
青島
青島は、日南海岸国定公園の最北端に位置する周囲が1.5km、面積4.4ha、最大標高5.7mの低平な小島。波蝕台の上に堆積してできた貝殻泥砂に
よってできている。
かって青島は、新婚旅行で人気を博していた時代がある。大きなきっかけとしては、1962年5月に現在の今上天皇、当時の皇太子皇太子妃がご訪問されたことによる。

今では陸続きの半島のようになっているが、かつては沖に浮かぶ小島だった。
(看板の写真から)

古くは「淡島(あわしま)」「歯朶の浮島(しだのうきしま)」「鴨就島(かもつくしま)」とも呼ばれ、山幸彦・海幸彦の神話伝説の舞台として知られている。
だから、神門の扁額には「鴨就宮」と書かれている。
祭神は、山幸彦である彦火火出見命、その妃である豊玉姫命、妃の父親の塩筒大神。

青島神社に2本揃って並ぶ霊木ビロウ樹。別名「夫婦蒲葵(ビロウ)」

ここから北に「木の花ドーム」が見える。
ドームの名称は、立地場所である木花の地域名と日本神話の木花之開耶姫にちなんでつけられた。多目的施設として使用され、巨人のキャンプ時には雨天時練習場としても
使用されている。そして、巨人はキャンプ初日の恒例行事としてこの青島神社で必勝祈願をしている。