枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

命を危ぶむ・・・

2015年03月31日 | Weblog

 沖縄の辺野古への移設には、海中の珊瑚が犠牲になっている。テレビでの報道で、明らかなのに、認めようとしない政府には、厭きれ返るばかりだ。これだけ動かぬ証拠があるのに、遣っていることが気違い沙汰だ。沖縄県民どころか、国民を莫迦にしている。

 戦争に突っ走る背景には、何事もなかったような感覚で日常を送り、気づいた時には遅い。という事態になる。わからないように除々に浸透させ、核兵器が使われて、人類は滅亡に近づく。誰しもが可笑しいと、思考している時には、そんなことはしていないと言う。

 南海トラフが発生したら、それに対処する人数は物凄いが、実際にはそんな者は役に立たない。交通機関が遮断されてしまうのに、どうやって行く?車も電車も動けない。頼れるのは自分の足だけだ。飲料水や、食料にも限りがある。想定だけでは救えないのよ。

 地元の避難場所について、先日話になった。なんたらかんたらと落ち着かず、要は、自分の判断での避難になった。他人のことはいい。そこで命を終えようが、本人の希望であれば止む無くだ。或いは、避難していても、助かるとは限らない。神のみぞ知るであろう。

 じゃが芋を植えつけた。クレマチスも苗を買っていたのを移植し、小手毬やシモツケの枯れた枝を取る。蛙が、ごそごそしていた。皮膚の色は、土の色だが、眠そうな足取り。紋白蝶や紋黄蝶が花々に飛んでいる。鶯の囀りも上手になった。陽気に明日は雨らしい。

 歯医者の治療と、勤務の更新に行く。介護のことだけではなく、あらゆる分野のことに触れたい。学べることは感謝に尽きる。いろんなチャンスに、事情さえ合えば行きたいもの。有給を使ってもいいということに安堵。退職までを有意義に過したく、申請しておく。

 図書館が臨時休館なのを忘れ、返却に行く。仕方なく明日にする。秘密の花園下巻が、もう少しで読めそう。DVDには細かい情景がなかったものの、作者の思いは充分に伝わってきた。名作や古典を映画にするには、文字と映像の違いから困難を伴うのかも。

 閏長月のサンタ枇杷葉。苞が付いており、微かな匂いもし始める。昨年は生らなかったので、今年はどうかな?

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桜、サクラ、さくら。

2015年03月30日 | Weblog

 沿道のソメイヨシノが満開になっている。桜、サクラ、さくら色に埋め尽くされる。霞が懸かったように、景色がぼやける。早朝の空気に染まり、心は浮き立つ。雀の仔も雲雀の仔も、囀り続ける。仔犬は尻尾を追いかけ、仔猫はじゃれついてくる。

 唐辛子は、魔除けでもあるが、ナメクジ除けにもなる。スギナは、天水に浸けておくと、虫除けに。自然の力を分けてもらうには、取り入れ方を工夫しよう。雑草だからと、抜くのではなく、有効に利用したい。使い方を間違わないように注意する。

 今年の白枇杷は、少々枝を揺らしても、花芽が落ちない。鈴生りに感謝する。長崎茂木は、10年以上経つので、樹が弱ってきたのか、花芽の枯れが多い。直ぐ下に、田中を植えているので、思い切って剪定するかな。kazu君のも育っている。

 東側の茂木は、寒さに育ちが悪いが、それでも花芽が見える。結実もしているようで、楽しみである。収穫としては、1個しか生っていない。生葉を採るようにしているのもある。苗は、あちこちで育っているので年数だけだ。枇杷は9年で生り亘る。

 腰痛には、枇杷葉の生葉を患部に当て、その上に温めた蒟蒻を布に包んで置く。うつ伏せか横になるかしてするか、作業をする場合には、落ちないように固定する。蒟蒻が冷たくなる前に取替え、痛みが治まるまで、何度も繰り返すことが必要。

 歩けているので、大丈夫と思っているが、実際に動けなくなる前に、治療をしておかないと、手術になったり、激痛に襲われる。体を冷やさないのが前提だが、食事や治療法にも依り、治る時間も違ってくる。気の持ちようも、無関係ではない。

 枇杷葉の効力の凄さを、信じて実行に移せば、その気持ちだけでも治りが早い。然し、三日坊主では、更に悪化するかもしれない。信じることも大切な要因だが、何を於いても続けることだ。精神面は、眼には視えないが、生きるエネルギーだ。

 昨年の月光。ピアノの旋律が、宇宙に響き亘るようだ。膨らんで満月になったり、欠けて新月に戻ったりする。

 

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雨降って、後晴れに。

2015年03月29日 | Weblog

 朝には、春雨であったのが、昼頃には止み、近くの福祉センターでのコンサートに出かけた。孫は、中学校で吹奏楽部に所属しており、近隣の中学校との合同発表会だ。曲目も馴染みのあるのや、流行のもあって、町民が楽しめる工夫がしてある。

 勤務先から出かけたので、何も持っては行けなかったが、一生懸命な演奏に感激した。譜面が読め、楽器を奏でる等、当方には至難の技だ。孫達の演奏は素晴しく、指揮者のおしゃべりが耳障り。まあ、堅苦しい演奏会ではないので、それも愛嬌。

 朝から、蛤寿しを作り、昼食に間に合うように奮闘する。わけぎのぬたと、清まし汁も添える。時間の中で作らねばならないので、手際が肝心。職員には、早朝から起きて作ったのを持参する。こちらは、散らし寿しだ。蓮根と牛蒡の下拵えに、疲れた。

 職員の分は、自分のお昼を兼ねているので、多めにしておいた。文句もなく、美味しいと好評でほっとしたら、途端に眠くなる。殆んどボランテェア精神。いやいや歓んでもらえればいいか。お替りをする職員も・・・、いえ、全員がしているのにびっくり!

 次回には、蕗や絹鞘、筍や蕨もいいな、と言う。夏には青紫蘇や鉈豆だ。散らし寿しは、季節の旬が楽しめる。勤務に出ていれば、何時でも作ります。出来合いのやインスタントには無い微妙な味で勝負。心を込めて作りたいものと、想いを膨らます。

 もう少し、降り足らない雨だったが、夕方の宇宙には金星が観えた。月の傍には木星も輝く。隣の小父さんに声をかけたが、それどころではない返事。自然からのエネルギーを戴けることへの感謝がない。体調もおかしくなるよ、と内心思っている。

 桜が開花した。朝見た時とは随分咲いており、夕闇の中にぼんぼりが燈ったようだ。今年は上京の予定が立たず、近辺での花見になりそうだ。友人と弁当を持って出かける魂胆。花冷えに気をつけ、老体に枇杷葉茶を持参して。通草酒もいるかな。

 花芽が咲いた。近づかなくても、風向きで匂いが漂う。鼻腔を擽る感じの、甘くもありやさしい香りだ。

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気温上昇・・・

2015年03月28日 | Weblog

 早朝の冷え込みが、昼が近づくにつれて、ぐんぐん気温が上がっていく。カーデガンを思わず脱ぐ。外の方が心地よく、清々しい。春の息吹に眼を瞠る。桜が開花してきており、咲き初めに立ち止まる。今晩から天気は下り坂になるが、暖かい夕刻だ。

 帰宅して、愛車を駐車場に停める。乙女椿が咲いているのを見つけた。ヒヤシンスの青、桃色と、ムスカリが鮮やか。今年は、白も植えたので、愛らしさが募る。パンジーもビオラも咲いて、紋黄蝶が飛び交う。雲雀の声も高らかに、暫し花に酔い痴れる。

 灰色の景色が、少しづつ淡い緑になり、蕾が膨らんできて花になる。花の散った後には、新緑の若葉が繁る。緑色のグラデェーションに、風に揺れながら染まっていく。今正に、花の咲き始め。山や野や地面が花弁に染まる。太陽と月と星の輝きに感謝。

 風に、雨に、雷に、自然の恵みを想い感謝。人間は、それだけでは満足しないから、生きていられることに不満を抱く。その日の糧が、有難いと思えば、質素な暮らしでも充分。こんなに恵まれているのに、亡者になっては哀しいばかり。他人とは違う意識。

 肩凝りが、少し良くなってきた。冬の寒さもあったかも、と考えているが、はり灸さんの送ってくれた、お灸のお蔭でもある。手元にあると安心する野も事実。こういう時に、遠くだと不便です。鍼は、信頼関係が第一と想っており、あちこち拘わりたくないのも。

 枇杷葉の中心から、新芽が出て来ているが、これがそのままは育たない。品種によるのか、発育状況にあるのか、霜が降りると焼けてしまう。それが原因で、一向に大きくならないのもある。雑種と思っていただけに、専門的知識に及ばない。9年かかる。

 そろそろ長崎の方から、枇杷の出荷が始まったようだ。むろんのこと、ハウスものだろう。それにしても、価格が上がっている。儲けが絡んでくるから仕方がない。我が家のは、農薬をかけず、自然に任せてあるので予測がつかない。やっぱり剪定するかな。

 閏長月の月に、その美しさに魅入られるようだ。樋口一葉の十三夜には、月に照らされた人物と、闇が浮かぶ。

  

 

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上弦・小潮、春の宇宙。

2015年03月27日 | Weblog

 勤務を終えて、帰ろうとしたが、月の余りの美しさに、外に出てみよう。と声をかける。上弦の月、と言ってもピンと来ないようで、新月から上弦になり、満月に。欠けていって下弦になり、新月に戻ることを話す。かぐや姫とまではいかずとも、月を愛でたい。

 駐車場までを歩き、愛車で帰宅途上、西の宇宙に輝く金星を認める。高度が上がっているので、自宅からの撮影ができる。木星は東の宇宙だ。双眼鏡が壊れていて、衛星までは観られないのが残念。春の天空は、淡い星が多いが、金星の輝きが際立つ。

 天文台までは距離があるし、勤務上の問題で、徹夜はできない。月に合わせたり、星座の動きにすると、職場に迷惑がかかる。以前は、暗くなるのが待ちきれず、日参していたが、体力的に無理になった。自宅観測に変更して、少し物足りないが安全第一。

 旧針供養。ちょっとした繕い物や、釦付け等は、針が多いに役に立つ。豆腐や、蒟蒻に折れた針や、曲がった針を刺し、縫い物ができることへの感謝と、使えなくなった針への感謝の意。仕事を辞めたら、編み物や縫い物をしたい。機械は倉庫で眠っている。

 庭の小手毬や、木香バラ、薔薇の新芽が薄緑から、除々に濃い緑へと変わっていく。春光を浴びて、思いっきり背伸びをしているよう。メアリが秘密の花園、と名づけた気持ちがわかる。初夏になったら、むせ返る薔薇の匂いにつつまれる。花の香りに咽ぶ。

 自然をいつも感じていると、命の大切さや、尊さに触れられる。小さな世界が、あちこちで開いて、周ったり、広がったり、縮まったり、揺れている。人間の思惑とは正反対の世界が、見えないけれど存在する。でもきっと、見ようとすれば何時でも視えるんだね。

 午後の枇杷葉。陽は可なり西に傾いた。9年目にやっと生った白枇杷。果肉は甘酸っぱさが特徴。

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春の陽射しに。

2015年03月26日 | Weblog

 寒さを感じるものの、天気は快晴。着替えて、珈琲の用意をして、布団を干す。友人が、11時には来訪という約束で、身支度を整える。外は陽射しが暖かいのだが、室内は肌寒いので、ストーブを点ける。汗ばむほどではないのもいい。

 キリ番でゲットしたお菓子を戴く。春を想う和菓子に、珈琲を淹れて飲み、世間話に講じる。我が家の庭の、クリスマスローズを見て、真っ白のがないのであげようと言う。種が零れて増えているそうで、分けてもらうことに。楽しみである。

 乙女椿が、明日には咲くかな?という位に蕾が膨らんできた。ヒアシンスや、アネモネも咲き出した。薔薇の新芽も次々に見える。枇杷葉の中心部に、薄緑色が覗いてきた。霜が降りて枯れることもあるのだが、春は確実に訪れている。

 布団を仕舞ってから、青空市に出かけ、燃料補給をして来る。クレマチスの白が、余りにも愛らしいので、2ポット買う。フェンスには木香バラが絡まるようにしているので、南側に植えよう。アーチ状にしたいが、何処に植えるか思案中。

 このところ、風がきつかったので、鉢の水分がない。水遣りもしなければ、花が咲かない。日中の陽射しに感謝しつつ、咲いてくれる歓びに浸る。冬の寒さと厳しさがあったればこそ、春の暖かさが待てるのだ。自然からの声に耳を傾ける。

 夕方になったら、少し風が出てきた。明日の朝も冷え込みそう。5月の連休明けまでは、霜は降りるので用心が必要だ。路地の苺も、この頃から熟れだす。娘や息子が生まれた月には、初夏の陽射しが眩しい。季節の到来は逡巡する。

 枇杷葉の生葉は、この時期には採らないこと。どうしても必要なら、硬くてごわごわしたのをする。寒中にこそ、1年分の葉を漬けておくのですが、生葉は、そうもいきません。焼酎に漬けておいたのが、そろそろ使えますので患部に貼る。

 ガラスの城は、現実にはないのでしょうね。加えて、ガラスの靴も、実際には履けないように想える。魔法の効き目・・・

 

 

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雪の舞う一日・・・

2015年03月25日 | Weblog

 窓ガラスから外を見れば、雪花が散っている。風も強いし、寒さに震える。懐炉を付けて、セーターを着ての勤務だが、換気をする段には、思わず後ずさりをする。然し、晴天に恵まれた夕方には、月と金星が見事な輝きを観せる。宇宙を観る愉しみに感謝だ。

 帰宅したら、ポストにキリ番ゲットの景品が入っていた。りささん、ありがとう!秘密の花園を読破して読みます。ニルスの不思議な旅も、手付かずのまま。仕事関係の冊子もあって、混乱状態です。取り敢えずは、体調維持を保つように、睡眠不足に注意です。

 健康管理の基本は、食事も大切な要素だが、コンビニや弁当屋頼りでは、ちょっと問題が出て来る。エネルギーやカロリー計算は、あまり気にしないが、商品添加物、合成着色料、防腐剤等は、できる限り避けたい。米からして農薬汚染にどっぷり浸かっている。

 何を食べても同じかも知れないが、そうでないかもしれない。手抜きをしないで、自然からの恵を感謝して戴き、食べれることに手を合わそう。贅沢は必要なく、シンプルが一番だよ。お結びと漬物で充分なこともある。美味しいと感じれるのは、自然への感謝。

 枇杷葉の焼酎漬けの葉を、手ぬぐいで包んで、腰に当てての勤務だが、これがなかったら、仕事はできない。枇杷葉のエキスと、懐炉の暖かさがじんわりと効き、痛みを和らげる。湯舟に枇杷葉のエキスが出るが、体の健康には代えられない。毎晩の枇杷湯。

 歩けなくなったり、動けなくなれば、辛さが身に沁みるもの。けれどもそうならないように、健康に留意したい。なんたらかんたら文句を言う前に、困るのは自分自身という現実に気づこう。転ばぬ先の杖だよ。備えあれば憂いなし。枇杷葉は痛みと、憂いを取るよ。

 枇杷葉の花芽の、馥郁とした匂いに、アロマセラピーの効果がある。精神への多大な影響が著しい。お茶にしても飲めます。

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防衛省の措置に・・・

2015年03月24日 | Weblog

 沖縄県民を、無視した上に、愚弄する行為ではないか。人道的にもごり押しである。自然を破壊する行為にも、唖然としてしまう。珊瑚の海を穢し、加えて棲めなくすることは、人間であれば居住権を奪うことと、殺人である。それを強行に推し進めるとは・・・。

 安倍政権の不気味さを感じ、胸に弾丸を撃ち込まれた衝撃を想う。太平洋戦争では、沖縄の20万の命が奪われた。そのことを詫びるどころか、足蹴にする行為だ。同じ日本人として恥ずかしい。これで、オリンピックを開催し、おもてなしを行うって言うの。

 福島第一原発の惨状が、表向きはされていると報じ、裏では除染費が宙に浮く。何百億もの大金が無駄のまま、廃炉は進まない。大臣は使途不明金で辞任し、献金疑惑が後を絶たない有り様。野次を飛ばし、言い訳を繰り返す、れっきとした国会議員か。

 選んだ責任は国民にあると、我を責めても改善は程遠い。これで神さまが激怒しなかったら、歯車は狂ったままでの暴走をする。金を貰えば、口を閉ざして、恥ずべき行為とは思わない。日本だけではなく、諸外国にも報道されていることを解かっているのか。

 今朝は、薄氷が張っていた。午前中は寒くて、体が萎縮した。午後から少しは回復したが、気温は上がらなかった。彼岸明けには、似つかわしいような天気であった。帰宅して、セーターを着込んでしまう。夕方には、再び寒さが戻る。湯たんぽは仕舞えない。

 地震があったとのニュース速報。津波の心配はない、とのことだが。南海トラフの大地震が、何時起きるとも断定できない。原発の再稼動等、どう考えたって理が合わない。日本国民の誰しもが、生き残れる保障はないのだ。頭脳明晰の方の中味は不明。

 寒いと手荒れが酷くなる。やっと治りかけた指が、再び三度炸裂した。柚のエキスを塗るが血は出るし、痛痒い。実際に春の待ち遠しい想いに駆り立てられる。PM6:30を過ぎ、そろそろ観えると外に出、宇宙を見上げる。月と金星、木星が燦然と輝いている。

 枇杷葉に、10月下旬になると、苞が膨らんできて、鈴生りの花芽に変わっていく。薄茶色の中から、白い花弁が現われる。

 

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三日月・社日、キリ番届く。

2015年03月23日 | Weblog

 社日 土地の神、五穀の神を祀り祝う日で、春分・秋分に最も近い戌(つちのえ)の日をいいます。この日、土の神を祀って、穀物の生育を祈り、実りの収穫を報賽します。人間の体には、体内時計があって、季節の廻りを察知する働きがある。

 自宅に居れば、生活の中で遣っていたことだが、歳を重ねると困難になり、家を離れることを余儀なくされるものだ。然し、どんなに場所を変えても、体に思えこんだ記憶は、決して消えないのだろう。外に出て行こうと本能的に行動してしまう。

 誰もが、認知症になるとは云えないが、ならないとも限らない。そうした時に、我が家に帰りたい思いをどうやって対応すれば、本人の納得のいくようになるのか?何故、連れ帰って遣れないのかとも、現実を突きつけるのは善し悪しとも思う。

 認知症にならないために、何をすればいいのか?高齢になっても、自分の居場所があり、必要としてくれる家族が、受け入れてくれる地域の皆が、同じ知識を持っていなければ成り立たない。便利で豊で、快適な暮らしと引き換えに失った。

 細い眉のような三日月が、天空に懸かっている。春の宇宙は、淡い輝きだが、金星と木星が一際煌めく。これだって、気づかずに室内で過すことが多い。雨が降れば、匂いを嗅ぎ、雲が流れれば、形や色を観たいもの。自然は偉大で畏怖。

 某キリ番を踏んだ、記念品が到着する。ちょうど帰宅した時間を見計らって、チャイムが鳴る。はいはい判子ね。わくわくしながら開け、思わず叫ぶ。わおっ!がんこちゃんだ。ムーミンをあるよ。もちろん、児童書のサイトなので、著作本もある。

 えへへ。ちょっとでれでれ・・・。うれしくて思わず、抱きしめる。久々のキリ番なのも感動。このサイトに、安心して書き込みができるのも、作者を知っているから。本との出遭いには、謎や不思議がある。文字に隠れた、小さな宇宙も観えるんだ。

 白枇杷。今年もたくさんの花が咲き、結実も多そう。3ヶ月後には、熟れてくるのを愉しみにしよう。

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墓参りに行く。

2015年03月22日 | Weblog

 朝、目覚めもよかったので、そのまま起きる。パンがあったので焼き、珈琲を淹れて飲む。サンタさんからの珈琲は、すんごく美味しい。なまじ外出しても、1杯が¥300でも高く、不味いので余程のことがないと飲まない。枇杷葉茶持参である。

 午前中の早い内に、息子等と行き、花を供え、水を換えて手を合わす。寒中に笹を刈っておいたので、広々と見晴らしがいい。ご先祖さまに挨拶をし、お盆までには草刈に来ようと決める。何にせよ不便な場所でもあり、何時まで来られるかな。

 帰宅して、布団を干した後、フェンスの外に向う。少々の草を抜き、箒で掃いておく。蓬があったのを摘む。団子にしよう。庭にもたくさん芽吹いており、それも摘んでおく。雲が広がってきたので、少し早いが仕舞い、白玉粉に茹でた蓬を混ぜる。

 家の中に入ると、ちょっと寒いので、セーターに着替える。味見をしたら美味しいので、灸を据えるのもいいが、薬草なので食べておく。春先の苦味のある物には、体に摂り込んでおきたいエネルギーがあるのだ。蕗や菜の花、三つ葉もそうだ。

 最近は、手間隙を掛けずとも、店に行けば売っているが、味に関しては不味い。やたらと甘かったり、薄味だったり、極端なこともある。形はどうであれ不純物が入ってない。安心と安全なことは保障だ。まあ、田舎なので、買いに行く方が手間だ。

 明日から勤務に行く。三連休は、体も休めるし、読書もでき、庭にも佇める。クリスマスローズの変った色が、蕾を持ち上げてきた。白色の清楚さがいいのだが、淡い桃色も、濃いのもいい。八重も咲くのが愉しみだ。枇杷葉の樹の下がよかった。

 一年の計は元旦にあり。と言うが、来月は家の中の片づけをし、外回りも塵で出そう。駐車場が狭くなった。伐った枝が置いたままで、愛車に傷がつく。ドクダミも新芽をもたげてきた。野菜の種を買って来なければ。じゃが芋は芽が出たのがある。

 鈴生りの枇杷葉の花芽。忍耐力を培い、体の血液を綺麗にし、老化現象のスピードを緩やかにする。香りも佳く、沸かした後グリセリンを入れて、化粧水にもできる。日持ちがしないので、たくさんは作らない。焼酎に浸けておけば飲め、花粉症にも。

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