この時期、月と木星と金星が並んで観えるのだが、生憎のお天気に阻まれている。先日、ちょうど観えた時には、携帯撮影ができなかった。ちょっと高い山に行けば、水星も観えるのだ。今年は金環食もある。宇宙の天体ショーは華やかです。
人工の光を夜間点灯するなど、電力会社に味方して、原発の放射能を浴びているのに等しい。宇宙を観ていれば、地震や津波のこともわかる。農事暦というのは、天変地異を知らしめる。土をいじくり、風の匂いを嗅ぎ、雨の色を見て感じることがある。
自然の力を借りることは、自分のできることを返すことでもある。そしてそこには感謝の念がなければ、成り立たない。人間は、お互い様だと言いながら、自分の都合勝手を主張する。如何なる時にも正しくありたい。
宇宙を観ていると、数奇な運気が伝わってくることがある。体に入ってくる波動を、誰かが必要とすれば、分けてあげられるが、邪気があるとたちまちにして毒となる。だが、そういったことが理解の範囲を超えているため、言葉を尽くしても無駄なのだ。
Aさん家に寄る。リンパ腺マッサージをお嫁さんにしていると、小さな可愛い瞳が、真っ直ぐに見つめる。甘えた仕草で近寄って来る。抱き上げると声を出して笑う。あまり抱っこも拙いかと思ったが、愛らしさには勝てない。小さく軟らかな手が、顔中を触る。
未知なる輝きの星の運気。果てしないエネルギー。眼には視えないが、天から降り注ぐ。その洸の渦に引き込まれぬよう、感謝することも忘れないでいよう。運命の不思議な糸が撚り合わさっていく。自然への畏怖の心を持ち続けよう。
冬至の柚子。皮は味噌に入れたり、香りに玄関にも置いた。種は、洗って瓶に入れる。手荒れに良く効く。