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哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

“遥かなる絆”

2009-05-09 23:56:27 | 出来事
今日のテレビから。

たとえ養母であっても・・・いつかは別れなければならない運命。

終戦時の満州

中国人夫婦に助けられ、日本人としての過酷なさまざまな困難の下、実の息子のように育てられた主人公。

やっと祖国日本に帰ることが許されるが、そのことでここまで育ててくれた義母に別れを告げなくてはならない。

「日本にかえりなさい。」

ここまで育ててくれた“恩”。異国の地であるけれど生まれ育った“地”を離れること。しかし自分は“日本人”であること。本当の両親が待っていること。・・・さまざまな思惑の中“決心”する主人公

義母との別れのホーム。
自分の息子のように。いきがいのように育てた“主人公”をいつかは送り出さなければとわかっていても、やはり行かないでほしいと嘆願、号泣する中国人の義母のすがた。
悲しい別れのシーン。

これまでの回想シーンも入り・・・・(もうダメ。)場所もわきまえず泣いちゃうよなぁ。目頭がウルウル。ハナをしくしく。一本の涙がツゥーっと。たとえドラマだろうと心ゆさぶられるよ。激しく激しくゆさぶられるよ。

・・・・・・。

あの中国人の義母の女優さん。いい感じだよなぁ。
国が違う。立場が違う。戦争という異常事態の中、人として、母親としてをみごとに演じきっている。みごとに泣かせてくれる。

このドラマは「ノンフィクション」を原作にしているそうだ。
一番過酷なこの時代を一人の幼い日本人がどんな困難にも絶え続け、国は違えども“人間愛”は不変のもであるということに接し、育まれていく。
ノンフィクションゆえに真実味があり、見るものをひきつけるものがあり、心ゆさぶるものがある。

あと2回あるぞ。忘れずに忘れずに。






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