哲ノート

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棒鱈 -末廣亭 三月中席-

2018-03-17 23:47:38 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
今月の寄席は「末廣亭 三月中席夜の部」から・・。

お目当ては登場しないけど、「寄席の雰囲気」を味わいたくて休みをあわせました。

今回はいつもの桟敷席ではなくて、最前列のイス席に陣取ります。寄席ならではのライブ感を味わうならここが特等席です。

今日もおとなりの8歳の子供が笑組さんにいじられていました。(自分も笑組さんに以前いじられましたが…)

こういったハプニング的なことが生の寄席にはあって楽しみです。

  

開口一番は「出来心」から「へっつい幽霊」「片棒」「ぞろぞろ」…新作落語あり、色物あり(ペーさんの唄も飛び出して)次から次からと…

中入り後の三遊亭歌奴師匠(代演)の「棒鱈」がよかったなぁ。

以前から歌奴師匠の芸風には感心していました。歯切れがよくテンポもあって大変聴きやすいのを覚えています。

今日の「棒鱈」も変にいやらしくなく、快活でテンポある話っぷりに一気にひきこまれました。(また別の噺も聴きたいですね)

トリは扇辰師匠で「野ざらし」

すじは正統派なんだけど、ちょっと誇張するのが多くて…ムムムしまりがないかなぁ。

実力ある師匠ですから「自分色」でアレンジは大いに結構でウケることはウケるけど…まあいいか。

今日は末廣亭最前列で寄席の雰囲気を十分に堪能できた4時間でした。
コメント
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