枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

水無月、上弦・小潮

2017年07月31日 | Weblog

 朝から照りつける天気に、気温はうなぎ上りである。鉢物が心配で、水遣りをする。風が吹くと一涼の清々しさである。網戸の掃除もしておく。やっている者としては、誰の為でもない、自分のことなので、汗をかきかき終える。すばるは勢い駆け回る。

 落ち着いてみれば、早昼である。月曜日は図書館が休みなので、出かける充てはなく、買い物の予定も無い。すばるが、遊んでもらおうとじゃれてくる。膝に乗るのは、爪を出さなくなったが、加減が分らず思いっきり噛む。叱るとくしゅんとするが。

 枇杷葉の発育状態が良く、大きく硬い葉になっている。駐車場の出入り口にあるのは、3年で枯れたのが、新芽を出して生き返った。年数はとっくに9年を過ぎている。今年辺り、花芽が付くかな?と思ってはいるが。リエさんのが一気に大きくなった。

 台所の窓のも、花芽は付いたが、北側なので結実しなかった。でも、白枇杷は、北側なのに繁っているし、鈴生りになる。生前、父母に白枇杷を食べさせたのが好かったか。最初は、1枝で3粒生り、次に3枝で15粒程生った。翌年から鈴生りになる。

 枇杷葉の木だらけで、小さなのも含めれば、30本はある。娘の所に遣ると枯れる。これまでに3本がなくなった。何故かは不明で、我が家で生きいきとしているのに、動かすといけない。ちゃんと暦を見てするのに不思議である。他は付いたそうだが。

 知人の桃農家に、枇杷もやってみようか。と種を植えたらしいが、9年かかるのを知っているのか案じる。猿や鹿に猪が出没するのに、心配なことである。糠は猪の大好物で、餌のない時分には危険でもある。青空市で、焼き粭を買って入れておこう。

 介護保険の支払いをしないと、どうなるのか?年金生活になっての支払いは、到底不可能である。年金だけでは暮らしも出来ないのに、その上に負担を強いる。長生きをしたいとは微塵も思わないが、かといって命を絶つのも。仙人の暮らしにするか。

 枇杷葉も、苞が寒さに反応して膨らみ始めるが、寒中を過ぎないと、どうなっているの?という位咲かないのも。

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真夜中の雨・・・

2017年07月30日 | Weblog

 さて、眠るとするか、と布団に体を横たえ、文庫本を手にしたら、すばるが屋敷中を走り周る。網戸やカーテンによじ登って、そのまま落下する。台所の電気を点けたら、黒い物体が奔る。キンチョールを片手に、蝿叩きで追い駆ける。

 小さいのも含めて、6匹の収穫だ。1匹は隙間に逃げ込んで、取り逃がす。すばるの目利きは夜行性なので、こちらの見えない処が分る。然し、面白がってじゃれるばかりで、捕ろうとしないので、蝿叩きで気絶させる。その後ゴミ箱へ。

 やっと落ち着いて、文庫を手にすれば、激しい雨音である。ザパーッ!という音に、蒸せていた空気が消え、凌ぎやすさに変る。今晩は眠れそうだ。で、今朝はゆっくりと起き過ぎた。まあ、勤務に支障はないし、弁当も作れたので安堵。

 草刈を前以てしていたので、今朝は勝手をする。会長にも言ってあるので、我が家の所は無用と思うが、朝顔を刈らないでよ。草刈も、掃除もだが、自分地の敷地内は、きちんとしてもらいたい。駐車場や遊び場は仕方ないとは思う。

 其々にが、心掛けて日々行っていれば、慌てる必要はないのだが、草を嫌う割りには、一向にしない。虫を怖がる意味も分らない。人間と言う生き物は、随分と好き勝手だと思う。この世があらゆる命で出来ていることを知っておこう。

 出勤して、昼食のハンバーグを用意する。じゃが芋に塩を入れただけの、シンプルな味で、それに大根卸しをかける。卵も、玉葱も、パン粉も上手く混ざったのに、焼き加減で失敗。ちょっと焦がす。結局、皆に食べてもらえて安心する。

 玉葱を微塵切りにするのに、機械を使ったから早いし、じゃが芋は洗って皮ごと茹でた。熱いのは汗だくになったが、手で直ぐに剥けるのがいい。分担を決めたので、サラダと大根卸しは他でしてもらう。洗い物もあるし段取りを考えて。

 冬の宇宙に瞬く星々。その最もたる星座は、昴である。ギリシャ語で、プレアデス・ヒアデス星団と呼ばれる。

 

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月が、星も観えず・・・

2017年07月29日 | Weblog

 宇宙を観ようと、外に出るが、何ともうっとうしい曇り空で、天の川さえ流れが摑めない。今年は、閏皐月が入っており、実際の七夕は、来月の28日。天気も、そこら辺りまでは、不安定なのだろうか。ペルセウス流星群も怪しい。

 水遣りは手抜きが出来るというものの、うっかりすると撓えてくる。地植なら、そのままでもいいが、鉢植えはそうもいかない。日々、気をつけていないと枯れる。その鉢物のベゴニア類だと思うが、挿し芽にしていたのが根付いた。

 1週間ほど前に、室内に取り込んでいたのに、花が見える。友人が買ったのを、親指位が折れて、それを挿したものが、株分け状態に育ち、春先に鉢に植えた。初夏にそのまま外に出し、天日に当てて元気にして、頃合いを中に。

 花が咲くかな?と水遣りをしていたら、小さな蕾が出来、こっそりと咲いている。すばるが、鉢と言わず、そこら中をじゃれるので、危なくてしょうがない。秋口には仕舞わなければならぬが、大騒動を予感する。吊っているのも悲惨。

 室内に取り込んでおかねば、霜に遣られて枯れる。ベゴニア類は、冬には室内で咲くので、常温だが愉しみなのだ。然し、鉢の置き場所に難儀なことである。今朝も、網戸によじ登っているのを叱る。一運動した後は眠っている。

 枇杷葉茶を飲むので、毛艶が良くなっており、排泄物も臭いが弱い。それはそれでいいことだが、茹で卵が好きで、ちょうだいと足を引っ掻くのは止めて。膝に乗るのは、多少は遠慮して、爪を引っ込めるが、飛びつくと爪が出。

 朝から、駆け回ったので疲れたらしい。ソファーに伸びて寝息をたてている。体調は、50cmに近い。しなやかな体で、無駄が無くスリム。人間で言えば、5歳くらいなのか、好奇心一杯で、興味が尽きないようだ。事故続出中。

 この木は、植えてから4年目のものだが、誰のにしようか迷った。暁子さんのにしたら、昨年花芽が付いて、結実した。

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どんよりとした・・・

2017年07月28日 | Weblog

 蒸し暑い。雨が降りそうで、蒸せる天気に、朝の内は未だしも、昼を過ぎると眠気が襲う。午前中に用事を済ませ、昼寝を予定していたが・・・。この暑さには転寝も間々ならず、汗が出るばかり。湿気の多さに閉口するが、日本独自の夏の特徴。

 青空市に行ったら、まくわ瓜が出ていた。夏野菜と一緒に求める。鉈豆も見つけ、箱があったのでリエさんに送った。桃も美味しいが、これは庶民の味で、個人的にはこちらを好む。桃は、知人の実家が農家なので、新鮮なのを分けてくれる。

 茗荷があったので、砂糖酢で煮ておく。食欲減退時には、お凌ぎで爽やかだ。明日の弁当にして行くか。段取りも考えておかないと慌てる。冷房が無いので、覚悟しての作業である。枇杷葉茶も常温で飲む。身体は、極力冷やさないでおこう。

 すばるが脇に潜って来、一晩中、ちゅうちゅう吸い付くので、あちこち痣だらけで、腕が出せない。おとなしく見えたのは、慣れていなかったからだ。探検も冒険も殆んどを終えたので、運動に精を出す。今朝は、神棚に上がって、大洪水となる。

 捕まえて叱っておくが、この悪戯は先々に困るので、今の内に躾をしておこう。ご飯もAさん所で分けてもらう水で炊くので、美味しいらしい。食事が始まると、ちょうだいと煩い。自分のは、何も無ければ口にしている。枇杷葉茶は飲んでいるよう。

 先日の草刈をしておいて好かった。気温は上がるし、蒸せるのに加えて風がない。日中に作業をする等、自殺行為だろう。それでも仕事であれば止む無くで、道端の草刈に余念が無い。茹だる暑さって大変です。お疲れ様でございますです。

 植えて9年目に、やっと花芽が付く。リエさんのに決め手から、すくすくと育っていた。長崎茂木かな。

 

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夏は果物・・・

2017年07月27日 | Weblog

 お菓子の類を、普段でも口にしないのに、何を好き好んで夏に食べる。身体に悪いと、端から分っているものを、例えあげると言われても、遠慮したい。冷蔵庫で冷やせば美味しいのに、との感覚は、個人的には持ち合わせない。

 夏野菜をしっかり食べ、果物が身近にあれば、それ以上は必要としない。田舎なので、土地さえあれば、作れるようなものだが、そこは条件にも依ってくる。個人的には枇杷葉が出来れば、それでいいように思う。何もかもは無理。

 娘が、電話をしてきて、生葉が要ると言う。帰宅して、腕に抱えられる程採る。大きくて硬い葉にうれしくなる。何でも足の痛みに、困っているとか。きっと冷房が好くないのだとは思うが、詳しくは来てから聴こう。足湯や蒟蒻も佳い。

 今朝出掛けに、大きな音がする。出窓の鉢がひっくり返っている。ポニーテールの新芽が、やっと伸びて来たのが、無残に折れている。叱られるので、隠れて出てこない。やれやれ・・・お転婆であることよ。箒で掃いて片付けたが。

 銀河の時には、そんなに気にならなかったのに、すばるのドジ振りに唖然とする。実によくずり落ちる。激突するわ、引っくり返る。でも、足にだけはよじ登らないで。爪跡もくっきり、蚯蚓腫れです。歩いているとじゃれついてくるのよ。

 静かだった暮らしが、すばるが来てから変ったのはいいが、猫って、こんなにそそっかしい?姿は、尻尾が長くてすらりとしているが、面相がイマイチである。特技は、ゴキブリを捕獲すること。見て、見てと少しばかり動くのを置く。

 夕方、娘夫婦が桃を取りに来て、夕食を食べるが、好物の匂いに出るに出られない。早く見つけに来て、とかくれんぼ。娘が抱いて、アイスを嘗めさせる。今度からは、直ぐに出て来ないと、餌のないことを知った、すばるであった。

 今年の元旦の夕宇宙に、金星と月が並んだ。ギリシャ呼びは、月はセレネ、金星はビーナス。どちらも美しい。

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薬酒で・・・

2017年07月26日 | Weblog

 通草酒で、風邪が酷くならぬようにしている。長生きはするほどに、価値は不明だが、医者に行かなくてもいいと言う利点がある。田舎の総合病院は、見知った顔が大半で、話し掛けられるのが厭だ。加えて、聴きもしないのに症状を説明する。

 こっちはしんどくて受診に行っているのだ。他人の頭の蝿まで追えない。静かに順番を待ちたいのを邪魔する。近づかないでもらいたいものだ。どうされたんですか?って、調子が悪いから病院に来てるんです。従って、少し離れた診療所に行。

 最近の医者は、パソコンの画面ばかり観て、患者の顔を見ない。そりゃ、若くて綺麗でもないですから、視線を合わすのも面倒でしょう。脈を取ることも、口の中を覗くことも、目力を確認もしないで、ひたすらパソコンを見つめ、無駄な質問をする。

 藪なら未だしも、筍にもなっていない。医は仁術と云っていた頃が忍ばれる。漢方も洋学や蘭学にも通じ、医学の東洋を選ばず、様々な症状を熟知して、医療に中るのは、最早金が掛かり過ぎるのだろう。加えて、半端な分野ではないからねぇ。

 専門の、それも小分けにした科にして、あちこちを盥回しにする。結果的には、手遅れになる。そうならない為には、日頃から、自分の身体を知り、ちょっとでも変化の看られた時には、自ずと覚悟をしておきたい。どう足掻いたって死は避けられぬ。

 葬式の費用はないから、献体を申し出る。ホルマリン漬けのまま、時を待つのも、或いは愉しいかもしれない。使える臓器は、必要な方に提供する。枇杷葉茶を飲んでいるから、綺麗な物らしい。心臓と腎臓の調子はイマイチだが、無理をせねば。

 還暦から5年を経過し、歳相応の衰えはあるものの、全く使えない物ではない。身体を、騙しだまして、人生の終焉に向う。来年のことは言えません。鬼に笑われるくらいならいいが、無視される恐れもある。真夏の夜の怪談。我が家は平屋なので。

 冬の宇宙には、何を於いても、一番星の輝きが観える。金星・宵の明星・ビーナスとも呼ばれる惑星。

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水無月、土用の丑

2017年07月25日 | Weblog

 鰻である。江戸時代には、川が幾筋もあって、舟で行き来していたそうで、鰻は腕さえ良ければ、良く釣れたらしい。昨今は、築地市場からの移転問題で、大きなのらくらを見せる。掴みどころがない。落語のようですな。結局は、豊洲に移る。

 昨夜は、お湿り程度の雨で、遠くの方では雷が鳴っていた。空は、どんより曇っているが、どうもさっぱりで、まるで国会の究明のようだ。何時もは、頭脳明晰な方が、こういうことには逃げの一手で、然も苦しい弁明である。誰が信じますかね。

 昨日今日の仲ではない。それなりに下地を作ってきたんだろうに、今更見苦しい。籠池さんの言い分を聴いていれば、実に爽快だったが、これはいただけない。釈明すればするだけ、事実であると言っているに等しい。支持率の低下じゃない。

 嘘吐きは国会議員、という位で、嘘がある程度つけねばならないが、それにしても、読売新聞以外は、共謀罪のように決め込む。それはないでしょう。読売は、賭博は元より、自社に有利になるような発信をするのに、今まで騙されてきた経緯。

 この際、誰が首相になっても同じかもしれぬ。自分都合なご神託で、政治をするのは呆れてしまう。一度は、政権を投げ出し、頃合いを見て再度の登場。何か魂胆がある。と不信を抱くのは世の常だ。国民がNGを出すのを、こんな人たちとは。

 今朝、枕元に黒い物体がいる。半死半生の獲物を、見てくれと言わんばかりの恰好である。それを見下ろしている姿は、まさに黒い虎である。就寝時に来ないと思ったら、狩りをしていたのだ。草刈で疲れていたので、眠ってしまった。ごきぶり。

 小さな体で、さも得意そうにしている。鼠は、何所かに移動したらしく、夏の暑い時期には、ごきぶりしかいない。素早い動きをするのを捕まえるとは、流石だと感心する。見せて安心したのか、脇に潜りこんで来た。これから起きようとするのに。

 サンタ枇杷葉。昨年の収穫は少なくて、1粒だった。今年は、小さな箱に一杯に詰めて送れた。淡路田中。

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沢田研二・ライブ

2017年07月24日 | Weblog

 午後5時からのライブで、昨年のこともあり、開演時間に間に合えばいい、と出掛けたが、着いてびっくり!長蛇の列じゃない。既に開場時間は過ぎているというのに。まあ、チケットは持っていることだし、並んでいればその内に進むだろう。

 所定の席が分らなくて、うろうろする。やっと見つけて座ろうとしたら、名前を呼ばれる。こういう人は、自分のことは知っていると思い込んでいる。でも、自分から名乗るのが礼儀でしょう。そんなに親しくもないのに、随分と失礼な態度である。

 さて、今回のライブは、50周年記念と冒頭で言われ、感慨深いものがあった。タイガース時代は僅か4年程であるから、ソロで歌っていた方が遙かに長い。但し、個人的には、瞳みのるさんのファンで、ジュリーではない。何と50曲歌った。

 幼少時から、デビューして売れっ子に、タイガース解散、ソロシンガーと続き、今の沢田研二さんに、パネルが変わっていった。選曲が良かった。タイガース時代のも含めて歌い、静動合わせての歌に、時々心配もしたが2時間半を通して。

 若い時には、多少の無理も利いたであろうが、既に古希である。還暦を迎えて煙草は止めたそうだが、奥さまの影響もあるのかも。田中裕子さんは、二十四の瞳・主演女優。著作者は、壷井栄さん。リエさん達と、小豆島まで行きましたよ。

 ご自身が言われて、思い出したが、謹慎していた時期もあったのだ。歌手の衣装には、曲のイメージもあるのだろうが、ナチスの格好には心が離れた。最近は角が取れて丸くなられた感がある。個人的には、現在の方が親しみ度が大きい。

 ロンググッパイの後で・瞳みのる著作で、沢田研二さんは、喧嘩が強いと書かれていて、姿形での、人間評価は違うな。と思えた。それでも第一線で活躍してきた期間には、苦しいことの方が多かったのではないか。それだけに、歌手は歌って。

 チケットも自動購入しなかったので、文句は言えないが、きゃあきゃあ煩かった。歌を聴こうと行っている者もいます。若い時ではないのだから、分別のある態度も、時には必要な気もする。チケットも背丈を基準にはしないから、無理なことにも。

 暑いのは分っているが、多少は風もある。草刈が来週にあるが、今回も早めにしておこうと着替えて外に。草は、程好く伸びて抜き易い。蔦や木香バラ、野葡萄を切って、フェンスの周りをこざっぱりとし、箒で掃いておく。そこに知人が桃を持参。

 枇杷葉の苞が、日に日に膨らんできて、白い花弁を見せ始めると、夜気の中を漂ってくる芳香に、心が満たされる。

 

 

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水無月、朔・大潮

2017年07月23日 | Weblog

 二十四節気 大暑 暑熱最も甚だしい、と言う意で、大暑と呼ばれる。毎年、七月二十三日頃である。一雨来そうな気配だが、蒸せるだけで一向に降らない。朝から恒例の塩換えである。夕方には市内まで、沢田研二さんのコンサートに。

 午前中、洗濯物を何杯もし、すばるのトイレを換え、台所も磨き立てる。尤も、そんなに広くもないスペースで、何時もしていれば、ものの10分もかからない。廊下を雑巾掛けし終え、片付けも考えたが、汗びっしょりである。行水だけはしよう。

 リエさんを始めとして、桃のお礼が届く。農家直送なので、朝取りを送ってもらえる。明日には我が家にも持って来てくれるようで、楽しみなことだ。長期の保存が利かないので、娘や息子に配る。孫が小さかった時には、よろこんでいたが。

 暑いのに、遊んでくれとじゃれつく。足は傷だらけで、爪研ぎでそこら中ビリビリ。布団に入ると必ず脇に潜り、勢い良く吸い付く。猫って暑さには弱いのだが、仔猫なのでか元気一杯。遊び疲れたら、絨毯の上で寝息をたてる。汗疹出るよ。

 で、よく見ていたら、尻の方を板敷きの上に移動させている。悪戯が過ぎるので、抱き上げたら、結構重い。ご飯も食べるし、梅干も嘗める。我が家に来る猫は、何となく、何処となく変っている。銀河はほうれん草が好きだった。思い出す。

 青紫蘇が繁っている。今度は、散らし寿しを作ろう。茗荷を刻んで、青紫蘇と錦糸卵で。手荒れが治まっているが、油断すれば直ぐに痒くなる。洗剤で、こんなに酷くなろうとは、まるで手足口病のようだ。違う所は熱が出ないことで安心だ。

 冬の時期に、暖かかったので蕾を付けたか?青色の空に、真紅の薔薇は綺麗だが、淋しいもの。

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中伏・閏皐月・大潮

2017年07月22日 | Weblog

 明日は大暑で、旧暦の水無月となる。夏真っ盛りの日々が続き、日中の暑さに冷房を点け、電気代はうなぎ上りだ。我が家は、比較的凌ぎ易いので、扇風機も使わないが、水遣りは欠かせない。夕方にする打ち水も、涼を呼ぶもの。

 リエさんから、枇杷の美味しかったことを言われ、とてもうれしい。職場に送ったら、自然食品に関心がある方々なので、興味の度合いが大きかったとか。今年は豊作でした。枇杷葉の木はたくさんですから、生りさえすれば送りますよ。

 枇杷も桃も、作れる環境であれば送るぐらいは容易いこと。営業が目的ではありませんから、歓んでくれれば満足です。幸いに、鹿や猪も来なかったのですが、猿に遣られた家もあったようです。烏くらいは仕方ないと、空を見上げて。

因が不明であり、時期がくれば口にできるのかも。自然を相手だと、余り欲を出すのは厳禁で、エネルギーの放出に任せるしかない。収穫した白枇杷も残り少なくなった。無農薬なので長持ちする。奇跡の林檎もだが、腐らず皺になる。

 日暮らしが鳴いている。夕方の薄闇迫る時刻になると、一斉に騒がしくなる。夕立が来るかと思ったが、音ばかりのようだ。夏の空に湧き上がる入道雲は、あっと言う間に雨を降らす。雷の凄まじさに、祖母の吊った蚊帳に潜り込んだ。

 金色に輝くまくわ瓜を、畑から笊に入れて、冷たい井戸水に浸けて置く。あの味は格別なもので、忘れられない想いでもある。貧しい農家に生まれたのが、厭でならなかった子ども時代。反面情緒豊かな心も失わないでいられるのだ。

 すばる。母猫を探すのか?兎に角、腕の下に潜り込む。脇にも頭突きで押し、何としても入り込んで来る。然し、くすぐったい。本にゃんは、満足して吸いつく。今朝見たら痣になっている。メンタムを塗るが、余り効果がない。乳は出ない。

 今年、初生りになったのは、リエさんのと暁子さんのにしている枇杷葉。フェンスの所のは剪定したから。

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