詠む。
○山茶花。さざんか。茶梅。この花、去年の出稿は11月06日(短歌写真)。「ほんのり」は古語辞典になし。紅白と揃って、目出度く和泉丸の出航。
cf. 「短歌写真2005-1106 さきだちて」(2005年11月06日、yts***)
  さきだちてさやかにさけるさざんくゎの
  さそひしつぼみさこそあるらめ

□あさのひに ほんのりあかき ちゃうめかな
【写真】花を僅かに浮き立たせた。快晴の一昨日、自宅庭で。