哲ノート

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居残り佐平次 -池袋演芸場 四月上席夜の部-

2019-04-06 00:24:43 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
ひさびさの落語を、いつもの池袋演芸場で堪能します。

昼席から続けて夜の部もドカッと最前列に居座って“がんばって”いきますよ。(昼夜入替えなしなんで…)

合計で8時間の長丁場になりますが、けっこう(自分を含めて)いますよ。



開口一番は「穴子でからぬけ」(初聴)という小話的な演目。ちょっと前座さんテンポ悪いかなぁ(こういう演目なんですかね)

前座さんですから“応援の意味でも”聴き入るのですが、ちょっと場内のノリがあわなくて…こういうのも修業の一つなんでしょうが…。

「初天神」「松曳き」「人形買い」「背なで老いてる唐獅子牡丹」「天狗裁き」「鈴ヶ森」「熱血怪談部」そして夜の部トリの喬太郎師匠は「居残り佐平次」

マクラもないまま「四宿…」「ミナミ…」なんてきたんで、これは…「居残り佐平次」でした。

佐平次が「居残り」を決め込んでからの“喬太郎師匠ワールド”は期待通りの展開。だれでも知っている演目ですが、ここをいかにサゲまでもっていくか…

いままで聴いた中では志ん朝師匠のツヤがあってテンポのいい演目がやはりアタマから離れませんが、喬太郎師匠も“自分の世界”を持っていますからね、聴いてて心地よかったです。

ひさびさの寄席、昼夜ぶっ通しで丸一日ライブ感とともに堪能した4月上席でした。
コメント
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