枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

豪雪・・・

2011年01月31日 | Weblog

 雪も遠く離れて見れば、きれいではあるが、身動きできない状態だと命の危険がある。近代化になって、移動手段が車になった。天気予報にばかり頼って、自然を侮り、人間本来の感をなくした結果、こういったことに巻き込まれる。じっちゃやばっちゃは、こんな日に何処に行くんだ?と、訝しがっただろう。

 先日の寒さに、車のフロント硝子を洗う水が、急に出なくなった。息子に連絡して見に来てもらう。水はたっぷりある。凍っていたのだ。軽四なので、立ち往生になったら、車内でも凍死するなぁ。と、変に感心した。突如、八甲田山を思い出した。死にたい人は、他人を殺めず、確実に死ねます。

 でも、少しでも世の中の役に立とう。とか、誰かの為に。とか、思うのなら、雪かきをされるのがいいですよ。現地の人は、難渋しておられます。人助けです。それからだって遅くはないです。うまくいくと、ナルニア国に往けるかもしれないし、カイのように、氷のお城に居させてもらえるかもしれません。

 一生を、食べることもなく、着替えることもしないで、時間もなく、悲しみも喜びもない世界ですが、決して死ぬことはありません。反対に逃げる必要もないのです。子どもの頃には、そんな世界には行きたくもなかった。霜焼けで困る。と、素直に思った。世界の果ても、未来も往ったことはなく、入り込んだら出ては来られないものであった。

 枇杷葉に、寒冷紗をかけたのはよかったのか?自然の風雪に曝したのがいいのか?どっちかなぁ。とは思いつつ、つい過保護になっている。仕事中に寒くては動けないので、携帯懐炉をしている。昨年までは、足にもつけていたが、今年は止めた。温かい時はいいのだが、靴下に熱が籠もって、却って冷やしてしまう。その結果、霜焼けになる。

 手の方は、相変わらず皸が切れる。洗剤が原因です。お湯もあるが、油汚れがきれいにならないので致し方ない。汚れ物の度合いで、分けて洗うのが普通に思うが、手当たり次第を突っ込んでいる。以前には、言っていたのだが、このところ馬鹿馬鹿しくなって止めている。物事の基本が間違っている。話しても無駄である。

 明日は雪かな?深々としてきている。♪雪の降る日は、楽しいペチカ。ペチカ燃えろよ、お話しましょ。昔、むかしよ、燃えろよペチカ。この歌を、風呂焚きをしながら歌っていました。外国にある暖炉は、風呂を焚くように薪をくべて、部屋を暖めるらしい。そこにはどんな人が住んでいるんだろうか?金持ちのお屋敷を思い浮かべた。

 花芽。12月に採りに行った物です。これはなんとか処理しました。今年になってもらったのは、まだできていません。指先が冷たくて、捗りません。リエさん、来年の分も花芽を送っておきます。冷凍庫での保存が、我が家では無理があるのです。りささんにも、送っておきますから、保存をしておいてくださいね。花芽酒もいいですよ。

 

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転ばぬ先の・・・

2011年01月30日 | Weblog

 寒い時は、兎角動きたくないし、暖かな場所が心地好い。勿論ですよ。ご尤もです。でも、豪雪に見舞われたり、火山が爆発したりは、そうも言ってはおられません。命の危険度は比べようもありませんが、この時期は、体の筋肉が萎縮していますから、決して無茶はしないように。急な動きは特に危険を伴います。

 枇杷湯をしてみてください。お茶で煎じた後をゴミに出さないで、不織布に入れて、湯船に浮かべます。或いは、お茶で煎じた物を、湯に足します。もったいない、と思わないで。枇杷湯は、体の芯から温めてくれ、就寝への眠りを誘いますから、トイレの回数も減り、朝までぐっすり眠れます。午前0時を過ぎると、必ず起きていたのがなくなります。

 枇杷酒があれば更によく、アルコールに強くなくても、スプーン1杯で充分な睡眠が訪れます。人間の体のシステムを利用し、リズムを変えることなく、体の働きを整えていきます。枇杷酒を飲まなくても、眠れるようになれば止め、体が冷えることなく、安眠できればいい訳です。夜間の頻尿は、腎臓の機能が低下することにあるようです。

 人間の体は、基本が骨で、肉や血液や神経が張り付いています。この血液や、神経を、正常に作動させる役割は、頭ですが、やはりそういったものが、細かくついています。枇杷葉には、食堂に入ってくる食べ物を、消化させる働きを援け、留まっている箇所を開通させたりします。或いはまた、少し休ませたりもします。

 体の中は、一日中働きどうしですから、息切れがする箇所も出てきます。そういった場所にじっと停まって、部品の錆を取ったり、油を差したりしているのでしょう。細胞を壊したり、取り替えたりはしませんが、再生するのを待っているのだと思います。枇杷葉の波動が浸透していって、復活すると離れていきます。最後には排泄されます。

 人体が、起きているときには、さほど活動できません。寝ている時こそ、作業に没頭できるので、体が温かく、動かないで居てくれるのがいいのです。いろんな症状に効果が著しくありますが、働きすぎの方は、なんでもないことで症状が悪化します。如いて云えば、体のことを考えないで、人間の(自分の)欲求を通そうとするからでしょう。

 家の中に置いてある、化学商品の類を、一切捨ててください。枇杷葉茶を霧吹きに入れて散布してください。加湿の役割です。玄関や廊下を始め、家の中を枇杷葉茶で拭いてください。洗濯は、風呂の枇杷湯の残り湯でします。すすぎは構いません。シャワーなどは持っての外です。根気よく毎日続けましょう。

 私は、半年かかって、アレルギーを治しました。個人差がありますから、早ければ1ヶ月かもしれません。1日に飲む容量は、1ℓから2ℓが目安です。花粉症の方も同じです。同時に食生活も見直してみましょう。綺麗な野菜は買わないようにして、できればプランターでいいですから、栽培されるのをお勧めします。

 元気のない銀河。乳癌になり、体がだるくしんどいのか、じっとすることが多かった。でも、枇杷葉茶は、不思議と飲んでいた。私が飲む物は安心と思うのか、台所までやってきては飲む。種茶や花芽茶もおいしそうに飲んでいた。枇杷酒をコップで口に入れられ、匂いを嗅げば逃げていた。皮膚から骨に達していた箇所が、きれいな肉を見せだし、食欲も出てきたのである。

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寒中行事・・・

2011年01月29日 | Weblog

 午前中はわりと暖かで、布団も干せた。洗濯も思いっきりした。午後からドクダミを掘った。北向きは止めて、南側を掘り返した。ミミズが出てきた。冬眠中を凍死させたか?土が軟らかくなったので、友人が持って来てくれたシモツケを移植する。ドクダミの土は篩って、家に入った。水道を出したら、ものすごく冷たい。うぅ~凍傷。お湯を出した。

 洗ったドクダミの水気を切って、笊のまま花の鉢置き場に移動。外に出そうかとも思ったのだが、風で埃がつき、加えてぶっ飛んでも困る。無難な家内で乾くだろう。何時しようかと思案していたが、極めつけ、立春までの日にちがない。気合を入れて今日にした訳だが、外を見て顔が引きつった。

 雪だ!牡丹雪がふっちょるわぁ!!そこで思い出したのが、図書館に依頼本を取りに行くこと。コートを着て、車で行く。遭難するかと思いました。 宮部みゆき氏の『あんじゅう』も借りてくる。これは、サンタさんのお薦めの本。図書館から帰って、前回借りていた木村秋則さんの『お役に立つ生き方』のDVDを観る。

 木村さんの話し方は、朴とつだが、心が揺さぶられた。私も、枇杷葉に、化学的な物は何も使ってはいないが、心得違いがあった。枇杷を作っているのではなく、枇杷のお手伝いをさせてもらっていることを、忘れていた。枇杷を生らすのは、枇杷の木です。人間の欲目が前面に出ていては、自然栽培はできないんだなぁ。

 癌になる比率は、3人に1人だそうだが、米にしても野菜にしても、農薬がかかっているのを口にすれば、上がる一方だろう。また、地球の温暖化を早める。環境も破壊する。化学肥料や農薬は、気体化してガスを発生させるらしい。それよりも、大豆や麦を植えておくと、土が耕されたり、虫がいなくなるそうだ。

 我が家では、農薬は使わず、枇杷エキスを散布する。葉の緑が艶やかになるし、少々の病気にも打ち勝つ。鉢物の場合には、土の入れ替えが面倒なので石灰を入れ、枇杷エキスで殺菌しておく。海棠や、薔薇に大量発生していたが、今年はどうかな?枇杷葉にもくっついている虫はいるが、観察中である。

 今月も残す処、二日ほどとなった。今日は、最後の休み。来月になったら、孫の誕生日があるので、節分と立春は連休をもらった。荒神様、と言って、蝮の神さまへもお参りする。農耕の神さまへは、特別なことがない限り行っている。鰯の頭も信心からです。来月は、殆ど一日の勤務なので、風邪には注意しておこう。

 夕食に、ほうれん草と人参、揚げの、味噌汁をした。味噌は手前味噌。寒中に作って、鉈豆を漬けてある。一時期、娘の婿が食べていた。顔中に出来物が噴出し、顔色も冴えなかった。枇杷葉も、茶葉や花芽茶を持って帰らせ、しっかり飲むように言う。最近は、至極血色も好くなった。娘は、我が家が寒いので、来ても直ぐ帰る。

 春の訪れを待つ、ラナンキュラス。昨年に芽を出したが、寒くなって心細げだ。

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枇杷葉・憂いを除く

2011年01月28日 | Weblog

 今年の寒さは、昨年に比べれば寒いか?まあ、それでも寒さに対する設備は、お金がある人ならできていよう。昨今の事情として、電気やガスが普及してきたから、困る問題も出てきた。昔のように、山に焚き物をしに行っての暖ではない。快適な生活には落とし穴がある。マッチ1本擦ればよかった時代はなく、燃料の調達は自分ではできなくなった。

 焚き火をすれば火事になる。天和2年、12月28日(新暦は1月31日)。振袖に単を発した火事は、お七の恋心にも火をつけ、江戸の大火となった。戦後の焼け跡から復興しての、日本の成長は目覚ましいものがあった。生活が向上したことはいいことだ。だが、余りにも変化が大きく、お金がなくては何もできない世の中でもある。

 貧しいのは、誰のせいでもない。金持ちにはなりたい。と、思うが、貧乏にはなりたい。と、思うのか?私財を投げ打って、事業を起こす人には、それなりの財力があってこそ。これには、頭脳も体力もなければ、先見の明も必要だ。一般的には、そこそこ入ってくる給料で賄っている。今でも節約の生活なのに、消費税を上げてどうする気だ。

 枇杷葉をいろんな方に送ってあげながら、歓んでくれればいい。とは思うが、実際に私が行なっていなくても、それなりの責任を感じることがある。従って売ればいいでは済まぬ。症状や現状を知らなくては、助かる命も消える。あまり神経質にはならなくてもいいが、経過報告はとても大切なこと。

 枇杷葉の1年を観察してみて、その不思議な成長に驚いた。赤枇杷は南向きで発育がいいが、白枇杷は北向きか、或いは陽射しがやさしい場所がいい。また、寒過ぎても育たないようだ。花芽がつかないのです。枝はかなり撓るが、細いところは用心をしよう。簡単に折れてしまう。必ず脚立で作業をしよう。

 枇杷葉を寒中に採っておくのは、自然乾燥することと、黴がこないので、処理が簡単。焼酎に漬けるなら、いつでも可能ですが、春先から夏場は成長しているのですから、硬くてごわごわした葉以外は、採らないようにします。自然の恵みを分けて戴くのです。人間の物ではありません。全てに感謝していれば、憂いは消えていくでしょう。

 枇杷葉は、何に効くか?人に依って様々です。このブログを最初から読んでみようか?と、お思いの方は、効能の多さにびっくりするでしょう。また意外な方法に感心もするでしょう。枇杷葉は多種多様に効き、その用途にも限りがありません。古来から民間療法として、活用されてきた理由がおわかりでしょうか。

 私は、祖母や母から、枇杷葉の効能を教えてもらっていました。祖母は、あらゆることに使っていましたが、母は効果の程を知らぬまま、旅立って逝きました。祖母のしていた行為は、子どもの私にとっては驚異です。自分で枇杷葉を植えて育て、発育の状態を見ていると、この木が、命をつないでいっていることに息をのむ。

 白枇杷の花芽に、寒さ除けをしようと、袋をかけていたら扱げた。とてもショックだった。摘芽をするのだが、ちょっと哀しかった。

 

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凍てつく・・・

2011年01月27日 | Weblog

 さぶぅ~!と言いながら、家を出て愛車に乗り込む。勤務先の駐車場に行くまでは寒く、車を降りれば徒歩。とほほ・・・と、歩き勤務先に到着。車は、冷たい風がないだけまし。近距離なので、暖房が利き始めたら着いている。マフラーに手袋をして、懐炉装着の出で立ち。体には勿論、何枚も着ている。勤務地に行くと暖かく、3枚ほど脱ぐのだ。

 仕事を終えて帰るのは、朝と反対のことをする。しかし、帰宅しても重装備は解かない。銀河は、湯たんぽで丸くなっており、私は、厚着で暖をとるのだ。流石に、手袋は脱ぐが、今度は、指先の出るのに替える。炊事にはしません。いくら何でも濡れるとよけいに冷たいよ。横着なことこの上ない。従って出不精なんです。

 この寒さが苦手なのは、パソコンらしく、すこぶる機嫌が悪い。悪戯にしては手が込んでいる。諸々の機能が、時間のかかること夥しい。なんなんだよぉ~!と、腹が立つ。しかし始めから分が悪い。勝ち目がない。機械に疎い上に、慣れた作業しかできない。新しいことに出遭って異変が起きると、凍りつく。なんなんだ、この心境は。

 浜さんのホームページにお邪魔したら、なんとアレルギーに困っておいでだ。枇杷葉が必要らしい。ダンボール箱に、花芽茶とドクダミも詰めた。枇杷葉は、そのまま入れてありますが、ご自宅で飲まれるのでしたら、2・3枚を薬缶に入れてくださいね。パックに入れてだと捨てる時が面倒です。

 Aさんの懇意にされている電気屋さん。枇杷葉茶を飲まれて、体調がいいらしく、自分で沸かして飲むから。と、言われたので、枇杷葉を分けてあげたらしい。うれしいなぁ♥電気屋さんが、自分からその気になってくれたことは、私の願いでもあるのです。やはり、何と言っても、本人の気持ちが大切です。

 枇杷葉も、持っているだけではゴミにしかなりません。いろんな用途を知って使ったり、効能を調べてみたりすれば、自分の体の何処に効くのか、わかるのではないかしら?人が言ってくれたり、聞きかじっただけでは、何も得るところはありません。毒か薬かを確かめるには、自分が試してみなければだめでしょう。

 サンタさんが、珈琲を送ってくれました。リエさんからの贈り物です。サンタさんのお知り合いの方も、枇杷葉を使って、自然のエネルギーを戴けるといいですね。自分を信じることは勿論ですが、枇杷葉の力を信じ、全知全能の神を信じていれば、きっと援けてくれますよ。その祈りが、神さまに通じるといいですね。

 月桂樹の樹が、どでかくなっていたのを伐った。空いた場所に、枇杷苗を移植した。鉢でも置いてみた。嫁がせた苗もたくさんある。種を植えて育てて、上げる時には、我が身を切り離される想いになる。育ってくれているかな?

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雪が降るぅ・・・・・

2011年01月26日 | Weblog

 午後からの勤務なので、布団を干そうか?と、サッシを開けようとして、凍りつく。雪花が舞っている。しかも、牡丹雪です。晴れているためか、あまり積もらない。少し安心して勤務先に向かうが、何んとも寒い一日でした。玄関の横と、駐車場の所に、白梅・紅梅の鉢が置いてあるのですが、まだまだ硬い蕾です。

 風邪も峠を越したので、枇杷酒を飲むのは控え、梅酒を猪口に半分くらいを、就寝前に戴いています。梅酒は、氷砂糖を入れているので、かなりアルコールは少ない。甘酸っぱさが、とろりと体の中を通過するので、心地好い。痰が絡むようなら、鉈豆酒やアケビ酒が効く。鉈豆は夏に、アケビは秋に、収穫しておきます。

 何れもエキスが必要なのですが、他人を当てにせず、自分で作ってみましょう。アケビは山形県の特産品になっています。品種も早生から晩生まで多種あります。保存しておかないと、いざと言う時にはありませんよ。先日『水戸黄門』で、弥七が子どもの足の傷口に、梔子の実を取って、塗りつけていました。止血効果があります。

 屋敷内に植える花木にも、その効能を知っていれば、応急処置ができます。漢方薬が民間治療に役立って、広まったのは、手軽に応用できるからです。西洋医学には外科医術が加わって、影を潜めましたが、正しい知識で活用すれば、体は病むことはしません。気を病むから病気なのです。

 また、季節にしかない旬の物を戴く。というのには、自然の恵みに感謝することでもあった。今の季節にある物には、風邪を予防したり、かかり難くしたりする作用が働いてくるのです。現代では、肝心なことを置き去りにして、生活しているように思えます。でも、本人がそれを幸せだと感じているのです。敢えて言う必要もないかな。

 寒肥に糠を入れたら、野鳥が全部集まったか?という騒ぎです。寒いから飛来しているのではなく、単に餌が乏しい。という状況です。人間は、勝手に棲みかを奪っておいて、鳥インフルだと喧しい。鳥の持つ本能に従った行動をしただけ。本来、野鳥なのです。人間の都合には合わせていませんよ。

 月日の経つのは早いものだ。既に1月も下旬。夕方の6時半過ぎには、ずいぶんと明るくなってきた。松の内過ぎの宇宙の様子。

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今宵は凍てつく宇宙に・・・

2011年01月25日 | Weblog

 休みだったのだが、研修があり、その帰宅途上、宇宙を観上げれば、久々の晴天に、遍く星々が輝いている。オリオンの三ツ星、シリウスの燦然とした光に、思わず足を止めた。プレアデス星団の星の塊が、凍てつく宇宙に眩しい。自然の恵みを堪能できる幸せを、神に感謝する。

 人は、一人では生きられない。けれども、自分の心を偽ってまで、他人と上手くやって行こうとは思わない。枇杷葉に援けられて、そのエネルギーを分けてもらって、自分の力を惜しまないことで、誰かが歓ぶなら、と心から望んでいる。だが、資源には限度があり、私の力の及ばないこともある。

 枇杷葉で、癌が治るのも事実なら、その反対のことも起こり得る。同時に、本人の治りたい気持ちと、周りの拘りかたも大切な要素です。また、不眠不休の心と体も必要です。或いは現世を離れた異空間への発想も、加わるのかもしれません。毒には毒を持って、ということでしょうか。

 治療といっても、何年で完治するやら、しないのかもしれない。一時はよくなったように思えても、明日に命を終えるかも。人間の犯してはならない、神の聖域だとすれば、ひたすら祈るしか術もないのだ。信じることは、何にも変え難い。全てを受け入れ、あらゆることを投げ打って、尚余りある愛を与える。

 銀河の乳癌が、余りにも酷くなって、母に援けを求めた。それは、母にしてあげられなかった私の想い。悔いて詫びる心の有り様であった。数日して快方に向かい始め、安堵する。臭いも薄くなっている。ご飯もよく食べだした。枇杷葉茶も、咽喉を鳴らして飲んでいる。枇杷酒のエキスを何回か飲ませ、傷口を拭いてやった。

 人間に効くのだからとやってはみたが、枇杷葉の威力に驚くことが多かった。自然の力を借りてこそ、できた治療には違いない。銀河の本能にも、枇杷葉にしかないことがわかっていたようだが、捕まえて無理矢理口に入れられると、暫くは近寄って来なかった。諦めず、根気佳く、ひたすら祈っての日々だった。

 枇杷葉の青い葉は、12月から1月にかけて採るのがいいです。花芽は、この時期に採るか、実になって採るかは、其々に判断してください。実には、アミグダリンB17、という猛毒が含まれています。決して独断での摂取は止めて、専門家の判断を仰いでください。熱処理に弱いので、お茶で飲まれるのが最適でしょう。

 年末に嫁がもらって来た。蕪の部分は千枚漬けにし、茎はいたずらにお椀に入れてみた。冬場の寒々しさを彩っています。

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花芽茶の保存には

2011年01月24日 | Weblog

 花芽茶を収穫したが、保存に頭が痛い。我が家の収納能力には、限度があるのだ。3Kgは、焼酎に漬けよう。種と同じ杏仁の香りがするので、化粧水に使おう。知人が、折角持って来てくれたのだ。本当は、実が生って、種でほしかったのだが、こちらの都合ばかりも言えない。保存方法を考えればいいのだ。

 花芽茶で飲用する、と言っても、1年間の1人分は精々が15パック。私のは、多めに入れてあるから、これくらいで飲んでほしい。我が家での場合は、12日から15日で1パック。最も花芽茶だけではなく、枇杷葉茶も淹れている。ストレートだったり、ブレンドしたりで飲んでいる。季節にも依りますが・・・。

 化粧水は、1年間を通じて、風呂上りには全身に塗布するし、内臓の疲れや、疲労回復に用いる。エキスが肌を艶やかに、すべすべにする。嗽にも効果がある。目脂、結膜炎、痒みにも効き、2ℓでは足らない。切り傷や擦り傷、ひび割れには枇杷葉エキス。花芽や種は、顔の部分に使うことが多い。

 何れも、根気佳く塗布すること。然し作っておかなければ、泥棒が入っての縄綯いになってしまう。備えあれば憂いなし。まさに枇杷葉のことです。風邪を引いても、熱が下がり、平熱よりはちょっと高くなったが治る。気迫かな?いや、根性かな。熱でしんどく、動きたくないのを、病院まで歩く気にもならないでしょ。

 風邪は、膳の下。と言い、お粥と梅干で治る。温かい物を頂き、体をリラックスさせて休むことです。今回、風呂は3日入りませんでした。でも、枇杷葉のお蔭で、臭いは殆どせず、ちょっと顔が赤いくらいで済みました。自分の体がしんどい時、混雑する場所に行こうとは思いません。挙句、待たされるのも厭です。

 仕事を休もうかな?とも、頭を過ったのですが、神さまはよくしたもので、無事に職務をこなさせてくれました。やはりその気になれば、風邪は退散する。太田胃酸ではありませんよ。胃酸といえば、風邪の引きかけに、胃腸薬を飲むといいのですね。食欲が減退したり、だるかったりは、体の危険信号が出ている証拠ですから。

 庭の寒肥もやったし、枇杷葉茶も花芽茶も作っているし、節分が来れば、立春ですね。でも本来の寒さは、この油断した時期にあって、早春賦とはよく言ったものですね。この時期が、花粉症に対抗できる最後のチャンス。しっかり嗽や手洗いをして、枇杷茶をペットボトルで持ち歩きましょう。

 お正月の日溜りの枇杷葉。太陽の陽射しを、軟らかく浴びていた。宮城道夫の『春の海』が聴こえたようでした。

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真冬の夜の・・・

2011年01月23日 | Weblog

 風邪で熱に浮かされた、と言えば聞こえはいいが、草木も凍てつく丑三つ時。先月亡くなった方が夢枕に立ち、寒いので傍に行かせてくれ。と訴え来る。正気の頭であった故、恐怖の度合いは半端なものではなかった。この方は、亡くなる前にも視えていたのだが、成仏されていないのか?

 私は、個人と親しかった訳でも、特別にしてもらった覚えもない。それなのに私の所に迷って来られた、ということは、供養をしてほしい。ということではないか。形式も、お金も必要ではなく、心から手を合わせてくれれば、成仏できるようにも思える。母が、居ない今となっては、決して人事ではない。

 この方も、身内の一人でも、心からの供養をしてあげれば、迷うことはないだろうに。私には荷が重過ぎて、どうにもならない。お住まいだった方角に向かって、手を合わせてあげようか。とは思うのだが。どうか魂が安らかになって、そちらでの暮しに慣れていただきたい。せめて、生前のお姿を心に留めておきましょう。

 明日は、Sさんの月命日。この日は、できる限り墓参りに出かける。明日は、早出の勤務なので、仕事が終り次第、行く予定です。けして無理はしないように、時間もお供えも決めてはいません。その時の家にある物だったり、花であったりします。お墓の掃除と、水を換え、花を活けたり、お供えのお菓子や果物を置いて、いろいろ話しをします。

 これは私が、自分でしようと決めたこと。毎月当たり前のように行くけれども、命の尊さを思わないではいられない。Sさんは自分の病名を知っていた。告知を受け入れての、覚悟の治療であったらしい。誰にも別れの言葉も言わせないで逝った。私にできることは、遭いに行くということだけですが、笑顔で迎えてくれるから。

 母が亡くなってからは、月命日が増えました。私が、自分に納得できるまでは、続けて行こうと思うのです。Sさんには、私の窮地をいつも援けてもらいました。心が粉々に砕けてしまっていた時、温かな想いがうれしかった。それでも、自分の足で歩くことを教えてくれた。今日の私が存在するのは、Sさんだけではないが、比率は大きい。

 枇杷葉を、もっと早くに知っていれば、どんなことをしても治してあげれたのに。後悔が胸を引き裂くようで、愕然としてしまった。私の、知っている全ての人に、病で亡くなってなどほしくない。枇杷葉の手当てで、必ず治るのです。相手を想うと、吾と我が身を投げ出しても、援けてあげたくなるのです。

 出窓の所に置いている鉢物。寒さにじっと耐え、ひたすら春を待っている。心持暖かくなると、蕾が勢い開いてくるよ。

 りささん。アレルギーにはドクダミ茶を、しっかり飲んでくださいね。花芽茶もなくなり次第、お送り致します。今年は、某作家さんの花粉症は、いかがでしょうかね?この研究で、ノーベル賞が手中にくるだろうか?!

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寒さが緩んで・・・

2011年01月22日 | Weblog

 寒中の宇宙は、澄み切っていて、昴の輝きが冴えているんだが、ここのところ、夕刻は雲ってしまって、木星が光るばかり。どんよりとした宇宙が広がっている。また、日中は晴れて、風も微風なのが気になる。この寒さの中で、地震が起きたら・・・。考えるだに恐ろしい。けれども事態は、予測していない時に起きる。

 地球が生んだ正義はマグマ。という漫画もあるが、実際にはあり得ないだろうし。最も、マグマが正義でも、それが暴れたら、地球は焼け焦げる。先手も打てない。どうあっても、自然の前にも、後にもなす術がないということか。知恵と勇気とで、先人達の生き方に学ぶしかないのだろうか?生きることは、試練に違いない。

 昨日は、その前からの体調不良で、帰宅するなり、梅干とご飯とで夕食を済ませ、湯たんぽを替えて、そのまま布団に潜って寝た。体温は37.4℃だった。眼が覚めたのが午前0時過ぎ。この時点で、ブログは断念。トイレにだけ行き、再び布団に潜る。はっきり眼が覚めたのは明朝9時だった。熱は、36.5℃でした。

 午後からの出勤なので、グダグダしつつ布団に居た。銀河は、毛布の上で眠っていた。よく知っているもので、私がしんどい時には、できるだけ避難している。前日には、枇杷酒はむろんのこと、咽喉が痛かったので、金柑酒と、アケビ酒もなめた。だが、仕事に行ったのがまずかったようだ。やはり養生が健康でもあるようです。

 今回、思いの外、金柑酒が効いた。それと、孫の鼻水の薬が以外に効いた。耳が痛くて、中耳炎になるかと思ったのが、痛みが引いて、鼻水も止まった。枇杷茶をガブガブ飲み、咽喉がカラカラになるのを防いだ。最近は、花芽茶にしている。我が家にあるのは、差し上げた残り物ですが、よく効きます。捨てないでよかった。

 人様に差し上げるのは、綺麗な箇所だったり、たくさん入れてあげたりします。けれども我が家で飲むのは、残り物でも成分は同じですからね。最も、私が信用できる所から戴いて、それを信じてくださる方に、お送りするのであって。実際、こういう信頼関係が難しいのでしょうね。お礼云々よりも、症状が軽くなった。と、聴くととてもうれしい。

 祖母も、そういった人でした。薬草をいろんな種類採っていて、誰が何を必要としているかとか、どういった物がよく出るか。とかを心得ていて、無駄な採り方はしなかった。来年の分は必ず残した。自然の恵みを感謝して、自分の利益だけでは考えなかった。私も、料金は頂かないようにしている。しかし、お礼の方が多いので絶句。

 まあ、自分の所にあるものだし、遠路はるばる出かけるのでもなし。問題は、持って帰ってからで、木から葉を取り、切り、箱詰めにする作業が延々とある。この時点で送っていい。という奇特な方がおいでなら、喜んでお送りいたします。今年は、お茶パックに詰める作業は省略し、葉を切る段階で止めた。

 冬の花芽の咲く、我が家の枇杷葉。緑が鮮やかに彩り、ほのかな芳香が漂う。癒しの空間です。佇んでいると、異空間へ彷徨っていくようです。

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