静岡県熱海市の土石流災害
6人が亡くなる、27人が安否不明、130棟が流される
（7月6日午後７時現在）
（ 梅雨の合間の空と河川敷 7/1 )
七月になったばかりの7/3
熱海市（静岡県）で
大雨による土石流災害が起きた
6人の方々の死亡が確認され
安否不明者は27人とのこと
家屋は 130棟（軒）が
流されてしまったとのこと
（7月6日午後7:00 現在）
（ 亡くなられた方々には
哀悼の意を表しますと共に
被害に遭われた方々には
心よりお見舞いを申し上げます）
その大水害の原因は
梅雨前線による大雨だろうが
局所的（ローカル）な線状降水帯の
発生かも？とか言われている
また 大規模な崖崩れの遠因は
山や斜面の開発や盛り土、
それに廃棄物の存在などが
（候補として）挙げられている
いずれにしても
宅地や家屋などの復旧や、
道路などのインフラの復旧には
かなりの時間と月日を要するものと
思われる
今回の熱海の災害を見るに
また違った災害の様相が伺える
家屋はもちろん
土地まで壊され
奪われるという自然災害
自然災害は
どんなものであれ大変だし
被害に遭ったら とても困る
私らは 熊本地震に遭い
家屋や家財など
いろんな物をなくしたが
大事なものや書籍類などは
何とか無事であったし
宅地は 更地として残った
だが 皆さんご存知のように
その災害に 水が絡むと
また別の違った様相が見えて来る
東日本大地震や
今回の熱海大水害（筆者仮称）では
家そのものが流されたり
宅地そのものが削られたり
大事な家具や思い出の品などまで
水浸しになり 日射などで
風化してしまったりという
二重、三重の痛めつけに
遭ってしまう‥
昨年の熊本県南の大水害でも
多くの家屋や土地、家具
道路や鉄道、公共建造物などが
被害に遭い 今も復興中である
（西日本豪雨災害、北部九州豪雨災害も
同じような状況だと思う）
今日（7/6) テレビを見ていて
土石流に巻き込まれた人の
捜索活動が ゾンデ棒による
人海戦術頼りだということが
わかった
屋内や身体周辺が
泥水で埋まっているので
ゾンデ棒以外で探す手立てが
ないとのこと
（泥だらけの警察犬も
捜索が困難なようだ）
それらの大水害では
何とも傷ましい事態になってしまう
（今朝 おかえりモネを見ていて
モネの父親耕治は 友人の新次と
その妻美波と幼馴染で
家族ぐるみの付き合いをしていた
しかし あの2011.3.11 の大震災で
新次は 最愛の妻を亡くしてしまう
その直前の？新造船祝いの時に
家族三人で撮った記念写真が
後で見つかり それは泥塗れであった
その写真を モネの祖母雅代が
大事そうに水でそっと洗う場面が
とても印象的であったが 実際
東北の海岸などでは 無数の写真や
アルバムが見つかり 水洗いや
修復作業が行われていると聞く
今回の熱海大水害でも のちに
大事な写真が見つかり
修復されるかもしれない）
ps 2021.7.5 草稿 7.6 追記
土や泥は 農業や林業、自然界では
なくてはならない大事な物資だが
一旦水を含み 耐えられなくなると
人にとっては 鬼となり 牙を剥く
そもそも最近のとんでもない異常気象は
地球温暖化が招いたとも言われている
無節操な自然開発 エネルギーの浪費
宅地やインフラの無計画な開発、整備
グローバル化による乗り物の高速化等
先進国の後を追って 世界中の途上国が
自然開発と 地下資源や食糧資源、
森林資源などの開発に熱心である
だが そのツケは 我々世界の人類が
背負わなければならないだろう
その覚悟は 我々一人一人に
果たしてあるのだろうか？
それに メガソーラーの開発と
尾根の水の排水と盛り土との関係など
解明すべき点がある（熱海の場合）
80人が安否不明 別荘利用者多く確認作業難航、安否不明者の氏名公表へ 静岡・熱海市 土石流災害/5日午後1時（静岡朝日テレビ） - Yahoo!ニュース
