2006-1116-yis016
朝顔が咲いて散るのを見ていれば
あすのわが身も分からないわね 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○題詞「あさがほ」。「朝開いて夕にしぼむことから、人生無常を知覚させる、と考えられていた。」(新潮版) いつまでこうして毎日を生きていられるのかしら。朝顔の咲き散りを見ていると、世のはかなさが分かるの。今の今を、大切にしなくては、ね。
¶あ(在)りとしも=生きているという、そのことは。「しも」は強意の副助詞(係助詞説も)。
¶し(知)らする=知らせ(てくれ)る。教え(られ)る。
□和016:ありとしも たのむべきかは よのなかを
しらするものは あさがほのはな
□悠016:あさがおが さいてちるのを みていれば
あすのわがみも わからないわね
朝顔が咲いて散るのを見ていれば
あすのわが身も分からないわね 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○題詞「あさがほ」。「朝開いて夕にしぼむことから、人生無常を知覚させる、と考えられていた。」(新潮版) いつまでこうして毎日を生きていられるのかしら。朝顔の咲き散りを見ていると、世のはかなさが分かるの。今の今を、大切にしなくては、ね。
¶あ(在)りとしも=生きているという、そのことは。「しも」は強意の副助詞(係助詞説も)。
¶し(知)らする=知らせ(てくれ)る。教え(られ)る。
□和016:ありとしも たのむべきかは よのなかを
しらするものは あさがほのはな
□悠016:あさがおが さいてちるのを みていれば
あすのわがみも わからないわね