2006-1124-yis024
冬の日は眺め暮らすに限るわね
春数日と同じですもの 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○「つれづれのながめ」。冬の毎日は、することもなくぼんやりと、物思いにふけったり。のどかな春の何日かと同じくらい、たっぷりと時間が過ごせるの。意外よね。
¶つれづれ(徒然)=「<つれづれ>は和泉式部の愛用語。単なる退屈ではなく、時の空虚さへの焦燥感を表す。」(新潮版)
¶つれづれ(徒然)=「①何もすることがなく、手持ちぶさたなさま。退屈なさま。②どうしようもなくひとり物思いに沈むさま。[下略]」(古語辞典)
¶日=「ひ」「か」「にち」の読み分けは、古語辞典・広辞苑、ともに記載なし。
□和024:つれづれと ながめくらせば ふゆのひも
はるのいくかに おとらざりけり
□悠024:ふゆのひは ながめくらすに かぎるわね
はるすうじつと おなじですもの
2006-1124-yim219
title : clerodendrum thomsoniae
yyyy/mm : 2006/10
memo : 源平葛(げんぺいかずら)。源氏の白に平氏赤、たれぞ付けたる旗幟(きし)の色、南蛮渡来に非ざればこそ。
【写真】先月の花市で。
title : clerodendrum thomsoniae
yyyy/mm : 2006/10
memo : 源平葛(げんぺいかずら)。源氏の白に平氏赤、たれぞ付けたる旗幟(きし)の色、南蛮渡来に非ざればこそ。
【写真】先月の花市で。