今朝は、氷が張ってはいなかったが、濃霧に閉じ込められた。風もなく、穏やかな日でもある。この一年を振り返る時、自分のしたことは必ず、還ってくることに気づく。父母の、ご先祖の眠る墓に参り、掃除ができたことは、気持ちの安らぎを与えてもらった。
息子の家族も、文句も言わずに付いて来てくれた。ありがたいことである。同居していても、離れていても、同じするなら気持ちよくしたい。その場限りのお世辞を言うのではなく、相手の歩調に合わせること。何時もながら、嫁は息子よりもありがたい存在。
枇杷葉の四季にも想いがいく。自然からの恩恵を、たくさんもらっていることも、エネルギーを与えてもらえることも感謝。庭に咲く、四季折々の花々にも、どれだけ元気づけられているか。神のされるがままに、生かされていることへの想いを祈る。抗えない。
この一年で、うれしかったことは、介護福祉士の資格が取れたこと。本も読みたいし、勉強もしなくてはならず、近所の子どもの叫び声に我慢しての結果だ。子どもは泣くのが当たり前だが、些細な事で泣かしている。怒鳴り声や、他人のせいにして怒る親。
勘弁して欲しい、と苦情を進言。まあ、反省の態度はなく、怒鳴り声も相変わらず。日中の時間帯なら許せることも、夜半からが特に酷い。そんな時間に風呂に入れる?小さな子どもが居るのであれば、就寝は9時が限度。眠いのを起こせば、泣き叫ぶよ。
秋に、リエさん、しーちゃん、kazu君が来訪。枇杷葉に取り囲まれた我が家にお越しくださり、感激でした。三人ともタフで、疲れをものともせず歩き回っていた。こちらは、下手な運転で事故に遇わせては、と安全を心がけ、無事に送れてほっとしました。
一年の計を何とか達成できたのも、枇杷葉のお蔭である。腰痛には焼酎漬けを、精神的なことには、枇杷葉茶を。あらゆる箇所に使い、その効力を知って驚く。新しい発見には事欠かない。夏バテには、焼酎に漬けた種をかじった。体のだるさが消えたよ。
枇杷湯にも、どんなに援けてもらったことか。夏場は、半身浴が効き、冬になってからは、湯冷めがしなくなった。毎日のことなので、体はあまり洗わない。ボディシャンプーは、パックスナチュロン社の、枇杷葉エキスの入ったもの。洗髪もするが、半月間隔。
麦を食べだして、膝の痛みとだるさが消えた。夏には大豆を植え収穫し、冬には麦を植えたら、発芽した。寒さに麦踏みをしよう。木村秋則さんの提唱する、土の改良がしたく、試みているがさて。今後は、愉しみを見つける工夫をし、心の張りを持ちたい。
ここを訪れてくれた様々な方。この1年、ありがとうございました。宿根草の桔梗は、初夏を忘れずに咲く。