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初夏の雑詠&雑感*短歌、俳句、随想

2022年05月29日 14時01分00秒 | Weblog

初夏の雑詠&雑感

*短歌、俳句、随想(5/215/29)


( 画像は チョコのケーキ 5/21  )

吾輩は スイーツである

チョコのケーキだが

まだ名前はない?


いいえ

実はちゃんとあるのですが

買って帰宅したら

失念していたのです


妻も忘れていました

時間は 老人を

忘却の彼方に置き去りにします


紫陽花の花は

何色でしたか?


我が家の庭には

穏やかな赤い色の紫陽花が

咲いている


そして 

二、三日前から

入り口近くの紫陽花が

ようやく紫色の花を

咲き出した


私が 青い色もあるんだねと

話したら 妻は

そもそも日本の紫陽花は

青い色なのよと 宣った


そう言えばそうだね

子どもの描く紫陽花の花は

青い色だったよね と私


最近は

外来種の花が増えて

鮮やかな色だったり

同じ種の花でも

目立つ色の花が

多くなったりしてきて

在来種の色や形を

思い出せないのもある


紫陽花の花を描きしシスコさん

明るく強く力貰ひて

      ( 白川のカエル)

 ※5/28 雨期に咲く紫陽花の花は

割と避けていた私だが 今春

塔本シスコさんのエネルギッシュな絵を

熊本市立現代美術館の絵画展で見て

いろんなご苦労をされたシスコさんだが

そんな苦労や辛さなどものともせずに

明るく力強く描かれた作品の花等から

そして その中の紫陽花の花からも

私は 沢山の「元気の種」を貰った


草戦(そよ)ぐ風の波起き緑陰に

憩いし我に草いきれ来る

 ※5/22 まだ辺りは 初夏の陽気

気温は高くなってきたが 

そよ吹く風は まだ幾分涼しい

毎日河川敷を歩いていて 

昼前後でも 心地良い そろそろ

熱中症の予防なども考えて

散歩の時間割を変えなければ‥


燕の子喉の奥まで見せており

        ( 清風 )

 ※5/27 ラジオ文芸俳句

  兼題「燕の子」選者は西村キリンさん

私が少年時代を

過ごしたかつての家で その軒先に

毎年 初夏頃になると 

いつものように ツバメが 

何処からともなくやって来て

知らぬ間に 子燕の鳴き声が

聞こえるようになってくる

その鳴き声は結構大きいが

一度も うるさいとは

家族の誰も思ったことはない

それどころか かつて母は

燕(ツバメ)は  神様の使いだから 

大事にするようにと常々諭していた

こんなして何処かの軒先で

燕の子が育ち 巣立っていくのは

ある意味 平和の象徴かもしれない

ps 2022.5.21 草稿

外来種は 外来種の良さがあり

在来種には 

親しみを感じる良さもある

一見鮮やかな花や大ぶりの花に

目を奪われがちだが やはり

まず在来種の良さを大事にしたい


香りや甘味の強い食べ物や

強い香りの香料や洗剤も出回り

香害という言葉も言われ出したが

人の感覚は より強い方に傾き

ともすれぼ 従来の色や香りに

物足りなさを感じてしまう面も

確かにあるけれど そこはかとした

控えめな日本文化は 大切にしたい


果物や野菜などもそうだが

より甘く、より大きく、

より香り高くを 目標に

市場も生産農家も、そして

消費者も そんな果物や野菜を

目指し、求めがちだが これも

押し付けがましくない従来の

野菜や果物の品種も

忘れないようにしたい

  私は  最近  晩柑やザボンなどの

在来種を 努めて購入して

その味や香りを 楽しんでいる  


【探訪】「塔本シスコ展」 シスコさんってどんな人? 四畳半から生まれた唯一無二の人生絵日記 孫の福迫弥麻さんに聞く – 美術展ナビ

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