この春から弁膜症手術のいわゆるMICS加算(小開胸内視鏡補助下弁膜症手術に対する点数加算)が認められるようになり、一斉に各施設がMICS手術を導入していく機運が高まっているものと思います。横須賀市立うわまち病院では、いち早くMICS手術を導入し、前々任部長の頃の2011年から数年の歴史があり、おそらく神奈川県では最も早く導入しています。現在のやり方までには変遷があります。今週も、とある大学病院の教授がMICSの僧帽弁形成術の見学に見えました。今後、そちらでもMICS手術を導入予定だそうで、導入に関して協力する予定です。
神奈川県内でもこれからスタンダードな治療法として広まっていくものと考えられます。