無事熊野三山・伊勢神宮への参拝も終わり、2泊3日の旅も帰路につきます。
創玄な近鉄。宇治山田駅からダブルデッカー・特急ビスターカーで名古屋へ・・・この旅最後の「駅弁」(地元の食材をもちいた幕の内弁当)を駅構内で購入して乗り込みます。
ダブルデッカーの上席なんで見晴らしも良く、弁当ほおばりながら移るゆく車窓を楽しむ・・・この旅の醍醐味ですよね。
四日市のコンビナート群・揖斐川木曽川長良川の鉄橋・名古屋のビル群が見えてきたら、近鉄名古屋駅へ特急は滑り込みます。
名古屋でちょっと散歩を・・・なんて当初もくろんでいましたが、あまりにも人が多すぎて辟易しちゃって(旅の疲れも)もうどこにもよらずにJR新幹線に乗り込みます。
新幹線に乗り込む前に“名古屋立ち寄ったら、ぜったいはずせないもの”新幹線ホームにある「きしめん 住よし」さんに立ち寄ってきしめんをいただきます。(これははずせない)
かき揚げ天きしめんをズルズルやっちゃって、オナカいっぱいになって、さあこんどこそ「帰ります。」
名古屋から平坦な濃尾平野を東進、豊橋で名鉄・飯田線の鉄橋、浜名湖弁天島、掛川から静岡あたりの山間部を経て、行きの新幹線では見えなかった「富士山の雄姿」がくっきり見えてきました。
学生の頃から日本全国を鉄道を使ってめぐり巡ったつもりでしたが、まだまだ日本には見知らぬ地、風土、人々の暮らしがあります。(2019年の「山陰路を行く旅」なんか印象深かったですね)
年齢・経験を重ねたうえでの再発見の旅。自分の見識を高めようとまだまだ見知らぬ日本国内の旅。日常の雑念を振り払うリフレシュを兼ねた旅。
帰りの新幹線の車窓をながめながら今回の旅の回想を・・・そして次はどこ行くかなぁ・・・なんて考えるだけでウハウハしちゃいますもの。
あらためて「旅」ってほんといいもんですね。
新幹線は見慣れた横浜の街から東京都内に、大崎のビル群が見えてきたら大きくカーブして品川、並走して走る山手線、新橋有楽町の繁華街、そしてゆっくりと東京駅に到着しました。
「熊野・伊勢への旅 2024初冬」無事に終わりに近づきました。(さあ、来年はどこに・・・・。)
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