悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

和泉式部集004 春の梅

2006-11-04 03:10:00 | 和泉式部集

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春の梅私にだけは咲いてよね?
あの方きっと来て下さるわ   悠山人

○和泉式部集、詠む。
○春になったわね、なんとか梅の花が吉兆になってほしいもの。「梅」は「むめ」読みが古いが、ここは「うめ」とする。
¶かれ=「離れ(かれ。はなれ)」、「枯れ」、と掛ける。
□和004:はるはただ わがやどにのみ うめさかば
      かれにしひとも みにときなまし      
□悠004:はるのうめ わたしにだけは さいてよね?
      あのかたきっと きてくださるわ


俳句写真015 爽秋の

2006-11-04 03:05:00 | 俳句写真
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爽秋の
黒鉄黐に
赤実映ゆ   悠山人

○俳句写真、詠む。
○黒鉄黐。くろがねもち。金属銘板に、「枝葉が黒みがかるので<黒鉄モチ>の名がついた」とあった。
□さうしうの くろがねもちに あかみはゆ
【写真】先日、図書館の庭で。

image200 十三夜に百舌鳥

2006-11-04 03:00:00 | images
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title : thirteeth nite moon with birds.
yyyy/mm : 2006/11
memo : 昨夜は十三夜。気色方(気象予報士)のお嬢さんの統計図によると、十五夜の二倍以上の出現率という。予定稿を差し替えて公開。
【写真】夕暮れ時のあるパーキング・エリア。優雅な気持ちで十三夜月を眺めていたら、鳥の群れがかまびすしい。たぶん百舌鳥か(群居の習性)、と思いながら、カメラを構えて何枚か撮る。PCで詳しく見ると、さすがに暮色時の超ズーミングなので、出来はよくない。しかし旬の一枚は捨て難く、実写のまま切り取って真夜中仕上げ・出稿。百舌鳥は枝葉のなかに、いくつか隠れて写っている。