猫の遣ることと、大目にみていたが、悪戯が眼に余る。我が家に来たばっかりの、体が小さい時には難なく通れた箇所が、テーブルに上がれなかったのが。そこを無理矢理通るわ、駆け上がるわで、そこら中の物が落下したり倒れる。
銀河も、地震の予測はよく当てていたが、すばるはゴキブリを追い駆けて、花瓶を引き倒す。そこら中水浸しで見境無い。帰宅すれば、嵐が吹き荒れている。最初の頃から言えば、慣れてきた証拠だが、してはいけないことと叱りおいた。
就寝時には、手枕で吸い付いてくるのは、相変わらずで甘えてくる。室内に閉じ込めるのが間違いで、自由に出入りできればいいが、そうもいかないので悩む。可哀相になるので、返すのがいいかな。と思案中である。同居するのは難。
枇杷葉の苞が、今年もたくさん見える。金木犀の香りがし始めると、出番を待つように枝の中心が膨らむ。早ければ10月中旬には開花する。結実するのは、どういった取り決めか分らないが、花芽になったからといって、全部ではない。
枇杷葉茶にしても、焼酎に漬けるにしても、硬くてごわごわのが良い。光合成をするので、ナイロンの袋に入れっぱなしだと、腐ってしまう。必要な分だけ採って、使い切るのがいい。花芽は、お茶パックに入れて、ナイロン袋にまとめ冷凍。
消臭効果もあるので、毎年で使い切るのが好い。風味が落ちるし、呼吸するのでよろしくない。様々な効用があり、また症状での個人差も生じるので、誰にもいいとは思うが、時にはアレルギーも出る。身体の中の毒が、排出されていくよ。
此のところ、野外コンサートが催され、ちょっと寝不足になる。夏日、日中の蝉の声も相当なものだが、夜半の庭も相当なスケールである。著名な作曲家のセレナーデ、時にはワルツも流れる。タイガースと競い合って賑やか。冷え込んで。
1枝に鈴生りの花芽。すっかり咲き終ったのや、蕾があったりする。多くて10ばかりの実が生る。