今日から９月。

今日から９月。もう秋です。
秋といえば「味覚の秋」。ありふれていて、つまらない表現ですが、といってもやはり食材が多くなる季節です。
とりわけ「くだもの」は豊富に種類が多くなってくるようで・・・きょうの新聞から。

二十世紀・長十郎・はっさく・甘夏・紅玉・国光・・・・・。
いずれも自分の好きな梨・みかん・りんごです。

くだものの持つしっかりとした風味、個性あるしっかりした味わい・ただ甘いのではなく適度な酸味・苦味が合わさっておいしさが引き立つものばかりです。

ところが、最近このような個性ある「くだもの」が選ばれず敬遠されているらしい。
くだものはなんでも「甘ければいい」という風潮らしい。確かに子供にあたえる「くだもの」のイメージは「甘い」ではあるが、甘い・すっぱい・苦いなどさまざまな「味覚」というものがあって、はじめて「甘い」があるのではないか。
ちいさな子供のときから「甘い」しか知らないで大人に成長するらしい。くだものの本当のおいしさを知らないで・・・。かなしい・・・。