哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

うさぎスマッシュ展 -東京都現代美術館-

2013-12-04 23:00:15 | ちょっとそこまで。
“MOT”東京都現代美術館でなんかおもしろいものやってないかなぁ…と見たら、

「うさぎスマッシュ」??? なんじゃこれ…つぅことで行ってみる。



MOTはいわゆる「定番」有名どころよりも、斬新で新しい観点・思考からの発信される企画をおこない発信しており、

前回は「特撮博物館」とか“なんかおもしろそう”なものが多く、要チェックの美術館。

今回の「うさぎスマッシュ展」と併設の「クリスタライズ -吉岡徳仁- 展」とも「ハッ」と思わせる興味深い展示内容でした。



「クリスタライズ展」は入るといきなり「針の山」があたり一面に出現。(いきなり現代美術です)

結晶・クリスタル・光のプリズム…

 

作者の意図するもの。見る者がそれをどう感じるかのぶつかり合いである。現代美術は作品が“ぶっ飛びすぎちゃって”(なにを表現したいのか)ついてゆけない作品があるが

今回の作品群は(もしかしたら作者の意図とは違うかもしれないが)その輝きからは何人も「きれい」という感情を与えるものであり、

また自然のおりなす(偶然あるいは人工の)産物を表現している。



「うさぎスマッシュ展」-世界に触れる方法(デザイン)-

うさぎを追いかけて別世界に足を踏み入れてしまった不思議の国のアリス、常識・固定観念に一打(スマッシュ)を与えられるデザイン、そんな世界にお誘いする意味のようです。

さまざまな「世界」が展示されている中で、体験して気に入ったのが「においの世界」

さまざまな場所でのにおいがサンプリングされており、壁面にはマイクロ塗料で「におい」がしみこませてあり、鼻を思わず“くんくん”させてしまいます。

どうでもいいといえばどうでもいいことですが、たまには「ちがった観点」からの思考も必要かと思わされます。(もっとアタマやわらかくせんとなぁ)

「うさぎスマッシュ」は来訪者の五感を眠っている五感を刺激する好企画でありました。
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