2006-1115-yis015
これからの千歳の齢お祝いし
今日摘みましょう重陽の菊 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○題詞「菊を」。四季語以外は初めて。きょうは九月九日(ながつき ここぬか)。重陽のお目出度いその日に、千年も長生きなさいますようにと、菊の花を摘んで、あなたさまに差し上げましょう。古来中国に伝わる易経では、そしてその流れを汲む日本の易(学)でも、奇数を陽とし、一桁奇数の最高位である「九」、その重なりとなる月日の「九月九日」を、特別に尊んだ。「君」は、一般には、女性から目上・貴人の男性への呼びかけ。
□和015:きみがへむ ちよのはじめの ながつきの
けふここぬかの きくをこそつめ
□悠015:これからの ちとせのよわい おいわいし
きょうつみましょう ちょうようのきく
これからの千歳の齢お祝いし
今日摘みましょう重陽の菊 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○題詞「菊を」。四季語以外は初めて。きょうは九月九日(ながつき ここぬか)。重陽のお目出度いその日に、千年も長生きなさいますようにと、菊の花を摘んで、あなたさまに差し上げましょう。古来中国に伝わる易経では、そしてその流れを汲む日本の易(学)でも、奇数を陽とし、一桁奇数の最高位である「九」、その重なりとなる月日の「九月九日」を、特別に尊んだ。「君」は、一般には、女性から目上・貴人の男性への呼びかけ。
□和015:きみがへむ ちよのはじめの ながつきの
けふここぬかの きくをこそつめ
□悠015:これからの ちとせのよわい おいわいし
きょうつみましょう ちょうようのきく