サンシャインビタミン

みなさん、こんにちは。


今日2月3日は節分ですね。
節分は立春の前日のことを言い、
「春と冬を分ける節目の日」で「これから始まる新しい一年が、
不幸や災いのない一年になりますように」との願いが
この節分には込められているそうです。

こういった昔からの風習は意味合いも含めて、
大事にしていきたいものです。


さて、みなさんは“サンシャインビタミン”をご存知でしょうか？


サンシャインビタミンとは、「ビタミンD」のことであり、
日光を浴びることによって人の皮膚で作られるほか、
魚類や干シイタケ、卵などにも多く含まれています。

日本ではまだ認知度が低いこのビタミンDは、
カルシウムやリンの吸収を助けるだけではなく、
古い骨を壊して吸収し、新しい骨を作ることで、
骨の新陳代謝を高めて強化する働きも持っています。


ビタミンDのこのような働きから、私はビタミンDと聞くと、
骨粗しょう症の治療に使われるという印象があり、
実際に整形外科の現場でもビタミンDが処方されています。


しかし、最近の研究で、ビタミンDが冬季うつや、
乳がん、卵巣がん、大腸がんなどのがん、
花粉症等のアレルギー、インフルエンザの予防・改善、
糖尿病…といいった、幅広い病気の予防やリスク低下に
効果があるということが分かってきたというのです。

この研究結果に関しての実証はまだないようですので
はっきりとしたことは申し上げられませんが、
いずれにしても今後の臨床研究の結果を期待したいものです。


では。














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