旧正月・大潮・朔。今朝は、早起きをして塩を換えた。敷地の周りも清め、恒例の蝮避けの神社に詣でる。平日というに、大変な人出だ。中々前に進まない。然し、羽がないもので跳ぶ訳にもいかず、延々と順番を待つのみ。どうにか参拝を済ませ、お札とお砂を求める。
さて、帰ろう。土産というものでもないが、縁起の饅頭を買う。孫等が来ていないので、余分な物は買わずである。人混みを縫って、愛車にたどり着く。枇杷葉茶を持って行っていたので、一息いれる。暖かで麗らかな上天気に、コートを脱いでしまう。まるで春である。
そろそろ蕗の薹が頭をもたげるか?菫や土筆も、日溜りでは顔を出しそうだ。白梅の香りに誘われて、道端の野草に命が宿る。青空市で、節分の用意に豆を買う。椎茸の新鮮なのと、白葱にほうれん草。冬が去っていく名残に、夕空を見上げる。オリオンが雄々しい。
今年は午年。丙午は、60年に一度廻るらしい。へぇ~知らなかった。馬は、どんな曲がり角でも左に転ばないって。それは、引力や重力・遠心力に作用するものか。何故なんだろう?競技場のトラックは、西に向って走るが東には向かわない。何故なんだ?変じゃない。
誰が走るのも左回りに行くのか。時間を巻き戻しても同じだろうか。後ろ向きで歩かないのは?車で車道を逆走することはある。進入方向を間違ってのこと。これは、鳴門の渦の巻き方にもあるのか。地球の自転と公転にも関係しているのか。やっぱ知らべてみよう。
疑問を持ち、関心を深めることは、様々な要因を探り出し、探究心をくすぐる。謎が解ければ納得し、更なる疑問に突き進む。算数も数学も苦手だが、忘れたことを思い出すかもしれない。意外な発見をするかもしれないね。学校で学べることってのは、ありがたいね。
義務教育を終えて、高校に大学に進むのに、中退する者が多いことにも驚く。折角入った所で、きちんと学べないとは。親の苦労も知らずだ。贅沢なことと思えて、些か腹が立つ。行きたくても行けない者も居るんだ。学べることに感謝して、卒業してほしいなぁ。親にも。
人間の想いをよそ目に、すくすくと育つ枇杷葉。品種は様々で、交配したのも、雑種もある。花が咲き、実が結実するのも愉しみ。