悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

和泉式部集013 秋が来て

2006-11-13 03:00:00 | 和泉式部集
2006-1113-yis013
秋が来て常磐木山の松風に
色うつりする紅葉ですこと   悠山人

○和泉式部集、詠む。
○秋ですね。いつも見慣れている常磐木(常緑樹)の山、そこから吹く風も、紅葉色に染まって麓へ下りるのか、と思うばかり。私の心にも、しんみり迫って来るのよ。和泉詠の心象風景が、悠山人詠では実景描写になっている。
□和013:あきくれば ときはのやまの まつかぜも
      うつるばかりに みにぞしみける      
□悠013:あきがきて ときわぎやまの まつかぜに
      いろうつりする もみじですこと

短歌写真251 海越えて

2006-11-13 02:55:00 | 短歌写真
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海越えて遥けきパリス聞きたるや
三女神の楽の音をこそ   悠山人

○短歌写真、詠む。
○偉大な叙事詩の発端は、パリスの審判に始まる。それにしては、彼が迷うほどの・・・などとは、言わぬこそ花の歌なれ。

□うみこえて はるけきパリス ききたるや
  みつのめがみの がくのねをこそ
【写真】フルート演奏(実写、先日)に海・空(借用)をコラボ。

image212 木斛

2006-11-13 02:50:00 | images
2006-1113-yim212
title : Ternstroemia
yyyy/mm : 2006/10
memo : 木斛(もっこく)。わが家出入りの植木職人は、庭木の王なんていう人もあるんですよ、と。
【写真】先月下旬、快晴の見本園で。