2006-1112-yis012
約束の人がいなくても秋の夜は
月を見ないで寝られないのよ 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○今夜は、訪ね来る予定の人はいません。だからと言って、秋の夜長の月も見ないで、早寝しよう、などという気には、とてもなれたものではないわ。
¶たのめ=終止形「たの(頼)む」の連用形。「頼む」は四段活用の「①頼みにする。あてにする。 ②信用する。信頼する。」のほかに、下二段活用の「頼みに思わせる。あてにさせる。」がある。(旺文版) ここは下二。(新潮版) let someone depend on something。
□和012:たのめたる ひとはなけれど あきのよは
つきみでぬべき ここちこそせね
□悠012:やくそくの ひとがいなくても あきのよは
つきをみないで ねられないのよ
約束の人がいなくても秋の夜は
月を見ないで寝られないのよ 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○今夜は、訪ね来る予定の人はいません。だからと言って、秋の夜長の月も見ないで、早寝しよう、などという気には、とてもなれたものではないわ。
¶たのめ=終止形「たの(頼)む」の連用形。「頼む」は四段活用の「①頼みにする。あてにする。 ②信用する。信頼する。」のほかに、下二段活用の「頼みに思わせる。あてにさせる。」がある。(旺文版) ここは下二。(新潮版) let someone depend on something。
□和012:たのめたる ひとはなけれど あきのよは
つきみでぬべき ここちこそせね
□悠012:やくそくの ひとがいなくても あきのよは
つきをみないで ねられないのよ