新暦が悪い、と言うのではないが、馴染めないことが多い。その一つが、年間の行事で、慌しさだけが先行する。どうもね、そんなに急がなくてもいいような気がします。その癖、ちゃっかり外国のいいところを取り入れて使う。クリスマスにバレンタインもそう。
日本に、古来からあった様々な暮らしが、消えていくばかり。お正月も迎えるためには、色々と準備があり、家族総出で大掃除をし、清々しさを飾って、お出で願っていた。それが、掃除からして、専門業者に頼み、お節料理は注文である。
ああ、お金がなくてよかった。たくさんは作らないが、材料は安い物。保存も効く。そういった工夫を怠らないことが、何かあった時、役に立つ。震災の時には、あらゆる物が遮断される。極限の状態の中で、熱いお茶は飲めないだの、待てないでは・・・。
大潮の時には、充分に気をつけよう。満干潮にも用心しよう。油断をすると、事故につながる事も出てくる。太公望には、旧暦は味方する。月と潮の関係を熟知することで、獲物が釣り上がる。小物から大物まで自由自在。文庫で読み直そう。
通勤の足元が冷たいので、ブーツを買う。防水機能もあって、履き心地がいい。塩で体を揉んでいるから、薄着でも寒くはないが、足元は雨で濡れるのが厭である。長靴もいいが、気に入ったのがなかった。ネットの注文は早いし便利。
洗濯物を取り込んでいると、枇杷葉の花芽が香ってくる。未だ咲き初めで、たくさんではないのに、とても佳い匂いだ。枇杷葉と知らなければ、きっと気づかない。柊もそうだが、小さな白い花のどこから、匂ってくるのか。と想うほど。
白いヒヤシンス。七瀬のイメージ。七瀬・ふたたび。というからには、あれがそうだったのだろう。NHKであった『少年ドラマシリーズ』、DVDを買った。