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三角食べ |


みなさん、こんにちは。
みなさんは「三角食べ」という食事法をご存知ですか?
三角食べとは、
和食特有の食べ方で、
和食を食べる時にご飯と汁物、おかずを順序良く食べる方法で、
1970年代、日本の一部の学校における給食の指導で広められた食事法です。
つまり、バランス良く栄養を摂取でき、
食べ残しをなくそうとう考え方です。
この食事法のメリットは、
・バランス良く栄養が摂れる
・味覚を育てることができる
・口内調味ができる
という点です。
※口内調味
ご飯とおかずを交互に食べ、口の中で混ぜ合わせて味付けすること。
デメリットは、
・咀嚼回数の減少
・現代の食生活には実践が難しい
などが挙げられます。
三角食べで、汁物や飲み物でご飯やおかずを流し込むことで、咀嚼回数が減り、
消化吸収に負担がかかり、消化不良を起こすだけでなく、
食事の満腹感が得られなくなり、
早食い、ドカ食いに繋がり太りやすくなってしまいます。
特に現代は、
和洋混合の食事が多く、
純粋な和食を毎食食べるという習慣が少なくなったため、
中々三角食べをするのは厳しいのが現状です。
さらに外食のコース料理では、
この三角食べは実践できません。
つまり、三角食べが難しい食体系になってきていますので、
知識としてこういう食べ方があると頭の中に入れていただき、
ご自宅で和食中心の食事を食べられる際は、咀嚼回数に注意しながら
実践してみてはいかがでしょうか。
では。
