ご飯を2合仕掛け、酢飯と白米とに分け小さな結びを作る。酢飯はデンブを混ぜ、お結びは梅干しの皮だけを入れておく。葛切りと乾燥和布湯に浸し、しらす干しと混ぜ白味噌仕立てに。石蕗は皮を剥き塩茹で、ポテトサラダ。
塩鮭焼き鶏肉揚げ物にし、蒲鉾斜めに切り込み山葵を少し挟む。山芋素揚げと、糠漬け・胡瓜二口分を添える。卵焼きも厚焼きに蒟蒻炒りどりし、蕨煮物色どり宜しく。冷蔵庫にある物の総動員、乾物や自生での賄いとする也。
幕の内弁当だが、わざに買ってではなく遣り繰りの技です。料理本通りもなければ、ネット検索もせず日常の作る物は詰め方。旬の物や乾物の活かし方も味付けで決まるか?素朴な方法には、Aさんが何気に教えてくれた有難さ。
一度限と云うのは、真剣さがなければ覚えられない。自分の眼で見ておきなさい、空気がピンと張り瞳は手元を捉えた。未だに虚覚えながら、酢飯のやり方は定評がある。失敗を畏れず、コツをつかみ気持ちを弛まさず修行。
遇いたくともこの世では逢うこと適わずには、姿を視せてくれる為り。心は不安定に漂うばかり、其処へと逝けないもどかしさに寂とした闇は拡がりゆくもの。前世には還れずとも、未来永劫捜すは元より時空へ翔けれるかな。
日曜日は前の職場・カフェ参加、火曜日は生協の集まりと予定がある。体調にも由るが、出不精の所以か気分に左右される。個性であり、其々が持つ特有の長短なのも受け取り方に差異が生じてのこと多し疲労困憊気分憂鬱。
他人と比べない、急かず・妬み嫉みなく・祈れば森羅万象からの与えは疑うこと非ず為り。自ら素直清く貫いて。