昨日は一日しんどく、動くのもやっとだった。膀胱炎になりかけていた。1時間早く帰ろうとしたのだが、結局30分の切り上げになった。どうにも体がだるいので、明日は午後からの出勤にしたく、上司に連絡する。
朝方、まどろんでいたら、家の中に人の気配がする。職場の〇さんが居て、用意ができたからもう起きて。と言う。えっ~起きるの?そうよ、起きなきゃ珈琲の淹れ方がわからないでしょ。ああ、それは私にしかできないから。起きようと眼を開けた。同僚はにっこりして消えた。
な・何?今のは何なのよ。慌てて上司に電話する。熱は下がったが、午後からの出勤にさせてもらう。その後、しばらくぼんやりと考えてみた。同僚は、この時間には勤務先に居る筈だ。それに、どうやって来たのか。問うと、何も答えなかった。
特異体質というべきか、話しても信じてもらえないことが多い。だが、真実に違いない。こういったことは間々ある。虫の知らせ、胸騒ぎがするのも同じだ。何かを知らせたかったり、伝えたかったりして、感じる者の傍に集まるのではないか。
枇杷葉の苞。薄茶色の苞を破って、白い花弁が咲く。その香りには、精神安定作用の効果がある。