朝から照りつける天気に、気温はうなぎ上りである。鉢物が心配で、水遣りをする。風が吹くと一涼の清々しさである。網戸の掃除もしておく。やっている者としては、誰の為でもない、自分のことなので、汗をかきかき終える。すばるは勢い駆け回る。
落ち着いてみれば、早昼である。月曜日は図書館が休みなので、出かける充てはなく、買い物の予定も無い。すばるが、遊んでもらおうとじゃれてくる。膝に乗るのは、爪を出さなくなったが、加減が分らず思いっきり噛む。叱るとくしゅんとするが。
枇杷葉の発育状態が良く、大きく硬い葉になっている。駐車場の出入り口にあるのは、3年で枯れたのが、新芽を出して生き返った。年数はとっくに9年を過ぎている。今年辺り、花芽が付くかな?と思ってはいるが。リエさんのが一気に大きくなった。
台所の窓のも、花芽は付いたが、北側なので結実しなかった。でも、白枇杷は、北側なのに繁っているし、鈴生りになる。生前、父母に白枇杷を食べさせたのが好かったか。最初は、1枝で3粒生り、次に3枝で15粒程生った。翌年から鈴生りになる。
枇杷葉の木だらけで、小さなのも含めれば、30本はある。娘の所に遣ると枯れる。これまでに3本がなくなった。何故かは不明で、我が家で生きいきとしているのに、動かすといけない。ちゃんと暦を見てするのに不思議である。他は付いたそうだが。
知人の桃農家に、枇杷もやってみようか。と種を植えたらしいが、9年かかるのを知っているのか案じる。猿や鹿に猪が出没するのに、心配なことである。糠は猪の大好物で、餌のない時分には危険でもある。青空市で、焼き粭を買って入れておこう。
介護保険の支払いをしないと、どうなるのか?年金生活になっての支払いは、到底不可能である。年金だけでは暮らしも出来ないのに、その上に負担を強いる。長生きをしたいとは微塵も思わないが、かといって命を絶つのも。仙人の暮らしにするか。
枇杷葉も、苞が寒さに反応して膨らみ始めるが、寒中を過ぎないと、どうなっているの?という位咲かないのも。