哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

しょっぱい味

2022-01-15 15:54:00 | ちょっと気になる
ある家系ラーメン屋さんで昼めし、店内は昼時なんで男性客が多い中、若いファミリー層も来店されて、けっこう賑わっています。

「(心の中で…)あいかわらず、しょっぱいなぁ・・・」

何度か食べに来ているんだけど、どうも自分の舌では「しょっぱい」んですよね、

塩気なのか豚骨の味なのかわかりませんが、ラーメンのメニューを変えてもやはりしょっぱいんで、今回は「ラーメンがしょっぱいんなら、つけ麺ならどうだ…」で食べに来たんですが、やはり「しょっぱい」

それでも店内は客が絶えないのは・・・みんなこのしょっぱさを認めた上なんだろうか・・・と思わせるほどです。まあ人の味覚なんて人それぞれですから、もしかしたら自分だけなのかもしれませんが…。

店内見渡すと、ひとり客の中に若いファミリー層が子連れで来店しており、いっしょに「ラーメン」食べています・・・ラーメンを食べて・・・“しょっぱい”ラーメンを食べているんですよ。

親が当然連れてきて「有無を言わさずに食べさせている」んですよね。ラーメンですから、まあオトナもこどもも好きなんでしょうが…。

つまりある程度「親の食べ物の好き嫌い」「親の好みの味覚」に影響受けながら子供が育つ「食育」ってやつですよ。

味の濃い・薄い・辛い・甘い・・・子供はだんだんと親の好みに染められていくわけですよね。その子供がやがて人の親になって、好み・味覚が受け継がれていくことになる・・・これが繰り返されるわけですよ。

繊細で多彩な食文化がだんだんと画一化され、どちらかというと「濃いめ」「辛め」が好まれているということを聞いたことがあります。(半面、食材の味を大事にする動きもありますが)

子供の頃からこういった味覚が育まれる、育てる親の好みで育まれるってことは、食文化からしたらけっこう大事な事だと思います。

ちょっと考えただけでも恐ろしいもんだなぁ・・・とおもいつつ、「しょっぱいなぁ・・・このつけ麺!!」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする