来年春にグランドオープンする大阪・阿倍野の超高層ビル「あべのハルカス」。その地下2階から14階までのフロアに入る近鉄本店タワー館が6月13日、先行オープン。最初の日曜日の16日に見てきました。
まずは外観から。
「あべのハルカス」。地下5階、地上60階、高さ300mの日本一高いビル。全体がカメラの視野に入らないぐらい巨大な建造物です。
横位置で撮ると、険しい山の頂の印象。
壁面のガラスに写る雲を突き抜けて、そびえ立つようにも見えます。
モノクロにすると、無機質な鋭さが際立ちます。
カミソリのようにシャープ。触るとけがをしそうな感じ。
反射する夏の強い太陽。
低層階にある通路。ガラスは緑色がかっています。
オープンを祝う看板。
JR天王寺駅(左側)と連絡する阿倍野歩道橋も一新されました。
大阪市が、阿倍野再開発事業の一環として、架け替え工事をし4月24日に完成。交差点をループ状に囲み、モダンな屋根付き。上空から見ると「あべの」の「a」の形になっています。
以前の、汚い殺風景な歩道橋とは大違い。ちゃんとデザインして造れば、歩道橋も良い都市空間になるという見本です。
ライブ演奏もあり、にぎわっていました。
さて、近鉄タワー館の中へ。
エレベーターやエスカレーターがある、開放的な吹き抜け「ウエルカム ガレリア」(2階)。
ピアノコンサートのイベント。
たくさんある婦人服のフロアのひとつ(3階)。
メンズ用品のフロア(7階)で見かけた「男の隠れ家」コーナー。
こんな書斎を持てたらな… と思います。男の夢ですね。
こちらはリビングのフロア(10階)。輸入・オリジナル家具の「ACTUS」。
涼しげなディスプレイですね(ACTUS)。人気のダーラヘスト刺繍入りタオル。この青色はあべの店限定色だそうです。
11階の美術画廊などをのぞいた後、グルメレストラン街(12~14階)へ。
超高級店から親しみやすい店まで44の店舗が並んでいます。とにかく人で人で… だれでも好みそうな店には順番待ちの列ができていました。
大阪になじみの店を集めた「大阪通」コーナーにあるひょうたんの置物。
「銀座アスター麺点庁」で昼食にしました。
頼んだのは、「海老タワー麺」(1,575円)。「あべのハルカス」の高さ300メートルをイメージした一品。
大きな海老がドカンと3匹。私の胃にはボリュームがありすぎましたが、味は良かったです。
オープン直後ということで、どの店もお祝いの胡蝶蘭が目立ちました。
カフェ・バーとダイニングの「IL MONDO(イル モンド)」には浜崎あゆみさんから。
フグ・季節料理の「春帆楼」には安倍首相や大臣から。重みがありますね~
本店が下関にあり、かつて伊藤博文や昭和天皇・皇后両陛下も訪れた老舗とか。
陽気な風船が人目を引いていた、カフェ・ダイニング・バーの「サーフサイド キッチン」。
こんどは地下のフード・シティ(地下1、2階)へ。
お菓子のフロア(地下1階)。
デザートバウムクーヘンの「クラブ ハリエ」はかなりの人だかりで、売り切れの商品も。人気があるんですかね。
食料品のフロア(地下2階)にある「あべの市場食堂」が面白い。買い物のついでに気軽に食べられるのが便利ですね。さっそくお客さんがたくさん入っていました。
ここで撮影は終わり。例によって酒のアテなど食料品を買い込み、帰ってきました。
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撮影カメラ ソニーRX100