「ただ喰え、ただ喰え…」「扇げや、扇げ…」(狂言「附子」から)
今年も国立能楽堂で開催される能楽鑑賞教室に参加しました。
能・狂言の普及を計って、中高生向けの公演ですが一般の人も見ることができます。(非常に人気が高く、チケットがなかなかとれません)
内容もまずは「能楽のたのしみ」という実地体験での解説があり、狂言と能が一演目づつ演じられます。いづれも初心者でもわかりやすい演目を選んでいるのでわかりやすいです。
また普段の公演にはない、あらすじ解説付きのパンフが配られ、しかもイラスト付きでわかりやすく、これを読んでおけばけっこう理解できますよ。
毎回楽しみにしている狂言は「附子(ぶす)」という演目。大げさな身振り手振りと喜怒哀楽を兼ね備えていつもながら“おもしろい”ですね。
昔も今も、同じ人間が考える行動・しぐさは不変なもので、狂言はそんな人の滑稽さを表現しています。(演目の詳細は割愛します)
能は「黒塚」という演目。
山伏が山の中の一軒家で一晩過ごそうと考え、家主である女性とのやり取りからはじまります…糸をつむいだりして生計を立てているようですが…なにかがおかしい……………。
そして後半は鬼と化した女と山伏との激しい動きをまじえた応戦が見ものになります。
狂言・能といった古典芸能は“むずかしい”“堅苦しい”“わからない”というイメージがつきまといますが、見る側が舞台を見ながら大いにイメージをふくらまして
話についてゆければ、けっこう身近でどこにでもありそうな人間の所業を劇にしているので、理解は深められると思います。
今回も狂言では随所でクスクス笑いが自然に起こり、はなしコトバがむずかしくてもその仕草は昔も今も変わらず、話にはついてゆけます。
狂言はちょっとした寸劇みたいで、何度見てもおもしろいですね…。
こういった日本固有の古典芸能はこれからも伝承してゆかねばならないだろうし、今回参加した中高生が少しでも理解をしてゆけばすそ野が広がってゆくはずです。
また事あるごとに公演をチェックして鑑賞したいと思います。
今年も国立能楽堂で開催される能楽鑑賞教室に参加しました。
能・狂言の普及を計って、中高生向けの公演ですが一般の人も見ることができます。(非常に人気が高く、チケットがなかなかとれません)
内容もまずは「能楽のたのしみ」という実地体験での解説があり、狂言と能が一演目づつ演じられます。いづれも初心者でもわかりやすい演目を選んでいるのでわかりやすいです。
また普段の公演にはない、あらすじ解説付きのパンフが配られ、しかもイラスト付きでわかりやすく、これを読んでおけばけっこう理解できますよ。
毎回楽しみにしている狂言は「附子(ぶす)」という演目。大げさな身振り手振りと喜怒哀楽を兼ね備えていつもながら“おもしろい”ですね。
昔も今も、同じ人間が考える行動・しぐさは不変なもので、狂言はそんな人の滑稽さを表現しています。(演目の詳細は割愛します)
能は「黒塚」という演目。
山伏が山の中の一軒家で一晩過ごそうと考え、家主である女性とのやり取りからはじまります…糸をつむいだりして生計を立てているようですが…なにかがおかしい……………。
そして後半は鬼と化した女と山伏との激しい動きをまじえた応戦が見ものになります。
狂言・能といった古典芸能は“むずかしい”“堅苦しい”“わからない”というイメージがつきまといますが、見る側が舞台を見ながら大いにイメージをふくらまして
話についてゆければ、けっこう身近でどこにでもありそうな人間の所業を劇にしているので、理解は深められると思います。
今回も狂言では随所でクスクス笑いが自然に起こり、はなしコトバがむずかしくてもその仕草は昔も今も変わらず、話にはついてゆけます。
狂言はちょっとした寸劇みたいで、何度見てもおもしろいですね…。
こういった日本固有の古典芸能はこれからも伝承してゆかねばならないだろうし、今回参加した中高生が少しでも理解をしてゆけばすそ野が広がってゆくはずです。
また事あるごとに公演をチェックして鑑賞したいと思います。