昨日は、18時から夏祭りの準備、本番の今日は、朝の8時から10時くらいまで準備をしていたが、準備を終えたあと昼前から雨が降り出した。
町内会役員の次の集合は、午後4時だ。それまで写真の整理をしていた。
そのとき、見つけたのが伊吹山の山頂でのこの写真。
手を挙げているのが、登山ツアーのガイドだろうか。(駐車場に車をおいて遊歩道を歩いただけの客は、夏の平地と同じ格好)
この写真を見て一度に10人が命を落とした大雪山系の遭難事故、夏山でなぜこれだけの死者が出たのか。少しは分かる気がした。
伊吹山は、日帰りコースやツアー登山者の体験コースとして注目を浴びている登山スポット。この山でも「たかが標高1,000メートル級」と侮ることは禁物。
その昔、ヤマトタケル(日本武尊)が東征の帰途伊吹山の荒くれ神を退治しようと入山したところ、山中で大蛇(一説には大猪とも)と出合うも無視したため
、大蛇の化身だった荒くれ神が怒り狂って荒天候にしたという。
方向を失ったヤマトタケル「遭難者」となり、体力を激しく消耗した末にやっと伊勢にたどりついたが、そこで息を引き取ったと伝えられている。
(頂上に記念のヤマトタケルの像が建っている。)
ところで、高齢者は、若者に比べ寒さや暑さへの感度が鈍いため、「寒い」と気づいた時にはすでに手遅れで、動けない状態になってしまうことがあるそうだ。
亡くなった人の中には、薄い雨ガッパに長袖シャツ、スラックス姿や、持ってきた予備の服を体に巻き付けたまま倒れている人もいたという。
また、軽装の問題以外に行程に無理があったのではないかと指摘されている。
事故があったパーティーは、4泊5日の日程。このコースは、結構難度の高いコースらしい。悪天候など事態に応じてもう1泊追加というように計画を変更できる
ようなツアーであれば良かったのにと思われるが、旅行会社などにすれば料金設定の問題もあるらしい。しかし、企画した会社にはツアー客の安全管理
に対する責任と義務がある。
ツアーを主催したアミューズトラベルによると「同行するツアーガイドには、少しでも危険があれば、中止もしくは引き返すことを常日頃、教育してきたつもりだ。
本当に申し訳ない。…………………また、途中で引き返すという判断も、選択肢の一つとしてあっても良かった。」と言っている。
しかし、実際の山岳ガイドの対応としては、2003年に起きた今回と同じトムラウシ山で起きた遭難事故について書いているこの山岳ガイドの下記の「大雪Journal」の記事
が詳しい。
URLは、http://homepage.mac.com/hirosis/watching/watch031022.html
町内会役員の次の集合は、午後4時だ。それまで写真の整理をしていた。
そのとき、見つけたのが伊吹山の山頂でのこの写真。
手を挙げているのが、登山ツアーのガイドだろうか。(駐車場に車をおいて遊歩道を歩いただけの客は、夏の平地と同じ格好)
この写真を見て一度に10人が命を落とした大雪山系の遭難事故、夏山でなぜこれだけの死者が出たのか。少しは分かる気がした。
伊吹山は、日帰りコースやツアー登山者の体験コースとして注目を浴びている登山スポット。この山でも「たかが標高1,000メートル級」と侮ることは禁物。
その昔、ヤマトタケル(日本武尊)が東征の帰途伊吹山の荒くれ神を退治しようと入山したところ、山中で大蛇(一説には大猪とも)と出合うも無視したため
、大蛇の化身だった荒くれ神が怒り狂って荒天候にしたという。
方向を失ったヤマトタケル「遭難者」となり、体力を激しく消耗した末にやっと伊勢にたどりついたが、そこで息を引き取ったと伝えられている。
(頂上に記念のヤマトタケルの像が建っている。)
ところで、高齢者は、若者に比べ寒さや暑さへの感度が鈍いため、「寒い」と気づいた時にはすでに手遅れで、動けない状態になってしまうことがあるそうだ。
亡くなった人の中には、薄い雨ガッパに長袖シャツ、スラックス姿や、持ってきた予備の服を体に巻き付けたまま倒れている人もいたという。
また、軽装の問題以外に行程に無理があったのではないかと指摘されている。
事故があったパーティーは、4泊5日の日程。このコースは、結構難度の高いコースらしい。悪天候など事態に応じてもう1泊追加というように計画を変更できる
ようなツアーであれば良かったのにと思われるが、旅行会社などにすれば料金設定の問題もあるらしい。しかし、企画した会社にはツアー客の安全管理
に対する責任と義務がある。
ツアーを主催したアミューズトラベルによると「同行するツアーガイドには、少しでも危険があれば、中止もしくは引き返すことを常日頃、教育してきたつもりだ。
本当に申し訳ない。…………………また、途中で引き返すという判断も、選択肢の一つとしてあっても良かった。」と言っている。
しかし、実際の山岳ガイドの対応としては、2003年に起きた今回と同じトムラウシ山で起きた遭難事故について書いているこの山岳ガイドの下記の「大雪Journal」の記事
が詳しい。
URLは、http://homepage.mac.com/hirosis/watching/watch031022.html