枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

月の囁き・・・

2012年09月30日 | Weblog

 台風は去った。晴々とした夕空に、月が昇ってきた。雨で塵が払われ、素晴しく美しい月だ。まるで、梯子が伸びているようだ。あれを上がって行ったら、兎のダンスが見られるだろうか。それとも月世界から、地球の様子を伺っているのだろうか。

 十五夜ではあるが、新月のこと。本来は、旧暦の10月30日が正しい。そうでないと、樋口一葉の『十三夜』の設定があわない。近年は温暖化ではあるが、それでも季節感が一致しない。薄も未だ咲いていない。尤も、沖縄と東北の方では、開花が違っている。

 昔の、と言っても昭和のことであるが、暦の端に、食べ合わせのことが載ってあり、その季節の旬の物とも取り合わせは、美味しくてつい箸が出てしまう諌めであった。医学の専門的なことは知らない、庶民の生きた知恵に、ひどく感心した。

 野菜を作るにも、何をするにも、手仕事だった。大幅な時間の延長上に、生活は営まれおり、手を抜くことをしなかった。他所より早く、という競争心を煽り、農薬を買わせ、汚染土壌を作ってきた。農薬を撒いた田畑には、外来種が蔓延っている。

 小川にいた、田螺も、蜷も、鮠や四ツ目にメダカも消え、蜆など見かけない、コンクリートの小川になった。田から姿を潜らせた鰌も知らない。団栗の坊やが、お池に濱っても、もう鰌は現れてはくれない。お互いの足の引っ張り合いはしても援けない。

 例年咲くシクラメン。今年も、水を遣っていると、芽を出した。咲くのは、来年のことだが。

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名月は・・・

2012年09月29日 | Weblog

 台風である。お月見ができないが、自然の天気には勝てぬ。萩が山裾に揺れる。薄は、穂が出ていない。旧暦なら、薄も風に揺れているんだが。何でも、早く、速くと急かすからいけない。情緒も風情もあったものではない。月見酒、ひとり飲むかな。

 昨日、テレビでのこと。タレントの中には、大学出が、うようよいるのだが、個人的な・基本的な覚え方にびっくり。中でも興味があった、1冊の本を何日で終えるかを出し、ページ数で割る。という方法。毎日、何ページという基本を作る。

 これを、毎日きちんと続ける。と言う。なるほど。継続は力為りである。然し、体力的にも、年齢的にも無理ができないことも多い。テキストが中々進まないが、やっていくしかない。回答は、マークシート方式らしいが、正解でもずれたら間違いになる。

 端置を作る。飲み終わった牛乳パックを洗って乾かす。パックを開く。幅1cmの物を切る。これと平行して、千代紙を5等分する。短冊に切った3本を繋ぎ真ん中で切断。この長さの千代紙に、1cm幅の牛乳パックを置き、ボンドで貼る。

 この時、千代紙の真ん中に、1cm幅の牛乳パックを置くのがポイント。30分以上乾かせ、真ん中に通して結ぶ。結んだ真ん中に、片方づつ端を織り込み出来上がり。この作業を延々としていく。勤務先では落ち着かないので、自宅に持ち帰り作る。

 大量に出来上がり、数が目標に達する。やれやれとほっとする。これで、掃除をすればいい。根気良くしていく外ない。台風が汚れを落としてくれることを願うばかり。口で言うのは簡単だがやるのは、時間も手間もかかる。

 南側の日当たりに、鉢植えや地植との混植えをしている。その内に、移動させるつもりが、根付いたかな。

 

 

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昼と夜の長さが同じ・・・

2012年09月28日 | Weblog

 秋分の日から、3日経過した日が、昼夜同じ長さになるとある。このところ陽射しは暑いくらいで、晴天の空だが、ずい分と高くなった気がする。爽快である。枇杷葉もグングン育って、葉を繁らせている。ありがたいことだ。今夜も、生葉を腰に貼ろう。

 曼珠莎華の、赤い華を見る度に、ごん狐を思う。この季節、うつらうつらして、心地よい。ごんの悪戯心がうずうずする筈だ。最後の件は、あまりにも有名。兵十が火縄銃を手にごんを打つ。其処に散らばる品物。ごん、おまえだったのか・・・。

 蝉が鳴かなくなったと思ったら、庭で虫が喧しい。昼間も、夕方も厭わず、せっせと仕事に精出して忙しい。虫の世界はとんとわからぬが、自然での生き残りは厳しい。蜂もそうだ。なまじ人間を襲うように云われるが、敵か味方の判断基準だと思う。

 自然には、其処での掟がある。人間は、自分に都合の好い、法律を定めるが、却ってそれが足枷にも。人間同士の欺き、知らないと、わからないであろうとの嘘。有罪になるにせよ、無罪であろうとも天に届く声は一つです。

 自然に叛く事は、その言葉の重みを受けきれない、天罰が下る。何故なら、自分の存在を消すことに相成る。道理的に納得いかぬことは、如何なることでも、頷いては生らぬのです。反対に、すべての根源は自分であると、謙虚になれば神は祝福する。

 昨夜、鉄腕アトムを読んでいたので、寝不足だ。初版コミックスで、価格は安いが、きっと手には入らない。何度も繰り返しているが、作者の思いがとても深いことに驚く。何故、こんなに心が締め付けられるのか、胸が痛むのか。

 近所の薔薇園。小学校の近くにあり、普段は学童所で、期間中だけ公開する。自然に囲まれた場所がいい。ほんとうに何もない。

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掃除の味方

2012年09月27日 | Weblog

 枇杷葉エキスの威力に、驚くと共に、人間の持つ自然治癒能力にも感心する。尤も、自然からのパワーがなければ成り立たない。心が素直であったなら、神は援けてくれる。そんな気持ちになった、虫刺されの顛末である。痒みのなくなったことに、びっくりしていた。

 そうなんだ。百聞は一見に如かず。と言うが、半信半疑であったようだ。疑心暗鬼というか、枇杷葉の力を侮ってはなりません。このエキスは既に3年経過し、然も、白枇杷のエキスだ。水虫は愚か、凡そ治らない症状はないのです。

 小さなジャム瓶に入れて、持って行って渡す。たったこれだけ?と言う顔である。凝縮されたエキスが詰っているのに。果実瓶に移し変えることと、水では洗わないことを明記。また、防腐剤や界面活性剤が入ってないので、腐り易いことも記しておく。

 エキスだけなら傷みはないが、他の物と混ぜると、腐ることもある。焼酎だけなら、冷暗所での保管でいいが、冷蔵庫に長期に渡って置くのは危険だ。枇杷葉エキスの素晴しいところは、滲みが消え、美白効果があること。

 重曹の威力にも驚く。粉の分は、湯で溶いたり、かなり磨かないと取れないが、泡が出るタイプの物は、スプレーすればよく、さっとふき取れば、新品になる。職場で、冷蔵庫と電子レンジ、キッチンをピカピカにし、水屋の硝子や、洗面台まで一気に拭く。

 実に面白いほど、汚れが落ちる。こんなに汚れていたんだ。我が家では、ボディソープと枇杷葉茶で磨く。大抵の汚れは取れる。また、そこまでは放置しないで、雑巾掛けを心みる。サッシのレールは、竹箸とタオルが好い。残す処、2週間もない。

 赤いサルビア。タキイの種だったか?1袋から8本の発芽した。夏の風物詩の朝顔に対抗。夕顔と同じプランターで。

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掃除三昧・・・

2012年09月26日 | Weblog

 介護フェスタが迫っている。各居室の掃除と、リビングや玄関等の、普段からしておかなければならない筈の、箇所を丁寧にする。毎日、きちんとしてさえおけば、雑巾で拭っただけで済む。もお厭になる。埃だらけだ。四角に掃かず、丸どころかしていない。

 我が家の掃除は、どうやっているのか?玄関には、その家の顔がある。いくら家内を綺麗にしていても、玄関がぐちゃぐちゃでは、意味が無い。掃除と言う作業には、心の中まで清め、気持ちよく過ごすための基本がある。きれいになれば、生きる心にも通じる。

 私は、根本的に横着者である。故に、掃除をしなくて済む方法を考える。手抜きをして、汚さない工夫をする。掃除の基本は、埃を最小限度にすることと、雑巾掛けが大切である。掃除機は、止むを得ずの時だけ。1年に数回で充分なのね。

 電気器具も、使う度にきれいにしておく。汚れを溜めるから、掃除ができない。或いは、汚れをそのまま捨てる工夫をする。安価で簡単な物、重曹とお酢である。後は、小まめに拭き掃除。汚れを発見したら、直ぐに拭き取ること。

 簡単な汚れは、枇杷葉茶をスプレーする。艶が出る。人間の体内が掃除できるのだ。有害な臭いも、手荒れもない。そう思って掃除に使ったら、香りがよく、汚れも落ちた。以来、ボディソープとセットで使う。自家製なので、安価である。

 枇杷葉ローションは、虫刺されに効果がある。痒みを押さえ、化膿を防ぎ、発熱を止める。実に万能薬である。医者要らず、と言うがこれ程効果があるとは。化粧水に使っているが、皺も失くす。くすみや滲みも消える。艶やかな張りと、潤いをもたらす。

 2年目の枇杷苗と、花手まり。緑と白がきれいです。

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秋・たけなわ・・・

2012年09月25日 | Weblog

 空気が澄み、天頂には夏の大三角が輝く。月が満月に近くなる。彼岸も開けた。彼岸花の、どこか寂しげな色が、土手に鮮やかに咲く。今月一杯、秋の交通安全月間。事故をせぬよう、気をつけよう。満月の午前0時過ぎには、特に注意。

 そろそろ山女が熟れる頃。山形県では、山から移植して来、栽培しているそうだ。早生や晩生の品種を植えて、自然の中での収穫というのを、現代農業で読んだ。子どもの頃には、山女など家の周りにもあって、種の多いことに閉口しながら口にした。

 最近では、誰も取らないから、至る所で見かける。尤も、崖っぷちでは危険がある。いや、危ないあぶない。咳止めや、細胞の活性化にもいいようだが、根拠はない。個人差もあって、試すしかない。また一度にたくさんの摂取は禁物だ。

 山女に限らず、生鮮物は傷み易いので、焼酎に漬ける。自然乾燥では、黴がくる。鉈豆も、乾燥ができていないと黴が生じ、お茶にも不味い。味噌漬けか、焼酎が安心でよい。簡単で、手間がない。出物・腫れ物に効き、にきびや物貰いに効果がある。

 台風が去り、鰯雲が覆う空に、秋の装いを感じる。今年は、ずれ込んでの景色になろうか。旧暦では、秋の遅いことを予測しており、人間の愚かしさを恥じてしまう。近年の世の中に失望する想いが強い。だが、生きていかねばならない。

 毎晩のように、蒟蒻を温めて腰に置き、仕事には焼酎に漬けた葉を貼って行く。それでも体調の思わしくない時はある。後は、気力でやる。枇杷葉をしていると思うので、我慢できることもある。結局、膀胱炎は枇杷葉で治した。

 パソコンをしている部屋に、観葉植物を置いてある。挿し芽でついた。ちょっとづつ増えている。これも、月の満ち欠けに関係があり、摘むタイミングがあるみたいです。

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陽射し弱まる・・・

2012年09月24日 | Weblog

 暑さ、寒さも彼岸まで。と言うが、めっきり凌ぎやすくなり、寒いくらいの毎朝です。半袖は震える。綿の長袖である。布地がポリエステルだったり、綿以外であると、痒くなる。夏場は特に、汗で痒みが増す。ベトベトして、不快感が拭えない。

 従って、衣類は綿と決めている。これに困惑するのが、そういった事情を知らないで、贈ってくる人が居るのも事実。まあ、尤もそれ以外となると、贈り難いこともある。服も好みがあるが、食べ物は、無農薬や、無添加等になると、価格が上がることも一因。

 もらってうれしいベストは、図書カード。後は、現物が一番だ。特にサイン入りは、宝物。我が家には金はないが、サイン入りの書籍は多くあるため、泥棒さんには気の毒。コミックも多いのが自慢。だが、趣味の領域なので如何ともし難い。

 旧暦を使っての暮らしには、自然からの恵みを、必要なだけ分けてもらえることにある。無理をしないこと。季節感を大切にすること。四季の行事を執り行うこと。華美な生活を避け、謙虚な思いで日々を過ごし、自然に感謝することである。

 ご先祖様を大切にし、お墓掃除を心がけ、天への祈りを欠かさない。天雷風を自由に操る、天龍に遭遇することもあるが、聴いたことはしゃべってはならぬ。宇宙に赤・青・白・黒の龍を観たこと。白い龍に誘われ、その髭に摑まって耳の後ろに乗ったことも。

 夢、幻であったのであろうか。いや違う。あれは、息をしていた。あれから不思議な力をもらった。私の触る手には、命の源がある。それを信じる者には福となり、笑っている者には禍に転ずる。以前にもあったが更に強いパワーを感じる。

 夏だけの花。球根で緑色もあるが、どうやら日陰が好みらしい。

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運動会

2012年09月23日 | Weblog

 昨日の夜半過ぎから、激しい雨音が瓦を打つ。雨樋を音をたてて流れる雨に、天気を思いつつ眠りに着いた。朝、曇ってはいるが、雨は降っていない。弁当の巻きずしを約束していたので、取り掛かる。開会式を見れなかったが到着する。

 全校児童、49人というこじんまりとした小学校。環境はとても良く、伸び伸びとした校風なのもいい。福島の子どもで、諸般の事情が許せば、村をあげて来てはどうだろう。海はなく、山に囲まれているので、住み難いだろうか?そんなことを思ってしまった。

 全校児童が何かに協力し、参加している。先生だけでは、競技が続かない。用具を運び、片付ける。見ていて心が温かくなるね。得点種目もあり、応援も欠かせない。大勢だと、気が散ったり、悪さをしていても眼が届かないのだが、直ぐにわかる。

 昼前から、天気が快復してきた。外でもあるので、少々寒い。玉入れに出てください。と言う嫁に参加する。孫のいる方に入る。2回戦あり、2回とも勝つ。息子は、じゃんけん競技に参加して、準優勝して、記念のメダルをもらっていた。

 昼食後の、全校児童の得点リレーは、どの子も一生懸命であった。苦手でも、最後まで諦めないことが、優勝につながった。下の孫はリレーを頑張る。上の孫は、踊りを頑張って皆を笑顔にする。と、目標に書いてあった。孫たちの澄んだ心であれば戦争は起こらない。

 帰宅して、牛乳パックを切り、端置のサイズに裁断し、千代紙を貼って仕上げる。これは、介護フェスタに向けての準備。日々の積み重ねが大切なのだが、一向に捗らない。理由はどうであれ、決められたことではないか。困ったものである。

 1株を買ったビオラ。植えたら、とても大きな株になった。春中、咲き続き、虫にかじられていた。

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枇杷葉の葉を当てる

2012年09月22日 | Weblog

 殆んど毎日、枇杷葉の焼酎漬けを、腰に当てている。痛みが消えなかったり、歩行が辛い時の予防策で、そのためには、青く硬い葉を採って、焼酎に漬けておく。エキスが出るまでには、3ヶ月はかかるので、早めはやめに作るのがコツ。

 寒中の葉は、お茶に採る。腰痛にも漬けて置くが、果実瓶がないのと、置き場所に困る。そのため、2瓶くらいづつ作る。これが意外と重宝する。切り傷・擦り傷・打撲・捻挫等、あらゆることに使えるのでいい。蜂刺されや蚊にもいい。

 今年、枇杷葉の葉が、レース状になっていく。へんてこな虫を見つけた。ウンカもいて、葉が黄色になっているのも気になる。諸般の事情ではあるが、自然にしていることは、きっと美味しくて食べたくなるのだろう。また、暑さが長引くのも気がかりなこと。

 それでも、枇杷葉の中心を見ると、心なしか膨らんでいる。枇杷葉の苞だ。薄茶色の苞に包まれた白い花が咲く。花も可憐だが、白いビロードの花は、とても綺麗で、加えて匂いが素晴しい。夕顔のような艶やかさはないが、夜の静寂に匂いたつ。

 花の姿からは、想像できない香りに、その間は酔いしれる。金木犀、銀木犀、柊、枇杷葉と続く。重陽の節句が済む頃からなので、待ち遠しい限りだ。花の色としては殊更に青が佳い。次いで白と続く。白色は、花の引き立て役というが、楚々とした雰囲気がいい。

 明日は上弦の月。お天気は先ず先ずか。孫たちの運動会がある。巻きずしを作って、応援といこう。全校生徒50人にも満たない。全戸総出での観戦である。全員参加もいい。毎年楽しみな行事の一つです。生徒も、中学年から用意をしたりと手伝う。

 鉢に生ったブルーベリー。甘くて美味しかった。少しだが、愉しみでもある。

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うそつき・・・

2012年09月21日 | Weblog

 アシモフの『我はロボット』に、嘘つきロボットの作品がある。人間の造った物故、人間のことを優先し、且つ、自分を守らねばならず、加えてそのどちらかを選ばねばならない。人間は、平気で嘘をつくが、ロボットには嘘がつけないのだ。電子頭脳がショートする。

 人間は、電子頭脳はないから、ショートすることも、壊れることもなく嘘がつける。殺人をして、精神鑑定を受け、狂った真似もできる。良心の欠片もなく、あるのは不気味さ。法律に基づく弁護であっても、否応無しに悔しさがこみ上げる。

 神は、正しい者の味方である筈。それなのに、存在すら疑うような判決に、虚しさが残る。庶民は消費税を払わされ、強制的に決行されることには何もできない。然し、原発だけは再稼動させてはならない。広島や長崎の、福島の二の舞を繰り返すな。

 第五福竜丸の事故も、スリーマイル島の、チェルノブイリのことも含めて、地球を守らねばならない。私たちの棲まう、美しい青い星だからだ。戦争をしないと、産業が発展せず、国は貧しくなる一方なので、武器を売って儲け、殺し合いをさせている。

 旧暦で暮らしをしていると、些か遅れているような気が、するかも知れぬ。急いで、快適な暮らしに走って、いいことはない。新記録を出せば、より以上に上がある。努力はせねばならぬが、楽しむことから遠く離れる気がする。

 中秋の名月も十三夜も、各々1ヶ月、早過ぎる。風流を解せぬ、と感じてしまう。歴史は、旧暦の中で生きている。平家が源氏に敗れたのにも、その旧暦での読みが浅かったためだ。新暦では辻褄が合わず、納得できない箇所が多い。

 菅原道真。梅の香に、偲んでしまう。白梅に、藤壺と光源氏の想いの深さを思う。

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