緊急時の訓練を行っているか、どうかによって、助かる確率が違うと言うが、本人の生きる希望があるなしでも、異なってきはしないか。運を天に任せるしかないもので、生きてこられたことに感謝さえしていれば、命も還せる。大切なものはあっても、失うものは何もない。すばるが生きていかれるかな。
枇杷葉がどうなるかが心配ではあるが、これも自然に還そう。地球が滅びることに比べたら、然したる問題ではない。原発で汚染された土地や海の水に、地球が苦しさに呻いているのを、見過ごしにはできない。宇宙にも、新しい棲み処などもなく、生き残れる可能性も低いのだ。何が人類の幸せなんだろう。
団地の草刈りが中止か、延期かと思いきや、何と小雨の降る中を遣っている。それも早朝の6時台である。急遽仕事というのに、何と言うことだろう。広場に集まっている者に伝えるが、男性のみで行うとのこと。だったらそう言っておいてよ。と思うが、勤務先に出掛ける。何でも午後からが本格的らしい。
六連勤になるので、ヘロヘロである。正午を過ぎたが、珈琲を淹れて飲んで帰宅。今夜の夜勤者と、残った勤務者で、避難するなり、待機するなり考えるだろう。途中図書館に寄ったら暗い・・・開いてはいるが、臨時休館になったそうだ。頼んでいた本だけを借り、雨脚の強くなった中を自宅に戻り着いた。
玄関を開けた途端に、すばるが飛ぶ。どうやら寒かったようで、膝に来て喉を鳴らしている。形は大きいが母親の乳を探して、腕に吸い付く。未だに甘えん坊である。今もパソコンをしながら、重いのを膝に乗せている。気温は丁度良い位と思うが、すばるには寒いんだわね。そろそろ仕切とドアを閉めよう。
ドコモがスマホに換えよう、と煩くメールを送ってくる。携帯電話も、仕事を辞めたら使わないのに、それ以上には必要ない。写真の撮影にはデジカメがあるし、手紙を書くか、パソコンのメールで足りる。何よりも、周りがざわざわしないのがいい。隠遁生活も楽しいものだ。晴耕雨読・清貧の暮らしを送る。
職員の中に、自転車で往復している者がいて、帰宅時に風が強かったら、早目の連絡を、と伝えておく。同じ方向に帰る者がいればいいが、自転車だと怪我をするし、帰宅できまい。勤務先も大事だが、自分の身体も大切なこと。ちょっと疲れたので昼寝をしよう。老体には六連勤はきつい。来月の勤務減そう。
長崎茂木枇杷。大入りの撓る枝に、鈴生りに生った枇杷の実。甘くて果汁たっぷりです。